【2022最新】マニアもビビった!トラウマ級に怖いSCP8選

SCP

はじめに

2016年ごろから
動画サイトやなどを通じて
日本でも徐々に人気が高まった
米国発祥のシェアワールド形
短編ホラー投稿サイトSCP財団

特にインターネット界隈の
サブカルチャー方面への影響は大きく、
SCP財団を読んだことが無くとも
「SCP」「アノマリー」「オブジェクトクラス」
などとの単語を目にしたことはある
という方も多いのではないでしょうか。

さて本日は、そんなSCP財団の中でも
私が心底恐怖を感じ、
一時期はは日常生活に支障をきたしたほど
震えあがらせられた
本当に怖いSCP報告書
可能な限り簡潔に、
わかりやすくご紹介します。

SCP報告書は
これまでにも当サイトで数多くご紹介してきましたが
本日セレクトしたのは未だ当サイトでは
取り上げたことのない報告書ばかり。

中には、本記事の投稿時点では
まだ日本語版に翻訳されていない
最新最恐の報告書なんかも含まれています。

それでは、
心の準備が出来たなら
私と一緒に
SCP財団の恐ろしくも素晴らしい世界を覗いてみましょう!

各SCPの紹介と解説

SCP-5140 エベレスト

エベレスト

SCP-5140 - SCP財団

SCP-5140はエベレストの各所に点在する
多数の凍結した遺体です。

エベレストで遺体というと、
あまりの高所ゆえに
回収されず残された登山者たちの遺体の話を
耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、
そこはSCP財団。
ただの遺体であれば
SCPに登録するはずはありません。

SCP-5140には、
触れたものの体温を再現なく奪って死にいたらしめ
更に死後その対象を新たなSCP-5140とする異常性があるのです。

世界一高い山として
毎年のように世界中から登山者が訪れるエベレストに
こんな物騒なものが転がっていては困るので、
これを知った財団は機動部隊を派遣し、
SCP-5140の実例群を雪深くに埋める計画を立てました。

かくしてエベレストに派遣された
機動部隊デルタ-14 “ウィンター・ワンダーランド”
途中までは順調に埋立を進めていたものの、
山頂ももうすぐと言ったところで、
異常なほど大量のSCP-5140実例を発見します。

…まるで、誰かがそれを掘り起こしたかのように。

以下は、任務中の彼らの通信記録の抜粋です。

| 11122015████Z
| 優先トラフィック
| TO: ベースキャンプ
| FROM: MTFD14>CSMITH9
| RE: 年次5140遠征

山頂に近付いている
異常なほど大量の実例
昨日から19体と遭遇
古い実例が掘り起こされている?

埋めても埋めても増え続けるSCP-5140実例。

それでも任務を続ける機動部隊でしたが、
その過程でとうとう
メンバーの一人がSCP-5140実例と接触し、
死亡してしまいます。

| 11122015████Z
| 優先トラフィック
| TO: ベースキャンプ
| FROM: MTFD14>CSMITH9
| RE: 年次5140遠征

ステップを下降
パトリックが死体に触れた
私とアーノルドで彼を埋葬した

メンバーの埋葬を終え、
中国側ルートの下降を試みた彼らは
そこで引き裂かれたテントと
中で丸まった3体の実例
を発見。

まるで、実体が一人でに
動いたとしか思えないこの発見を機に、
事態は一層緊迫の度合いを増していきます。

| 11122015████Z
| 優先トラフィック
| TO: ベースキャンプ
| FROM: MTFD14>CSMITH9
| RE: 年次5140遠征

死体の塊が道を塞いでいる
1体が地面から手を伸ばした
アーノルドを掴んだ
アーノルドは奴らの仲間になった
私は来た方に走って逃げた
下山できない
戻ることもできない
アーノルドは食料を運んでいた
酸素タンクの残量1つ
助けてくれ

| 11122015████Z
| 優先トラフィック
| TO: ベースキャンプ
| FROM: MTFD14>CSMITH9
| RE: 年次5140遠征

奴らは動いている
山頂に来るな
地面は安全じゃない
エベレストに人を登らせるな
この山は危険だ

この通信を最後に、財団の管制官が
彼らの声を聞くことは二度とありませんでした…

その後、通信が途絶えてから1時間36分後に
別の機動部隊が現場にへと到着したものの、
その場にはなぜかSCP-5140実例が1体もおらず、
残されていたのは不十分な酸素摂取量に起因する
窒息で死亡したと観られるスミス(最後まで通信を行なっていた隊員)の遺体のみ。

この状況から財団は、
スミスが酸素不足によってSCP-5140実例に襲われる
幻覚を見た末に死亡したものと判断したのですが…

エベレストのサーモグラフィ画像

エベレスト山のスキャン画像。明るい区域は高いSCP-5140密度を示す。

事象概要: 地球温暖化の結果、
エベレストでは顕著な氷床と雪だまりの解凍が発生している。

この解凍は現地時間11:49 に大規模な雪崩を引き起こし、大量の雪が山頂から滑落した。

雪の厚みが減ったために、スキャン撮像飛行機は雪の下に相当量のSCP-5140実例を検出可能になった。

さらなる発掘作業は、SCP-5140実例群が
エベレスト山そのものの少なからぬ部分を形成していることを明らかにした。

現在、エベレスト山の質量の45%は死体で形成されていると推定される。

うわああああ

なんということでしょう。

スミスが最期に見たものは
幻覚などではなく全て現実だったのです。

このとんでもない規模の異常に対して、
財団はエベレスト山の登山制限を厳格化するなどして
事実の隠蔽を図っているようですが、
エベレストの知名度を考えれば
それもいつまで保つか知れたものじゃありません。

それどころか…
もし温暖化がこのまま進行して、
大量のSCP-5140実例群が解き放たれてしまったら…

その時こそ
人類の終わりの始まりなのかも知れないですね。

SCP-4885 - 彼を探せ

SCP-4885 - SCP財団

私のために祈る必要はない。
代わりに、ウォルドが見つからないよう祈ってくれ。

(※「ウォルド」は米国におけるウォーリーの名称)

「ウォーリーを探せ!」といえば
人がたくさん描かれた絵の中から
ウォーリーや仲間たちを見つけ出す
有名な人気絵本シリーズですよね。

子供の頃に楽しく遊んだ思い出がある人も
多いのではないでしょうか。

しかし、このSCP-4885は
ウォーリーはウォーリーでも、
逆に"決して探してはいけない"ウォーリーなのです。

SCP-4885の外観は、
赤と白のボブルハットに
ジーンズを着用をした人型実体という
ウォーリーそのものといった風貌なのですが、
肌の色は青白く、目は欠如しており、
誰かがSCP-4885の正確な居場所を知った時に
ある恐ろしい行動を開始します。

上記の条件が満たされた場合、
SCP-4885は対象者がどれだけ遠くにいようと
即座にその体内へと瞬間移動し、
顎を無理矢理こじ開けて
肉体を破壊しつつ外へと抜け出そうとします。

この過程で対象者は
ほぼ確実に死亡するわけですが、
その死体からは黄色い液体が流れ続けて全身を覆い、
やがてその皮膚表面にウォーリーを探せ!の
書籍に見られるような複雑なイラストを浮かび上がらせます。

(この状態になった死体をSCP-4885-1と呼称します)

そして、ここからが更に恐ろしいのですが、
SCP-4885は自分自身だけでなく、
SCP-4885-1の位置を知った人間の所にもワープしてくるのです。

これはつまり、SCP-4885を放置すれば、
犠牲者の連鎖反応であっという間に
世界中がSCP-4885-1で溢れ返りかねない
ということを意味します。

加えて、居場所を知っているというだけで
瞬間移動して殺害してくる性質上、
SCP-4885本体を収容することも原理的に不可能です。

この悪夢のようなアノマリーに対し
財団はドローンやAI、アルゴリズムを駆使した
手順インヴィニエント・エウムを考案したのですが、
その場合でも結局誰かがアルゴリズムを考え出す必要があるため
収容の確実性には疑念が残ります。

O5ですら匙を投げたこの状況の中、
SCP-4885を完全に封じ込める方法など
存在するのでしょうか?

その結末はあえてここには記しませんので、
興味が湧いた方は上記リンクより
実際の報告書を確認してみてください。

SCP-5040 - 血の涙

SCP-5040 - SCP財団

SCP-5040は、不特定多数の人々の記憶に存在する
“血の涙”というタイトルの日本のホラー映画です。

しかしながら過去に
そのような映画が存在した記録はなく、
役者や登場人物の名前、セリフなども
観た(と主張する)人によってばらつきがあります。

一方で、映画のオープニング、クライマックス、
エンディングについては大まかな一貫性があり、
財団はそれらを総合して、
鑑賞者が上映に参加した際の記憶の
最も一般的な流れの概要を作成しました(補遺5040-プライム)。

以下にその内容を引用します。
(※~~~(波線)内は映画の内容)

補遺5040-プライム:

上映は常に日没時に開始します。
その日/その時刻に事前の予定があった場合、対象者はその予定が不測の事態によって突然キャンセルされた/解決したことを知ります。
対象者は空いた時間を使い、地元の映画館で映画を観賞しようと決めます。

到着した対象者は、チケット売場に詰め掛ける大勢の人だかりを目撃し、
映画館全体が特別なイベント — 批評家に絶賛されているレア映画の一回限りの上映 — のために貸し切られていると知ります。
入場料は無料です。対象者は興奮して引き込まれ、好奇心からチケットを買う列に並びます。

対象者が上映室に入った時点で、殆どの座席は既に埋まっていますが、
後列に1ヶ所の空席が見つかります。

対象者は、例えそれが現地文化では一般的でない場合でも、
観客の多くが使い捨てのフェイスマスクを付けていることに気付きます。
対象者の隣の席に座る女性も、彼女の隣に座る別の女性も、同じようなマスクを付けています。

残りの座席は速やかに埋まりますが、観客は入場し続けます。
照明が暗くなる時点までに、観客は通路と階段を完全に埋め尽くし、
出入口の周辺エリアだけが空いた状態になります。

未知の液体の袋を下げた点滴スタンドが
群衆の中から突き出しているのが見えることもありますが、
点滴が誰に繋がっているかを明確に示すものはありません。

対象者はまた、劇場の他の場所にいる
マスクを付けた観客の1人が病衣を着ているのに気付く場合があります。

上映前の予告編や広告はありません。上映が始まると、館内は静かになります。

~~~
映画は女性主人公がありふれた日常生活を送っている様子から始まる。
彼女は突然、正体不明の人物からの電話を受け、恋人が入院したと伝えられる。
アパートを出て病院へ向かおうとした主人公は、1人の男性に襲われて意識を失う。

主人公は見慣れない建物の中で、手足を縛られた状態で目を覚ます。
彼女の他にも数多くの女性が囚われており、うち数名はまだ無意識のままである。
女性たちは脱出の可能性を短時間話し合うが、誘拐犯の男性が姿を現したために中断する。
誘拐犯は女性の1人が泣いているのを見て、躊躇うことなく彼女を殺害する。
誘拐犯は、捕虜の女性たちが泣かなかった場合に限り、24時間後には解放するつもりだと説明する。

映画を通して、誘拐犯は女性たちに様々な肉体的・精神的拷問を加え続ける。
女性たちは必死に努力するものの、涙を抑えることができずに1人ずつ殺害され、遂に主人公だけが残る。
主人公の決意に苛立った誘拐犯は徐々に拷問をエスカレートさせるが、
主人公は誘拐犯をなじるばかりであり、彼をますます激高させる。
~~~

主人公が誘拐犯に対して所信を表明する際、対象者は台詞に若干のエコーがかかっているようだと気付きます。
対象者はやがて、隣に座っている2人の女性が、台詞の一字一句全てを静かに繰り返しているのだと悟ります。
さらに注目した場合、対象者は女性2人のマスクの下半分に大量の唾液が染み込んでおり、
爪に血がにじむほどの強さで手を握り合わせているのを目の当たりにします。

~~~
映画のクライマックスで、誘拐犯は両刃カミソリを持って主人公に近付き、
もし解放されても彼女はその後の人生を醜く歪んだ顔で生きることになると宣言する。
ここから2人は、内面的/外面的な美しさの性質、社会における女性の価値、
弱さを表明することに対しての社会的スティグマなどを巡って口論する。
最終的に、誘拐犯はしびれを切らし、主人公を床に投げ倒して顔を掴む。
~~~

この時点から、対象者には不特定数の観客の呻き声が聞こえ始めます。

~~~
誘拐犯は主人公の下唇を親指と人差し指でつまみ、
カミソリの刃で口角から顎までの深い裂傷を刻み込む。
彼は雑に引き切るようにして刃を動かし、主人公の下唇を部分的に切除する。
誘拐犯が主人公を嘲るために手を止めた時、彼女はその機会を利用して、
自らの歯でカミソリを彼から奪い取る。誘拐犯が反応する前に、主人公は彼の左目を切り裂く。

絶叫する誘拐犯の顔から血液と硝子体液がこぼれ、
主人公がカミソリを使って拘束を切断する余裕ができる。
激怒し、半分盲目になった誘拐犯は、
主人公の下唇の残りを掴んで勢いよく引っ張り、
下唇と右頬の大きな断片を彼女の顔から引き剥がす。

誘拐犯が満足を表明した時、
主人公は完全に自由の身となり、カミソリで誘拐犯の喉を裂く
~~~

映画の序盤における殺人の筋書きはしばしば影響者ごとに異なりますが、
インタビューを受けた全ての人物は暴力的なクライマックスについての一貫した説明を行い、
映画の他のどの場面よりも遥かに明確な回想記憶を示しました。

また、対象者の~80%は、映画のクライマックスに激しい恐怖心が伴ったものの、
その感情は映画自体に起因してはいなかったと報告しました。

~~~
主人公は出口へと急ぎ、誘拐犯は床に倒れたまま出血で死に至る。
負傷のために言葉は不明瞭だが、
主人公は最後にもう一度だけ誘拐犯を嘲笑するために立ち止まり、
彼は“血の涙を流した”のだから自分のルールに従って死ぬべきだと冷静に告げる。

場面は唐突に不特定時点の未来へと転換する。
フェイスマスクを着用して裂けた口を隠した主人公が、
周りにいるパパラッチの集団を無視して通りを歩き、アパートへ向かっている。
ようやく寝室に辿り着くと、主人公は静かにマスクを外し、鏡に映る自らの姿を見つめる。
彼女は失われた顔の下半分を無言で凝視し、涙を流す。
数分かけて、彼女のすすり泣きは激しい嗚咽と甲高い叫び声へと激化してゆく。
画面が暗転してエンドロールが始まるが、
主人公の泣き声は他の音響を一切伴わずにエンドロール終了時まで継続する。
~~~

上映終了後、他の観客たちは概ね無言のままで、上映室を出ながら囁きだけを交わします。
対象者たちは上映室を出る途中で、床に小さな赤い液体溜まりや染みを目撃したと主張しています。

この時点以降も上映室に居座る対象者は、
自分が歓迎されていないという感覚の高まりを経験し、
やがてその感情に突き動かされて立ち去ります。

…以上が
補遺5040-プライムの内容であり、
報告書の記述もこれですべてとなります。

本当に存在したら、
R-18指定は間違いないであろう映画の内容もそうですが、
他の観客の行動や映画館の雰囲気もなんとも不気味ですね。

本当に、この映画がかつて上映されたのか…?
それともなんらかの目的で
観たという偽装記憶が植え付けられたのか…?

考えれば考えるほど、
謎と恐怖は深まるばかりです…

SCP-540-JP - んぼぼぼぼさん

scp-540-jp

んぼぼぼぼさん - SCP財団

████: クラスのみんなと私は、すぐにケンちゃんが
「ンボボボさん」の呪いにかかったんだと思いました。
その噂はすぐに学校中に広まって、その2日後の昼休みには
5年生の人たちが私たちの教室にいっぱい集まってケンちゃんを見に来ました。

ケンちゃんが「ンボボボさん」になったのはその時でした。

日本支部のSCP-540-JP報告書に記録されているのは、
千葉県の奥宮小学校に通う5年生の金田賢治君が、
ある日突然、「ンボボボさん」なる存在に
突然変異してしまったという、俄には信じ難い事例です。

では「ンボボボさん」とは何者かと言うと
これは金田君の通っていた学校で流行していた一種の怪談であり、
頭に大きなに袋って本を読み「んぼぼぼ」としか
喋らないものとされています。

学校でその「ンボボボさん」が話題となっていたある日、
金田君はお小遣いで買い揃えた何も書かれていない無印手帳を
「ンボボボさんから奪った」と称して、
ンボボボさんの真似をする遊びを思いつきました。

彼のこの行動は当初
同じクラスの中の注目を集めただけでしたが、
それが3日も続くようになると、
噂を聞いた他のクラスや学年の生徒までが
見にくるようになったのでした。

しかし、その3日目に
金田君は他の生徒たちの眼前で突如として
「ンボボボさん」に変貌してしまったのです。

こうして「ンボボボさん」となった金田君は
不定期的に「んぼぼぼ」と発語するのみで、
外部とのコミュニケーションを一切行わなくなってしまいました。

また、その頭部は袋を被ったような形状に変形していたのですが、
これは何かを被っているわけではなく本当に身体の一部となっており、
その皮膚はごわごわと固く、
首元には多数のしわが寄っていたと記録されています。

その後、この現象を認知した財団は
「金田君だったもの」をSCP-540-JPに指定し、
奥宮小学校に通う全ての生徒と地域住民への
記憶処理を行った上でこれを収容しました。

かくして金田君の人生も、
彼が存在したという痕跡もすべてが消え去ったのでした。

ちょっとふざけただけで全てを失った金田君の立場からすると
極めて不条理としか言いようのないこの現象ですが、
財団はその原因について後に
、「ンボボボさんに扮した
金田君を見に来た大勢の生徒たちの表層意識が、
他よりもたまたま現実性が希薄だった事件現場の教室内で
金田君に過剰集中したことによって発生した偶発的な現実改変事象」

だったとする仮説を立てています。

███研究員: 複数の表層意識による改変強度を単純な足し算のように加算することはできないはずです。

土橋博士: そこで「ンボボボさん」です。複数の人間が発揮する改変強度が、
それぞれ独立した力として存在しているのは、その根源たる表層意識が全く異なるものだからです。
ですが、その表層意識群が全て同じものであったならどうでしょう。

土橋博士: 今回は「ンボボボさん」という明白なイメージを学校中の生徒が都市伝説という形で共有していた。
非常に類似性の高い50以上の表層意識が、SCP-540-JPという現実性希薄領域内で、
金田賢治君という1つの対象に集中してしまい、現実改変が起こってしまった。
非常に稀な集団による現実改変が行われてしまったのです。というのが私の推測です。

若桑博士: 今回の現実改変は彼のクラスメイトらによるものだった、ということですね。

土橋博士: ええ。

███研究員: 集団による現実改変の前例はあるんでしょうか。

土橋博士: 明確にこれという事例は確認されていません。
部門内の一部で実現の可能性は示されていましたが、現実性異常に関わる実験は危険かつ大掛かりなもので、
ただの思いつきに立証実験は許可されてきませんでした。
SCP-540-JP-Aの起源調査を契機に、立証実験をぜひそちらからも勧めて頂きたい。

言ってしまえばこれは不幸な事故であり、
それ以上でもそれ以下でもなかったというわけですが、
むしろその理不尽さが
いつ誰の身に降りかかるかわからない
という意味で恐ろしい話でしたね。

SCP-CN-2801 - 尛熋-CN⚠2801

SCiPnet/theLittle99teDDy

尛熋-CN⚠2801 - SCP財団

ほら、手を伸ばしてごらん

明かりはみんな消えちゃった。部屋に戻ってお休みなさい

個人的に、
エッジの効いた報告書が多い印象がある
中国支部の報告書。

その内容については…
あえて多くは語りません。
まずは一度、ご体験いただければと。

※閲覧の際はイヤホンの着用をお勧めします。

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怖いけれど、ともすると
これは一体なんだったんだろうと
思ってしまうこの報告書。

私も分かったようなわからないような
不思議な感覚に陥りましたが、
最後に飛ばされるディスカッションには
著者自身による読解のヒントが記されていました。

ひょっとすると、初めから小熊ではなかったのかもしれない。

今、小熊は去った。もう帰ってくることはない。夜に現れることは二度と無いだろう。

小熊は致死的なアノマリーというわけではありません。
それは人の潜在意識に存在する、ある種の「守護神」なのです。
小熊の出現は、2801がすでに現れていることを意味します。
この時、小熊は2801に一時的に「覆いかぶさって」おり、
私たちに2801の致死的影響が伝わるのを遅らせているのです。
(記録 # 172を例に取って)ここでは環境的要因により、
小熊は顕現できず、2801を遮ることができませんした。
そのため、被害者は直に2801を見てしまったのです。

(「文章に矛盾した箇所がある」との指摘に対する回答)実際のところ、
記事は全体が2801の影響を受けています。
こうした影響の最終目的は、読者に小熊への恐怖を抱かせ、
心の中の「守護神」を排除させることで、2801の致死的汚染に直接曝させることにあります。

つまり、「テスト」で対話を行なったあの人物(?)は、
悪意を持って私たちをSCP-2801に
直接暴露させようとしていたということでしょうか。

それが財団の意図したものなのか、
あるいはそうでないのかは不明ですが、
触れてはならない闇のようなものを感じずにはいられませんね…

SCP-1019-JP - ██県 ███市 ██町2丁目へ-9

SCP-1019-JP

宅内部の様子。撮影時、SCP-1019-JP-A-1が出現していたと記録されているが、画像として記録することには失敗した。

SCP-1019-JP - SCP財団

…いいえ。あなた以外この家には誰もいません。
何か気になる点でも?

SCP-1019-JPは
日本のとある一般住宅内で発生する異常現象です。

SCP-1019-JP内部に誰かが住んでいる場合、
ドアや窓、亀裂などの「隙間」に、
人型の実態(SCP-1019-JP-A)が出現します。

確認されている実体の容姿は以下の通りです。

SCP-1019-JP-A-1赤いコートを着用した身長197cmの成人女性(髪は足元まで伸び、顔は隠れている)
SCP-1019-JP-A-210歳前後の女児 (眼球が無く、瞼と思われる皮が張っている)
SCP-1019-JP-A-3スーツを着用した身長175cmの成人男性(頭髪は無く、顔面が崩壊している)

SCP-1019-JP-Aと遭遇する確率は
住んでいる期間が長ければ長いほど増加します。

また、この家では1998年に一家殺害事件が起きていて、
一連の怪現象はそれを機にはじまったものとみられています。

事件後、SCP-1019-JP-Aは空き家となったものの、
管理会社の倒産や経営者の死亡、失踪が相次ぎ、
何度か取り壊しの計画もあったのですが
それらも同様に、担当会社の経営者の死亡、
失踪が相次いだことで実施されていません。

そんな不穏な噂を聞きつけた財団は、
早速SCP-1019-JP-Aを接収し、
Dクラス職員を起用した住宅内部への
潜入実験を実施したのですが…

クリックでネタバレを表示▼

潜入実験の結果、
被験者のDクラスは
家屋内で発生する怪現象によって
少しづつ精神を削られていき、
実験30日目には、
浴槽内に突如出現した階段の先で
1998年の事件の被害一家のものと思われる
3人の人型実体と遭遇してこれを殺害しました。

それ以後、Dクラスの外見は
急速に老化したようになり、
映像を通じてのみ視認可能な存在となります。

そして実験開始から100日後、
改めて浴槽内を調査したDクラスは
地下階段を降りた先で
SCP-1019-JP-A-1、2、3に襲われ、
それ以来一切の通信が途絶えてしまったのでした。

以上が本報告書の大まかなあらすじですが、
SCP-1019-JP-A-1、2、3の正体は
最後まで謎のままでした。

私の考えでは、これらは
一家惨殺事件の負のエネルギーに
引き寄せられてきた悪霊のようなもので、
被験者のDクラスはこれらによって
いつの間にか「あちら側」に
引き込まれてしまっていたのだと思います。

だからこそ30日目以降、
録画映像にしか映らない幽霊同然の存在に
なってしまったのではないでしょうか。

あえて報告書中で明かされていない部分も多いので
これはあくまでも一つの推測ですが、
それにしても読んでいてなんとも
背筋がゾクゾクする報告書でした。

ちなみに私は最近、
夜中に一人で部屋で過ごしている時など
ふと誰もいないはずの棚の奥から
視線の様なものを感じることがあるのですが、
これももしかすると…?

SCP-7179 - Eは永遠(Eternity)のE

地獄

SCP-7179.

SCP-7179 - SCP Foundation

突然ですが、
あなたは人が死んだ後
その"魂"はどこに行くとお考えでしょうか?

この問いに対して我々人類は古来より
「天国や地獄に送られる」
「別の生き物に生まれ変わる」
あるいは「全くの無になる」などなど、
さまざまな推測を行なってきたわけですが、
この度、その議論にようやく終止符が打たれるかもしれません。

なぜなら、SCP財団が
まさにその「死後の世界」と思しき空間である
SCP-7179を発見したのですから。

財団が科学の力で辿り着いた
死後の世界とは一体どのようなものなのか?

一緒に覗いてみることにしましょう。

※こちらは本記事投降時点では未翻訳記事なので、ほぼ全文について訳文掲載&解説していきます。

概要

特別収容プロトコル:
SCP-7179は非異常な手段でアクセスしたり
目撃することが不可能であるため、収容プロトコルは不要です。

まずは特別収容プロトコルから。
要するにSCP-7179が
一般ピーポーに見つかる可能性は
限りなく0に近いので
隠すために特別何かしなくてもいいよ、ということですね。

説明:
SCP-7179は、
それぞれの辺が約10kmの未知数の立方体の異次元空間を指します。

人間が死亡すると、その意識はSCP-7179実体に転送され、
完全な健康状態に回復していることを除き、死亡時と同じ状態で物理的に再出現します。

限られた観察と実験に基づくと、SCP-7179に意識が現れない既知の死亡例はありません。

それぞれの些細な違いを除けば、SCP-7179実例は機能的に同一です。

各スペースは、中央に 1 つの熱帯の島がある海洋環境です。
空間の環境は一定の温度に保たれています。
つまり、故人にとって十分な快適さです。

さらに、SCP-7179実体は
嵐やその他の荒天を示すことはなく、
太陽は永久に島の真上に留まり、
島を永遠の昼間のままにします。

SCP-7179には自然の風がないように見えるため、
自然の水の活動もありません。
SCP-7179のインスタンスから出ようとしても
同じ空間の反対側の端に行き着くだけであり、
SCP-7179はオムニロックとして機能します。

また、SCP-7179内の時間の流れは、
現実の時間と大きく矛盾しています。

SCP-7179内の植物は、数種類の食用のトロピカルフルーツを実らせます。
アルコール、メタンフェタミン、コカインなどの物質に類似した未知の種の他の果実も存在します。
動物の生活には、いくつかの種類の熱帯の鳥、蝶、および飼いならされた豚のいくつかの例が含まれます。

各島の海岸には、持続可能な生活のためのさまざまな設備と家具を備えたビーチハウスがあります。
各家には、居住者の性的嗜好に合致した最大3人の人間が居住しています。
これらの存在は一見、自らの意志を持たず、故人に完全に忠実ですが、それ以外は通常の人間と完全に同一です。
SCP-7179内で人間が被った怪我は通常の速度で治癒しますが、死亡は不可能です。
したがって、一見致命的な怪我は、非常に苦痛ではありますが、回復可能です。

続いて説明セクション。
SCP-7179内部の環境について書かれていますが
ぱっと見ステレオタイプの楽園そのものといった印象ですね。

また、ここで重要なのが
「限られた観察と実験に基づくと、SCP-7179に意識が現れない既知の死亡例はありません。」
という一文。

これは要するに「すべての人間の魂が
例外なく死後にSCP-7179へと送られる」

という事実を暗に示しているのですが、
後の展開を踏まえると
非常に大きな意味を持ってきますので
ぜひ覚えておいてください。

さて視点をSCP-7179の内部環境に戻すと、
ハワイやグアムを思わせる心地よい南国の環境
豊富な食料、嗜好品
そしてなんでもいうことを聞く魅力的な異性まで揃っていて
まさに至れり尽くせりといった感じです。

…とはいえ一方で、
「インスタンスから出ようとしても
同じ空間の反対側の端に行き着くだけ」
「一見致命的な怪我は、非常に苦痛ではありますが、回復可能です。」

などなど若干の不穏さを感じる説明もあるのが気にならないではありません。
(いずれ私の魂もそこに送られるのかもと思えば尚更ね…)

とはいえこの時点では
まだなんとも判断がつきませんので
とにかく続きを読んでいくこととしましょう。

補遺 7179.1:
戦術神学部門は、実験的な知的魂魄インターフェース構築物構築物である
Dante.isic を使用して、SCP-7179 の実例を完全に観察することができました。
この構築物は記憶的な性質を持っており、
ノウスフィアを介して意識と融合し、
データを物理的な世界に中継することができます。

Dante.isic は、治療不能な脳腫瘍と診断された
34歳の男性、ポール ヒドルストンにひそかに適用されました。
ヒドルストンは構築物が適用された直後に死亡し、彼の意識はSCP-7179に移されました。

財団がSCP-7179の内部を
観測した手段についての説明です。

簡単にいうと、
余命幾許もないポール ヒドルストンという男性に
一方通行の中継装置をつけたようなものですね。

これで財団側はヒドルストンを通じて
SCP-7179の内部が観測できる、というわけです。

[到着]:ヒドルストンがSCP-7179インスタンスに到着。
彼は小さなビーチハウスの隣に立っています。
20代半ばと思われる3人の女性が彼を出迎えました。

落ち着きを取り戻し、SCP-7179に慣れた後、
ヒドルストンは快適さを感じ、飲食、薬物使用、性行為などの
快楽的な活動を頻繁に行うようになります。

ここから記録が始まります。

SCP-7179に到着したヒドルストンは
最初こそ戸惑っていたものの
すぐに慣れ、自分が置かれたを楽しむようになりました。

まぁ、ここまで至れり尽くせりなら
誰だってそうしますよね。

[2年]:時間が経つにつれてヒドルストンは、
他のどんな活動よりも頻繁に酒を飲み、
精神に作用する果物に手を出すようになります.

[3年]:ヒドルストンはかなりの期間
まったく食事をしないようになりました。
彼は時折、島の女性と会話しようとしますが、
彼らの主体性や個性の欠如に苛立ちを覚えます.

[5年]:ヒドルストンは以前のような活動を完全に停止し、
多くの時間をSCP-7179の放浪に費やしています。

SCP-7179に着いてまだ数年なのに、
いきなり雲行きが怪しくなってきました。

いくら快適でも、
変化のない世界で何年も過ごし続けることは
精神的にかなりきついようです。

[6年]:パニックになったヒドルストンは
SCP-7179から離脱することを計画し、島の木の1本から筏を作ります。
SCP-7179の端に到達するたびに、彼はその反対側に出現します。
何度か試みた後ヒドルストンは落ち着きを取り戻しましたが絶望のあまり数日間倒れます。

[7年]:ヒドルストンは島の野生生物や植物を利用した料理を始めます。
彼は動物を飼って繁殖させるための基本的な農場と囲いを建設します。
彼がスキルを開発し続けるにつれて彼の精神状態には改善が見られます。

[18年]:ヒドルストンは料理のプロフェッショナルになり
記憶から料理を複製し新しい料理を創作しました。
彼はさまざまな植物の交配を試み始め、止まる気配を見せません。

[37年]:ヒドルストンは未だ努力を続けていますが、
一方で疲労と退屈の兆しを見せ始めています。

飽きて逃げ出そうとするも、
SCP-7179に出口がないことを悟り
絶望したヒドルストン。

やがて彼は料理という
新しい暇つぶしを見つけ
しばらくの間それで気を紛らわすことはできましたが
しかしそれも不老不死のみからすれば一瞬のことでした。

[81年]:ヒドルストンは再びうつ状態に陥りました。
彼は他の時間を費やす方法を模索し最終的に建築の勉強を始めます。
彼は建築用の道具や設備を作り始めます。

[101年]:試行錯誤の末、最初の家を建てました。
彼はその後も建築を続けています。

[287年]:絶え間ない木の手入れと頻繁な建築作業で
ヒドルストンは島を初歩的な構造物で覆うことができるようになりました。
その後、彼はこれらの建造物を維持し、
改良することに力を注ぎ、要塞を完成させます。

[416年]:ヒドルストンは、研究、実験、経験を通じて
各建造物を使用可能な住宅にすることに成功しました。
彼は建造物の拡張を始め、階数を増やしたり装飾を施したり、
様々な船を作ったりしました。

[850年]:ヒドルストンの努力は、
材木を生産し天然資源を収穫する彼の能力が
彼の建設の拡大と均衡に達するにつれて、
ゆっくりと再び終わりを告げ始めます。
彼は建築物を壊し、新しい方法で再構築し、
何世紀にもわたってそれらを混ぜ合わせるようになります。

料理の次は建築に手を出したヒドルストン。

これは料理よりもだいぶ困難な挑戦だったようで
少なくとも数世紀の間
彼の意識を逸らすことができましたが、
それでもやはり限界はありました。

[2009年] 頻繁に活動しているにもかかわらず
ヒドルストンは鬱と不安の症状が悪化し、
SCP-7179での無限の生命という概念について真剣に考え始めます。
精神状態は悪化の一途をたどり、健全な精神を保つための方法を模索します。

[5478年] ヒドルストンは理由もなく建造物を壊し始め、
数ヵ月後には村全体が取り壊されます。彼は再び再建を始めます。

[11902年] ヒドルストンが3人の女性を襲い体をバラバラにする。
その後重度のストレス症状を呈し溺死を試みるが失敗。
その後時間をかけて制作を続けるが自らを傷つけるような制作を繰り返す。

[19600年】 3人の女性が完全に組み立て直される。
この時点でヒドルストンは暴力の概念に麻痺しており
彼女たちに身体的な実験を開始する。

[124000年] ヒドルストンは数千トンの木材と
石の重さで圧死するよう設計された粗い構造物を作る。
起動すると、彼の体は完全に破壊される。

おぉ… もう…(戦慄)

5000年目あたりの時点でヒドルストン氏の精神は
ほぼほぼ崩壊してしまったようですが
経過した時間を考慮すればむしろよく耐えた方でしょうか…

[90万年] ヒドルストンが完治しました。
その体験は彼にとって耐え難い苦痛であったように見えますが、
その刺激によって退屈から解放されます。
彼はこのプロセスを複数の異なる形で繰り返しています。

[5,800,000年] ヒドルストンが生きたまま焼かれます。
火は自然に消える前に彼の体は完全に灰になりました。

[16,000,000年] ヒドルストンは完治しました。
彼は自分自身に対して多くの同様の
自己破壊的な試みを行いますが、
そのたびに経験に無感覚になります.

[1,200,000,000年]
ヒドルストンは数千年が経過するにつれて
新しい刺激を見つけるのに苦労しており、
同時に理性を失いつつあります。

ついに5億年ボタンの期限すら超えてしまいました。

あちらでは思索の果てに
超越的な思考を身につけていましたが、
ヒドルストンはどうなってしまうのでしょうか…

[8,500,000,000年]ヒドルストンは脱出を試みます。失敗します。

[30,000,000,000 年]: ヒドルストンが太陽の方を見ます。太陽は沈んでいません。

[1,000,000,000,000 年]: ヒドルストンは一切の身体活動を停止します。新しい刺激を与える体験がないためです。

[5x1028! 年]: SCP-7179内の潜在的な粒子の順列は理論的にすべて達成されています。

[10100! 年] 永遠の1秒が過ぎました。

…本報告書の記述はこれが全てです。

いかがでしたでしょうか。

最後、明確な描写はありませんでしたが
ヒドルストンの精神は完全に破壊され、
廃人同然になってしまったものと思われます。

しかし、それでもまだ
これから彼の前に広がる永遠の時間に比べば
1秒しか、いや実際には1秒すら過ぎてはいないのです。

ヒドルストンの身になって想像してみると
それだけで発狂しそうになるくらい怖いですね。

ちなみに財団がヒドルストンに取り付けた
中継手段の名称が「Dante.isic」でしたが、
カンのいい人はここで
ダンテ=神曲=地獄めぐりの連想で
SCP-7179の正体が無間地獄であることを
察したものと思われます。

あと、もっといえば
報告書の一番上に添付されている
南のリゾートみたいな風景写真のタイトルが
そのものずばり「hell.jpg」なんですよね…

もっとも
悪魔やら鬼やらがいて、
他の亡者も定期的に送り込まれてくる
想像上の地獄の方がまだ幾らか
SCP-7179よりもマシなような気はしますけどね…。

SCP-6794 - 五畳道

折り畳まれた布

SCP-6794 - SCP財団

昔、「トリビアの泉」というTV番組で
「紙を43回折ると月に届く」という
トリビアが紹介されたのを
覚えている方はいらっしゃるでしょうか。

当時この番組を見ていた子供の頃の私は、
薄っぺらな紙をたった43回折っただけで
月まで届くというギャップが面白く感じ、
自分も試しに手近な紙を折って
試してみたことがありました。

ですが、実際に試してみるとわかるのですが、
紙ってどれだけ大きなサイズのものを使っても
せいぜい7~8回くらいしか折れないんですよね。

ところで…

もしこれが紙ではなく、
人間だったらどうでしょうか?

私が最近知人から聞いたところによると、
人間の身体は4回しか折り畳めないらしいんですよね。

私が最近知人から聞いたところによると、
人間の身体は4回しか折り畳めないらしいんですよね。

私が最近知人から聞いたところによると、
人間の身体は4回しか折り畳めないらしいんですよね。

私が最近知人から聞いたところによると、
人間の身体は4回しか折り畳めないらしいんですよね。

私が最近知人から聞いたところによると、
人間の身体は4回しか折り畳めないらしいんですよね。

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人間の身体は4回しか折り畳めないらしいんですよね。

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人間の身体は4回しか折り畳めないらしいんですよね。

私が最近知人から聞いたところによると、
人間の身体は4回しか折り畳めないらしいんですよね。

私が最近知人から聞いたところによると、
人間の身体は4回しか折り畳めないらしいんですよね。

でも、もし五回折り畳めるとしたら?

おわりに

今回の特集、存分に怖がっていただけましたでしょうか。

SCP財団もはやシーズンⅧに突入し、
未だ勢い衰えることなく
新たなアノマリーが財団DBに登録され続けています。

これからも、
私たちを心の底から
震え上がらせるアノマリーに
沢山出会えると嬉しいですね。

それでは、本日はこれにてお別れとさせていただきます。

私は、折りたたみに戻らねばなりませんので…

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