2度と戦いたくない!エルデンリングのクソボス5選

火の巨人ゲーム

はじめに

こんにちは、daimaです。

エルデンリング、皆さんはもうクリアされましたでしょうか?

私の場合、余暇にちょっとずつ進めていたことに加え、
想像以上の大ボリュームだったこともあり
発売から1年が過ぎた先日になって
ようやくラスボスまで辿り着くことができました。

思えば、ここに至るまで
実に多くのことがあったものです。

ダクソやブラボにはなかった
広大なフィールドを探索する新鮮さに驚かされ、
多くの魅力あるキャラクター達との出会いを楽しみ、
強敵達との手に汗握る戦いに興奮し…

正直どの部分を見ても事前の期待以上のもので、
これほどのゲームが日本から生まれ、
なおかつそれを自分が
リアルタイムで楽しめるということは
とても幸福なことだと感じたものでした。

しかし…
この世に完璧な人間が存在しないように
完璧なゲームもまた存在しないものです。

プレイ中、私が本作に対して
一度も理不尽を感じなかったかといえば
正直なところNOと答えざるを得ません。

そして、そんな理不尽の中でも特に
多くの方の共感を得られるのではないかと思うのが、
「強すぎる」「楽しくない」「イライラする」の
三拍子が揃った所謂「クソボス」の存在です。

本来こういうハクスラゲーにおいて
ボス戦は一つの醍醐味となるわけですが、
それも少しバランス調整を誤ると
時として「排泄物」のように感じられてしまうわけですね。

そのようなわけで改めて、本日のテーマは
「私がエルデンリングで2度と戦いたくないと感じた究極のクソボス5選」です。

なぜこのような記事を書こうと思ったかと言えばそれは、
私がこれまで感じてきた理不尽を皆様と共有し、供養した上で
改めて晴れ晴れとした気持ちでゲームクリアに臨みたいという、
主にそういうところからになります。

当然ながら、エルデンリングのゲーム内容の
ネタバレ満載の内容となりますので
未プレイの方はご注意ください。

それではどうぞ。

補足情報

本題に入る前に、私がこれまでどのような方針で
ゲームを進めてきたかを簡単に補足しておきます。

まず素性については
PVでかっこよく見えた魔術が使いたかったため星見を選び
ビルドは知性重視の魔術師ビルドで進めました。

ただ、プレイするうちに少しづつ
遠距離からチクチク攻めるチキンプレイに不満が募り、
途中で暗月の大剣を入手してからはラニ様への愛から
メインはそちらでサブに魔術というスタイルへと移行しました。

番外編 惜しくも(?)ランク外となったクソボスたち

ワースト5を発表する前に、
今回は惜しくも選外となった猛者たちをご紹介しておきます。

爛れた樹霊

爛れた樹霊

狭間の地の各地で遭遇する龍のような大型ボス。

その巨体から繰り出される
突進や打撃、ブレス攻撃はどれも非常に威力が高いうえに
攻撃の度に所狭しとフィールドを動き回るので
慣れるまでは中々攻撃のチャンスがつかめない難敵です。

特に密着状態になってしまうと
こいつの巨体でカメラが埋まって
何が何だか分からない状態になってしまうのが最悪でしたね。

その上登場エリアが決まって狭かったり、
足場の悪いばしょばかりだったことも
こいつの印象の悪さに拍車をかけています。

一方で、一つ一つの攻撃自体はきちんとタイミングを計れば
ローリングで普通に避けられるものばかりであり、
慣れれば案外あっさり勝ててしまう側面もあるので
今回はランク外としました。

王族の幽鬼

王族の幽鬼

こいつだけブラボの世界から
迷い込んできたんじゃないかと
疑いたくなるようなキモイ外見をしたボス。

普通にプレイしているとリエーニエの
王家領の廃墟地下で初めて戦う事になるのですが
私の場合はその強烈な突進攻撃と
ワープからの奇襲攻撃に翻弄され、
幾度となくリトライを強いられることになりました。

多少距離が離れていても
あっという間に間合いを詰められてしまうので
つぶて一発撃つのにもエスト便一回使うのにも
とにかく気が抜けない相手でしたね。

しかしながらこいつに関してはむしろ
ゲーム中盤以降にフィールド敵として再登場したことの方に
衝撃を受けた方が多かったのではないでしょうか。

真っ暗な地下エリアを探索中に、
突如こいつが地面から湧いて来た時の恐怖感と言ったら…
マジで心臓が止まるかと(笑)。

その上、フィールド敵として出現した際もワープは健在なので
遠距離からのチクチク戦法も通じない(ワープで即背後に回られてしまう)という徹底した厭らしさ。

今回の対象はボスのみなので
そちらの厄介さは考慮しませんでしたが、
もしボス以外でエルデンリングのクソ敵をランク付けするなら
こいつは間違いなく上位に入るでしょうね。

ラダゴンの赤狼

ラダゴンの赤狼

魔術学院レアルカリアで中ボスとして登場し、
それいこうは一部のフィールド上でも遭遇するわんこ。

発生と踏み込みに優れた噛みつきと
遠距離から時間差で放たれる魔術攻撃を組み合わせた
隙の少ない戦闘スタイルも厄介ですが、
それ以上にこいつの撃破難度を上げている要因は
なんといってもそのスピードです。

戦闘中にやたらと動き回るため
こちらの設置技などが効きづらいだけでなく
味方の遺灰が追いつけず
攻撃に参加できないこともしばしば。

特にフィールドで遭遇する方は
こちらの攻撃チャンスとなるモーションが
レアルカリアの個体より少なくなっており
正面からまともに戦おうとすると苦戦は必至です。

特に聖別雪原ででてくるやつは
吹雪で視界が悪い中で
見えない位置から魔術を打ちまくってきやがるので
軽く殺意が湧きました。

ただ幸いにもボスにしては体力が低いという弱点があり、
またフィールドで出る個体については
超遠距離からローレッタ等で辛抱強く削るなどの
解決策がなくもないので
今回ランク入りしたボスに比べれば
まだストレス度合いはましな方でした。

もしフィールド版が
強制戦闘ボスとして出てきていて、
なおかつ体力がもう少し上がっていたら
ランク入りしていたかもしれないですね。

ルーンベア

ルーンベア

リムグレイブにある穴下りの洞窟のボスでありながら
フィールド敵としても普通に登場する熊。

ゲーム序盤から遭遇する敵とは思えないほど
圧倒的な体力と攻撃力をもち、
おまけに移動速度も速いため
一度見つかるとトレントに乗っていても
逃げ切ることは困難です。

エルデンリングを始めて間もないころに
初めて見かけたこいつに好奇心からちょっかいを出して
リムグレイブの土となった迂闊なプレイヤーは私だけではないでしょう。

一方ボスとして戦う際は狭い洞窟の中での戦闘となり
初見時はその見た目もあってパニックになること必至。

ただ、フロムゲーの一つのセオリーとして
「下手に下がるより思い切って懐に飛び込んだ方が安全」
という点がこいつにも当てはまり、
それにきづくことができれば案外すんなり勝ててしまう事も。

良くも悪くも、「エルデンリングはこういうゲームなのだ」
ということを初心者に叩き込む役割を与えられた敵でしたね。

エルデンリングで2度と戦いたくないと感じた究極のクソボス5選

ワースト5位 魔術教授ミリアム

魔術教授ミリアム

魔導教授ミリアムの検索サジェスト

googleの検索窓に名前を入れると
検索候補に「ゴミ」「うざい」などの単語が並ぶ女。
それが魔術教授ミリアム。

ゲーム中盤から行けるようになる
カーリアの書院で遭遇する敵対NPCなのですが、
こいつが嫌われる最大の理由はその徹底的なまでの
ガン逃げ&シューティングスタイルにあります。

プレイヤーと距離が離れている場合は
超射程&超火力のローレッタの大弓を一方的に連射し、
近づかれれば設置技の降り注ぐ魔力や
近距離魔術のカーリアの速剣で迎撃する嫌らしさ。

その上、カーリアの書院では
頻繁に雑魚敵(霊体)が沸くため
雑魚の対処に手間取っているうちに
ローレッタが飛んできて死亡…
なんてこともしばしば。

それでもめげずに体力を削り、
書院の最上階まで追い詰めると
今度はノーモーションワープと
ローレッタを組み合わせた
正真正銘のガン逃げ戦法を披露。

これが実にインチキ極まるもので、
正面から馬鹿正直に追いかけ続けていては
近づく→ワープで逃げられるの繰り返しとなり
トムとジェリーの如く
延々と終わらない鬼ごっこを演じるハメになります。

一応、これには抜け道があって
最上階からさらに梯子を登って
天井の梁まで移動することで
ミリアムの警戒が解け
上からの奇襲攻撃が可能。

また軽装ゆえに怯みやすく
近距離では脆いなどの弱点もあるのですが
その場合でもヘタをすると速剣などで
やられてしまうことがあり、
ともかく最後まで気が抜けない敵でした。

地の利を生かした個性的な戦術や
近距離戦というわかりやすい弱点がある点は良かったのですが、
それにしても戦い方があまりにもクレバーすぎて、
初見時の印象はとにかく最悪でしたね。

ワースト4位 火の巨人

火の巨人

終盤のステージの一つである
巨人たちの山嶺の最奥部で待ち受けるボスキャラクター。

その最大の個性は何と言っても
近距離ではカメラに収まりきらないほどの圧倒的な巨体です。

初めてこいつに遭遇した時の、
画面の奥から文字通り山みたいな巨人が
のっしのっしと歩いてくる姿に
度肝を抜かれたプレイヤーは私だけではないはず。

しかしながら…
この火の巨人、私的には正直戦っていて
あまり面白く感じられないボスの筆頭だったんですよね。

そのデカさゆえ、基本的に
足首をペチペチする地味な構図になりがちな上に
近づくと相手がカメラに収まりきらないので
相手のモーションが見えず何をしてるか分かりづらい。

やたら体力が高いくせに
ある程度攻撃を入れるとすぐにでんぐり返しで逃げるので
やたらと戦いが長引きがちなのもしんどかったです。

初見時の「こんなやつと戦えるのかよ!?」という衝撃とか、
開発側のプレイヤーを驚かせようという心意気が
伝わってくるところなんかは好きなんですが
それが戦闘の面白さまで繋がってない感があったのが辛かったですね…

ワースト3位 英雄のガーゴイル

英雄のガーゴイル

英雄のガーゴイルのサジェスト

ゴミ2号。

星砕きのラダーン撃破後に行けるようになる
永遠の都、ノクローンで遭遇するボス。

戦闘開始当初は単体だけど、
ある程度体力を減らすと二体目が乱入してくる、
ダクソでいう鐘のガーゴイルタイプのボスなのですが、
こいつの特徴は単体ですら恐ろしく強いということです。

1撃1撃が極めて重く、速い上に
巨体でありながらすばしっこく跳ね回るため
こちらの設置技が当たりづらい上に、
普段頼りにしていたオレグ君(遺灰)の攻撃が
ほとんど届かなくなるという問題まで発生。

それでもなんとか半分ほど体力を削ったと思ったら
画面の奥から二体目が湧いてきた時には
心の底から絶望したものでした。

また、こいつに関しては攻撃手段の一つである
毒霧攻撃(通称ゲロ)の厄介さも語り草ですね。

非常に広範囲かつ残留性があるため回避が難しく
二体の猛攻撃を捌きながら解毒する暇もないので
死ぬ気で回避しないとマジで死ねます。

そんな途轍もない厄介さを誇る英雄のガーゴイルに
初見時30回ほどリトライした私は
その時点で一度撃破を断念。

最終手段であるレベル上げをし直してから
再挑戦することで何とか勝利を得ることができたのでした。

こいつと戦った時には
数の暴力の恐ろしさというものを
しみじみと味わわされましたね。

その分、撃破時の痛快さは相当なものでしたが
理不尽さを感じたのは変わりないのでこの順位で。

ワースト2位 神肌のふたり

神肌のふたり

実質的なラストダンジョンである
崩れゆくファルム・アズラに出現する
デブ(神肌の貴種)とノッポ(神肌の使徒)の2人組。

またもや複数ボスですが、
エルデンリングの中でもこいつらが
最クソボスと言われる理由の半分以上は
デブの方が繰り出すローリング攻撃(通称 肉弾戦車)にあります。

神肌の貴種 ローリング攻撃

この攻撃、ただでさえ
当たり判定が強い上に追尾性があるため
ローリングではまず回避できず、
かといって盾など構えようものなら
ダクソの車輪骸骨もかくやのスピードで
スタミナをゴリゴリ削られた挙句にぶっ飛ばされます。

さらに攻撃の持続時間もやたらと長く、
被弾後の起き上がりに重なる形で追撃をもらい
そのまま昇天することも珍しくありません。

その脅威はこれ以前に
初めてデブ単体と対峙した時から
嫌というほど思い知らされており、
初めて肉弾戦車で轢殺された直後には思わず
「これはだめでしょ」と
声が漏れてしまったものでした(実話)。

で、ファルム・アズラでは
それがお供を引き連れて
二体で攻めてくるというのだから
遭遇時はマジで「やめてくれよ…」という気持ちでした。

もちろんローリングは絶対回避不可ということはなく
デブの進行方向に横方向に全力ダッシュすれば
回避することはできるのですが
その間ノッポも動き続けているわけで
戦っていて非常に神経を削られます。

何度も戦ううち、
「こいつらとまともにやり合っても仕方ない」
と判断した私は最終的に
遺灰でタゲ分散しつつ、
アプデで強化された月光剣連打で
デブが回る前に殺すという、
「理不尽には理不尽をぶつけんだよ」
方式でねじ伏せてやりました。

ちなみに私の場合幸いそれほど
問題にはなりませんでしたが
こいつらは普通に倒しても
一定時間すると復活する仕様があり、
撃破までには双方をそれぞれ二回づつくらい倒す必要があります。

終盤も終盤だし、
開発側としても爪痕を残す
敵を配置したかったのかもしれないですが
こいつらに関してはとにかく
プレイヤースキルとかそういう次元ではないレベルで理不尽感がひどく、
まともに攻略しようという気すら湧きませんでした。

せめて肉弾戦者の
あのしつこい持続がなければ
まだ許せたような気もするのですが…

ワースト1位 坩堝の騎士、オルドビドス

オルドビドス

オルドビドス

発売直後からプレイヤーに対する
その余りの嫌がらせぶりで賛否両論を巻き起こした
英雄墓ダンジョンの一つである
アウレーザの英雄墓の最奥部で待ち受けるボス。

例によって(まただよ…)複数ボスであり、
槍を持ったもう一体の坩堝の騎士を
引き連れてのバトルとなります。

さて、こいつらの何がやばいかというと
一つはとにかく怯まないということです。

ガチガチに鎧を着込んだ外見から想像できる通り
やたらと強靭が高く、ほとんどの攻撃で怯ませることができません。

なので1つのセオリーとしては
パリィ(相手の攻撃に合わせて盾を振ること)を狙うことになるのですが
その頃の私はほぼ魔術一本槍で進めてきたため
パリィを絡めた戦術がまず選択肢としてありませんでした。

なので間合いを図りながら
コツコツ礫をぶつけるしかなかったのですが
ボス部屋が狭く、加えてこいつらは
やたらと踏み込みが深いため
少しでも間合いを図り間違えると
途端に強烈な一撃をお見舞いされてしまいます。

その上、AIがこちらの回復行為を
積極的に狩るように組まれているため
HPとFPを同時に管理しなくてはならない魔術師にとっては
回復のタイミングを測るだけでも一苦労。

で、そうこうして居る間に遺灰がお亡くなりになって
あとは数の暴力で押し潰されるというのがお決まりのパターンでした。

この時の私は、例えるなら
最終形態フリーザの前で絶望するベジータのような心境。

何をどう考えても勝ち筋が見当たらねぇ…
もう駄目だぁ おしまいだぁ…
みたいな。

結局初見時はその繰り返しで
合計50回以上は殺されたでしょうか。

本来ならもっと早く撤退すべきだったのですが、
それまで死ぬほど面倒臭い
アウレーザの英雄墓の道中をやっとこさ越えて
ボスまで辿り着いたということもあって
なかなか踏ん切りがつかなかったんですよね。

まぁ、それでも最後には
泣く泣く撤退を選ぶことになったのですが。

かくしてアウレーザから
這う這うの体で逃げ出した私は
その後はしばらくトラウマが抜けず、
一旦メインストーリー攻略に戻って
更なるレベル上げと
心身のリハビリを図ることにしました。

それで、最初の挑戦時から
20はレベルが上がった頃でしょうか。

ここまでくれば流石に余裕だろうと思って
リベンジを挑んだわけですが
それでもまだ楽ではなかったですね。

最終的に勝てはしたのですが、
何度かリトライして
勝ったも結構紙一重の状態でという。

さらにいうと、その時の気持ちとしては
「強敵を打ち倒した!」という喜びよりも
「やっと終わったか…」という
徒労感の方が強かったことを覚えています。

魔術師以外のビルドだったら、
あるいは私の腕がもっと良かったら
こいつらとの戦いも楽しむことができたんでしょうかね…?

最後に

以上、2度と戦いたくないエルデンリングのクソボス5選でした。

まぁここに挙げた連中には
本当に苦しめられはしましたが、
クリア目前となった今振り返ってみると
それもまた良い思い出だったといえるかもしれません。

少なくともダクソ1の
混沌の苗床とか四人の公王のような
極端な理不尽を感じるボスはいませんでしたしね。

ちなみに噂に名高い
某マレニアとの対戦はまだこれからです。

それが、困難ではあっても
理不尽ではないものであれば良いのですが…

タイトルとURLをコピーしました