ジョジョ史上最もクールな主人公、ジョルノ・ジョバァーナの名言集

ジョジョの奇妙な冒険
  1. はじめに
    1. DIOとジョースター家のハイブリット主人公
    2. スタンドは「生命」を操るゴールド・エクスペリエンス
  2. ジョルノ・ジョバァーナの名言集
    1. なんども言わせるって事は
      無駄なんだ…
      無駄だから
      嫌いなんだ

      無駄無駄……
      (47巻)

    2. こうして
      「ジョルノ・ジョバァーナ」は
      セリエAのスター選手に
      あこがれるよりも……

      「ギャング・スター」に
      あこがれるように
      なったのだ!
      (47巻)

    3. 一般人を
      巻き込まないと
      キッパリ言ったばかり
      なのに……スマン
      ありゃ ウソだった。
      (48巻)
    4. 『侮辱する』という
      行為に対しては
      殺人も許されるだって?

      なるほど……
      おまえの言う事は
      本当に大切な事だ

      おまえは あの無関係のじいさんの
      『命を侮辱した』

      だから おまえの
      拳銃を一丁
      バナナに変えて来た

      最後の食事
      良く味わって
      食べるといいぜ
      (49巻)

    5. このジョルノ・
      ジョバァーナには
      夢がある!
      (49巻)
    6. 人というのは
      成功や勝利よりも
      「失敗」から
      学ぶ事が多い………
      (54巻)
    7. 「覚悟」とは…………
      犠牲の心ではないッ!

      「覚悟」とは!!
      暗闇の荒野に!!
      進むべき道を切り
      開く事だッ!
      (55巻)

    8. 自分を知れ…

      そんな
      オイシイ話が……

      あると思うのか?

      おまえの様な人間に
      (61巻)

    9. 無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄

      無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄無駄

      無駄無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄無駄

      WRYYYYYYYYYY
      YYYYYYYYYYYY
      YYYYYYYYYYYY

      無駄無駄無駄
      無駄 無駄 無駄
      無駄 無駄 無駄
      無駄 無駄 無駄

      無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄
      無駄無駄無駄無駄無駄

      無駄ァアアアアア
      (61巻)

    10. 君は…
      ここに…

      おいて行く……

      もう誰も君を……
      これ以上

      傷つけたりは
      しないように………………
      決して……

      だが君を
      必ず故郷に連れて帰る
      (62巻)

    11. 生き残こるのは…………
      この世の「真実」だけだ……

      真実から出た
      「誠の行動」は
      …………

      …………
      決して滅びはしない…………
      (63巻)

    12. ブチャラティは死んだ……
      アバッキオも……
      ナランチャも……

      しかし彼らの行動や
      意思は滅んでいない………

      彼らがこの「矢」を
      僕に手渡してくれたんだ

      そして
      おまえの行動が
      真実から出たものなのか…………

      それともうわっ面だけの
      邪悪から出たものなのか?

      それはこれからわかる

      あんたははたして
      滅びずにいられるのかな?

      ボス……
      (63巻)

    13. 終わりのないのが『終わり』
      それが『ゴールド・E・レクイエム』
      (63巻)
    14. 去ってしまった者たちから
      受け継いだものは
      さらに『先』に
      進めなくてはならない!!

      この『矢』は
      破壊しない!
      (63巻)

  3. おわりに

はじめに

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こんにちは、daimaです!
本日は、ジョジョの奇妙な冒険第五部、
「黄金の風」の主人公、
ジョルノ・ジョバァーナ
名言集をお届けします。

DIOとジョースター家のハイブリット主人公

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ジョルノは全寮制の中学校に通う
イタリア在住の十五歳の少年であり、
ジョナサンの肉体を乗っ取ったDIOが
この世に遺した子供の一人です。

性格はジョースター家譲りの
正義感あふれるものであり、
吸血鬼の肉体的特性も
受け継いでいません。

ですが、悪党に対する容赦のなさや
フーゴが「言葉で表現するものではない
真実の信頼がこいつにはある!」
と評した
人を惹きつけるカリスマ性には
どこか父親DIOの影響が
感じられる部分もあります。

そんなジョルノの夢は
「ギャング・スター」になって
子供に麻薬を流すようなギャングを
消し去ること。

そのため作中では
同じ理想を持つパッショーネのギャング、
ブチャラティのチームへ入団し、
ボスの娘トリッシュを狙う
暗殺チームのスタンド使い達や、
自身の正体を一切明かさない
謎のボスとの戦いに身を投じていきます。

歴代ジョジョの中でも
トップクラスの頭のキレを持ち、
チーム内ではいち早く敵スタンドの
謎を見破り、味方に指示を出す
参謀のような役割を担っていました。

スタンドは「生命」を操るゴールド・エクスペリエンス

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ジョルノのスタンド、
ゴールド・エクスペリエンス(以下G・E)
拳で殴った物質に生命を与え、
カエルやアリなどの
比較的単純な動植物に
変化させる能力を持っています。

この能力で生み出した生物は
自らの意思を持っていて、
完全にジョルノの
指示に従うわけではありませんが、
ジョルノはそれぞれの生物の
特性を生かした作戦で
過酷なスタンドバトルを乗り切っていきます。
(例 : 蛇に体温感知させて敵を追わせるなど)

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また、G・Eで
生きている生物を殴った場合、
その生物は過剰な生命エネルギーを与られ、
感覚だけが鋭く暴走した状態になります。

破壊力のパラメータこそ
歴代主人公の中でも弱めのCですが、
作中では、その応用性の高さと
本体ジョルノの頭の回転の速さで
数々のピンチを切り抜けていました。

注意! 当記事にはジョジョの奇妙な冒険シリーズの作品内容に関するネタバレが含まれます。閲覧の際はその点をご了承の上でよろしくお願いします。

ジョルノ・ジョバァーナの名言集

なんども言わせるって事は
無駄なんだ…
無駄だから
嫌いなんだ

無駄無駄……
(47巻)

ジョルノの警告を無視し
G・Eの生み出した生物を攻撃して
反射したダメージを喰らい、
頭蓋骨陥没した涙目のルカに対して
ジョルノが呟いた台詞。

「無駄無駄」という口癖には
父親DIOの面影が見受けられますね。

こうして
「ジョルノ・ジョバァーナ」は
セリエAのスター選手に
あこがれるよりも……

「ギャング・スター」に
あこがれるように
なったのだ!
(47巻)

母にネグレクトされ、
義父からは虐待され、
街の悪ガキからはいじめられ、
そのままでは六部の三兄弟コース
まっしぐらだった幼き日のジョルノ。

そんなジョルノに
人を信じることを教えてくれたのは、
偶然の成り行きで命を救った
名も知らぬギャングの男でした。

ジョルノに命を救われた
ギャングの男はその礼として、
義父や悪ガキが
ジョルノに手を出さないように
裏から手を回してくれたのです。

法を破るギャングから、
「人を信じる」ことを学ぶというこの皮肉。
いかにもジョジョらしくってグッときますね。

一般人を
巻き込まないと
キッパリ言ったばかり
なのに……スマン
ありゃ ウソだった。
(48巻)

ジッパーで他人の中に隠れる
ブチャラティを見つけ出す際に、
うっかりG・Eの攻撃反射能力で
一般人を巻き添えにしてしまった際の
ジョルノのセリフ。

この後、「でも まあ
その彼は 自分で殴った
パワーで殴られたんだから
良しとするって事でさ……
こらえてくれ」

自己フォローしてますが、
正直ちょっと苦しいですね(笑)

『侮辱する』という
行為に対しては
殺人も許されるだって?

なるほど……
おまえの言う事は
本当に大切な事だ

おまえは あの無関係のじいさんの
『命を侮辱した』

だから おまえの
拳銃を一丁
バナナに変えて来た

最後の食事
良く味わって
食べるといいぜ
(49巻)

ジョルノの入団審査を担当した
パッショーネの幹部ポルポを
暗殺した直後のセリフ。

大食漢のポルポを、バナナで
始末するという暗殺法は
なんともシャレが効いています。

ちなみにジョルノは
純粋な正義感から
この暗殺を実行しましたが、
このことが後々、
組織のボスの正体に大きく
近くきっかけとなりました。

このジョルノ・
ジョバァーナには
夢がある!
(49巻)

自殺した(とされる)
ポルポの遺産を巡って、
ブチャラティチームを襲撃した
ソフト・マシーンのズッケェロ。

身を潜め一人づつ
仲間をさらうズッケェロに対し、
ジョルノはこのセリフと共に
あえて攻撃を受け、
仲間にヒントを託す決意をしました。

ただ頭が切れるだけでなく、
必要とあればあって数日の仲間に
(しかもやたら突っかかってくるアバッキオに)
命を託せる度胸もまた、
ジョルノの凄さのうちですね。

人というのは
成功や勝利よりも
「失敗」から
学ぶ事が多い………
(54巻)

暗殺チームの一人、
メローネが操る
凶悪な自動操縦スタンド、
ベイビィ・フェイスによって
死の寸前まで追い詰められるジョルノ。

しかし、土壇場で
自分の肉体を生成して
傷の処置をするという
GEの新たな活用法に目覚め、
このセリフを呟きながら
ベイビィ・フェイスの前に
再び姿を現しました。

文面だけ見ると良くある教訓ですが、
死線を潜った直後の人間が口にすると
ひと味違った重みがありますね…

「覚悟」とは…………
犠牲の心ではないッ!

「覚悟」とは!!
暗闇の荒野に!!
進むべき道を切り
開く事だッ!
(55巻)

超低温を操り、
空気を凍結させて弾丸をも弾く
暗殺チームのギアッチョに
極限まで追い詰められる
ジョルノとミスタ。

ミスタは自分の判断ミスを責め、
自暴自棄になりかけますが、
ジョルノはそんなミスタに対し
このセリフを投げかけます。

さらにジョルノは自分の腕を
へし折って血を撒き散らし、
ギアッチョの氷に色をつけることで
ミスタの銃撃をサポートをするという、
「真の覚悟」を実践してみせたのです。

全く別の作品になりますが、
天と言う漫画で赤城しげるが語った
「責任をとる道は
身投げのような行為の中にはない
責任をとる道は……
もっとずーっと地味で全うな道……」

という台詞にも、これと
通じるものがありますね。

自分を知れ…

そんな
オイシイ話が……

あると思うのか?

おまえの様な人間に
(61巻)

殺人カビをばら撒く
グリーンディを操るボスの側近、
チョコラータの脳を、
銃弾から変化したクワガタムシで
食い破らせた場面での厳然とした一語。

罪のない一般人を大量殺戮し、
追い詰められると死んだふりをして
人質を取るというあまりに
ゲスすぎる自分の行動を棚に上げ、
「じっとしていれば…
なにもしないって…
言ったくせに…」
と非難するチョコラータを、
ジョルノはこのセリフで
バッサリ切り捨てます。

そしてチョコラータはその直後、
怒りに燃えるジョルノによって、
ジョジョの歴史に残る
あの攻撃を受けることとなります…

無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄

無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄

無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄

WRYYYYYYYYYY
YYYYYYYYYYYY
YYYYYYYYYYYY

無駄無駄無駄
無駄 無駄 無駄
無駄 無駄 無駄
無駄 無駄 無駄

無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄

無駄ァアアアアア
(61巻)

チョコラータへトドメを刺したのは、
怒涛の7ページぶち抜き
無駄無駄ラッシュ
でした

冒頭で説明したように、G・Eには
殴ったものに生命エネルギーを与え、
感覚を暴走させる能力があるため、
もしかするとチョコラータは、
鋭い痛みがゆっくりやってくる状態で
ラッシュを喰らい続けるという
地獄を味わっていた可能性があります。

ああ、南無三。

君は…
ここに…

おいて行く……

もう誰も君を……
これ以上

傷つけたりは
しないように………………
決して……

だが君を
必ず故郷に連れて帰る
(62巻)

ディアボロに殺害されたナランチャを、
G・Eが生み出した花で弔った場面での
ジョルノのセリフ。

共に苦難を乗り越えた
仲間を喪った悲しみと、
ディアボロを必ず倒すという
強い決意が感じられますね。

生き残こるのは…………
この世の「真実」だけだ……

真実から出た
「誠の行動」は
…………

…………
決して滅びはしない…………
(63巻)

矢の争奪戦を制し、
ゴールド・エクスペリエンス・
レクイエムを発現したジョルノの台詞。

自分にとって不都合な「真実」を
散々消し去ってきたボスにとって、
このセリフはどう響いたのでしょうか。

ブチャラティは死んだ……
アバッキオも……
ナランチャも……

しかし彼らの行動や
意思は滅んでいない………

彼らがこの「矢」を
僕に手渡してくれたんだ

そして
おまえの行動が
真実から出たものなのか…………

それともうわっ面だけの
邪悪から出たものなのか?

それはこれからわかる

あんたははたして
滅びずにいられるのかな?

ボス……
(63巻)

人間の命には限りがあるけれど、
その意思や行動は時間を越えて
次の世代へと伝わっていく。

これは五部だけでなく、
部ごとに代替わりする、
ジョジョという作品全体に
通底するテーマのように思えます。

そして、自分自身以外誰も信じず、
最後は腹心のドッピオすら
切り捨てて生き残ろうとしたボスは、
このテーマのまさに対極にある存在であり、
だからこそ最後の最後で、
受け継いだものであるジョルノに
敗北したのかもしれませんね。

終わりのないのが『終わり』
それが『ゴールド・E・レクイエム』
(63巻)

レクイエムの能力で、
永遠に死に続ける
存在となったディアボロ。

過程を吹き飛ばし、
結果だけを手にしてきた男が、
最後は永遠に死の過程だけを
味わう羽目になるという、
この上なく皮肉な結果でした。

そして死ぬ続けたボスが
最後にたどり着いたのが
不思議なダンジョンだった
と言うのはまた別のお話。

去ってしまった者たちから
受け継いだものは
さらに『先』に
進めなくてはならない!!

この『矢』は
破壊しない!
(63巻)

亀に住む幽霊となったポルナレフに、
自身の決意を語ったジョルノの最後の名セリフ。

ジョジョ五部という作品を締めくくるのに
これ以上ふさわしいセリフもないでしょう。

おわりに

ジョルノ・ジョバァーナの名言集、
いかがでしたでしょうか。

いつかアニメでこれらの台詞を
聴ける日が楽しみですね、それでは!

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