はじめに
こんにちは、daimaです。
突然ですがあなたには今
友達と呼べる人がいるでしょうか?
かくいう私は
地元を離れた10年ほどまえから
現在に至るまで、
特に友だちと呼べる相手がいません。
別にずっと家に引きこもっているとか
人間嫌いだったりといった
特別な事情があるわけではないのですが
プライベートでの時間を割いてまで
他人と付き合うことに
どうしても深い関心が持てないのです。
さて、本日はそんな私の様に
今まさに友だちが居ない人に向けて、
人付き合いの少なさゆえに余りがちな
余暇の時間をより有意義に過ごすための
一人でもできる様々な趣味について、
メリット、デメリットの両面に触れながら
私自身の実体験に基づいてご紹介させて頂きます。
それではどうぞ。
釣り(趣味歴15年)
釣りのメリット
計画を立てて狙った魚を釣る面白さ
釣りの一番の魅力といえばやはり
狙った魚が釣れた時の快感です。
一口に釣りといっても
釣れる魚の種類や釣果は様々で、
仕掛けの種類や釣りをする場所、
季節、時間帯、狙うタナ(水深)などの
条件次第で結果は全く違ったものとなります。
狙った魚を釣るためには
こうした研究や下調べが必要となりますが
そのぶん釣れた時の喜びはひとしおであり、
そこにこそ釣りならではの
病みつきになる魅力があるのです。
低コストでも始められる
釣りの懐は海よりも深く、
釣法次第では年齢性別収入問わず
だれもが平等に釣りの楽しみを味わえます。
例えば海釣り入門の定番である
サビキ釣りであれば
入門用短竿、針、重りつきかご、
アミエビ、コマセ、バケツなどを
釣具店で5000円ほどで用意して仕掛けを作り、
あとは適当な海釣り公園で竿をたらせば
よほど運が悪くない限り誰でも
20cm前後のアジやサバ、メバルやカワハギなどの
食べて美味しい魚を釣ることができます。
ただしこれは簡単な釣法に限った話で、
釣法次第では一気に出費が跳ね上がる
場合もあります(デメリットの項に続く)
自然と触れあえる
釣りのもう一つの醍醐味は
海という雄大な自然を遊び場に出来ることです。
青い深い海の前に立ち、
潮風を感じながら竿を垂らしていると
都会暮らしで緊張した神経が
自然に和らいでくれます。
また自然で遊ぶことは体を強くし、
釣った魚を食べることは
命の大切さを学ぶことにもつながるので
成長期の子どもの趣味としても
釣りはおすすめできます。
人とのふれあいがある
人気のある場所で釣りをしていると
けっこうな確率で地元の人や他の釣り人から
声をかけられます。
話す内容は何が釣れるかだとか、
釣れた魚の美味しい食べかただとか
基本的に他愛のないものばかりですが
人の温かさを感じられるという意味で
釣りのささやかな楽しみの一つです。
食べておいしい!
釣った魚は
毒のあるものや小さすぎるもの以外は
持って帰っておいしく頂くことができます。
私の場合はサビキで釣ったアジやサバを
衣をつけてまとめて揚げ物にして
ビールと一緒にいただくのが好きですね。
釣りのデメリット
釣法によっては思った以上にお金がかかる
釣りは手軽な趣味ですが
一度沼にハマると
一気に出費が増える怖い趣味でもあります。
例えばサビキより
遠くの位置を狙える投げ釣りの場合、
まず少なくとも10,000円以上はする
キャストに適した長さと耐久性のある
まともな釣竿が必要になりますし、
その他にもウキやウキ止め、
スナップサルカン、しもり玉など
必要な道具の種類はサビキとは
比べ物にならないほど多くなります
(例:スナップサルカンという投釣りの道具の一種。こんなちっちゃいくせに6個セットで1000円ぐらいした)
もっと極端な例で言えば
例えば沖合で船釣りをしたければ
船のチャーター代が別に必要になりますし、
陸地でも人里離れた好ポイントを求めれば
それだけガソリン代や移動時間が嵩みます。
釣りを始めようという人は
その部分を考えておかないと、
憧れの大物欲しさに
部屋にどんどん釣り道具が増えていく
釣り貧乏に陥ってしまうかもしれませんね(笑)
けがのリスクがある
釣りは自然を相手にする遊びである以上、
どうしても怪我のリスクがつきまといます。
それも擦り傷程度で済めば良いのですが
例えば海釣りをしていて
防波堤やテトラブロックから転落などでもすれば
容易に命を落としてしまいかねません。
私自身も恥ずかしながら
過去に何度か水中に足を滑らせたことがあり、
大怪我こそなかったものの一度は
ポケットに入っていたケータイや財布などが
まとめてずぶ濡れになるという
悲惨な思いをしたことがありました
これから釣りを始めようという方は
なるべく近くに人がいない釣り場は避けて、
かつ立ち入り禁止の場所には
絶対立ち入らないことを
(たとえ他の釣り人が先にいても)
心がけるようにしてください。
釣りから帰った後もやることが多い
釣りは釣っている最中はあまり
体力を使いませんが
釣りを終えた後の後始末はけっこう大変です。
まず必要なのが道具の片付け。
特に海釣りの場合は道具が
もろに潮水を浴びているので
きちんと水洗いしないと
後々サビなどのトラブルの原因になります。
そしてもう一つが釣った魚の調理。
スーパーで売られている魚の切り身と違い
天然の魚は一匹一匹頭を切り落として
内臓を取り除かねばならならず、
その労力は釣りで疲れた体をもろに直撃します。
調理のしんどさを多少なりとも軽減するには
釣った魚を釣った直後に
必ず締めて血抜きすることが重要です。
この血抜きを忘れると
釣った魚が死後硬直を起こして捌きづらくなる他、
魚の鮮度が落ちて味も悪くなってしまうのです。
イラスト制作
イラスト制作のメリット
世界で一つだけの作品を創る喜び
絵を含む
創造的な活動の最大の喜びは
自分の手でこの世にたった一つの作品を
産み出せることではないでしょうか。
上手い下手は関係なく、
一人で静かに自分の理想とする
表現を追求する行為そのものに
他の趣味では味わえない
絵ならではの充足感があります。
(私は専らiPad proとprocreateの組み合わせでイラストを描くことが多い)
絵を描くことはストレスの軽減につながる
精神医療の分野で
アートセラピー(絵画療法)の効果が
認められていることから分かるように
創造的行為を通じて日頃
抑圧されている感情を解き放つことは
自分の自尊心を高めたり
精神的ストレスを軽減することに繋がります。
特にこの記事の想定読者である
友達が少なく、あまり自分の気持ちを
外に出さないタイプの人ほど
こうした創造行為による
ストレス発散は非常に有効的となるはずです。
お金をかけなくても始められる
絵の基本である
「何かを描写する」ことにお金は必要ありません。
絵は紙と鉛筆さえあれば始められます。
もう少し進んで、
現在最も参加人口が多いであろう
デジタルイラストの分野の場合でも
手元にPCさえあればあとは
ペイントソフト(例:CLIP STUDIO PAINT PRO(約6,000円))と
ペンタブレット(例:ワコム ペンタブレット(約6,000円))
の二点だけ購入すれば
趣味として楽しむには十分すぎる環境が整います。
絵の上達にはどれだけ道具にお金をかけたかよりも
どれだけ練習に時間をかけたかの方が重要ですので
時間はあるけどお金はちょっと…という方にこそ
趣味としての絵をおすすめしたいですね。
人に喜んでもらえる
イラスト制作の技術を磨けば
似顔絵を描いたり、自分の描いた絵を
pixivやtwitetrにイラストを投稿して
人を喜ばせることができます。
特に似顔絵は特技としてのウケがよく、
スキルを磨けば結婚祝いや退職祝いなどの
想い出に残るプレゼントにすることもできるでしょう。
イラスト製作のデメリット
上達するには時間をかけるしかない
写実的に描くにしろ
デフォルメチックに描くにしろ
絵の上達には膨大な練習量が不可欠です。
特に絵を描き始めた最初のうちは
線ひとつまともに弾けないもどかしさや
上手い人の絵と並べた時の
残酷なまでの実力差に絶望するはず。
それでもくじけずに
デッサンや模写などの
地道な練習を積み重ねるには
本当に心から「絵を描くことが好きだ」
という気持ちがなくては続きません。
本格的な道具は高い
先ほどメリットの項目で
絵は初期費用が低いとお話しましたが
何事にも例外はあります。
例えば油絵や日本画の場合、
絵の具代や筆代、キャンバス代、
あるいはモデル代などで
相当なお金がかかりますし、
デジタル絵での場合でも
最上スペックの液タブなどは
一般サラリーマンの月収が
それだけで吹っ飛びかねないレベルの金額帯です。
金額の部分は絵のジャンルによって
本当にピンキリですので
事前に自分の興味があるジャンルに
どのくらいのコストがかかるのか
調査しておくと良いですね。
絵でお金を稼ごうと思うとちょっと大変
絵は誰にでも始められる
とても素晴らしい趣味ですが
それでお金を稼ごうと思うと
大変だという話はよく聞きます。
絵を描くのには時間がかかる割に
絵は趣味としている人が多いぶん
競合相手が多くて単価が上がりづらく
どうしてもジリ貧になりやすいという辛さがあります。
また、お金をもらって仕事する以上、
自分の好きなものではなく
相手の望むものを書かなければ
ならないというのも難しいところ。
ちなみに絵のスキルをお金に変えるなら
まずはココナラやSKIMAなどの
クラウドソーシングサイトに登録するのが
手軽さの面ではオススメできます。
これらのサービスは中間マージンは取られますが
サイト自体に一定のPVがあるので
これから名を売るための第一歩としては適しています。
ちなみに近頃はSNSアイコンや
ゲーム素材イラストの制作依頼などが需要高めみたいですね。
ブログ運営
ブログ運営のメリット
自分の「好き」を形にして共有できる
ブログの良いところは
自分の意見や経験を目に見える形で保存して、
それを世界中の人に読んでもらえることです。
記事が残る性質を利用して
日記がわりにすることもできますし、
自分の過去の記事を読み直してみて
自分の興味や考え方の変化を
振り返ってみるのもブログならではの楽しみの一つ。
そして何より
ネット環境さえあれば誰もが
自分の意見や知識、経験を
世界中に即座に発信できるというのは
ブログの持つ最大の強みです。
特にこれだけは人に負けない
という強みがあって、なおかつ
自分の言葉を広く発信したい
という気持ちがある人にとって
ブログ運営は人生を豊かにする
心強い味方となるでしょう。
お金を稼げる
いつもの給与に
プラスアルファの副収入を増やしたい人にとって
ブログ運営は初期費用の低さもあって
かなりおすすめできる趣味です。
現代にはA8.netをはじめとする
多くのアフィリエイトサービスブロバイダ(ASP)
が存在し、ブロガーはこうしたサイトから
好きな広告を選んで自分のサイトに掲載し、
そこから発生した収益の一部を
自分の収益として受け取ることができます。
また自分で載せる広告を選ぶのが
面倒だったり自信がないという人には
プログラムが自動でユーザーに適した
広告を出し分けてくれる
Googleのアドセンス広告のような
便利なサービスもあります。
ブログを始めてもすぐに
利益が出ることはなく、
大抵数ヶ月から1年以上の下積み期間は必要になりますが
アルバイトのように時間や場所に縛られることなく
自宅に居ながら継続的な
副収入を得られる可能性があるというのは
ブログ運営が持つ大きな魅力の一つです。
文章作成能力や事務処理能力が身につく
ブロガーは人に読ませる文章を
定期的に書き続ける環境に身を置くため、
重力の強い界王星で修行する悟空のごとく
自然と文章作成能力が鍛えられます。
さらに上手な人の文章を読んで書き方を学んだり
自分が書いた文章を後から客観的に見直すとなお良し。
私もかつては作文の課題が大の苦手でしたが
ブログを継続して書くようになってからは
人からも「daimaくんは文章を作るのがうまいね」と
よく褒めて頂けるようになりました。
ブログ運営のデメリット
記事を作るのは想像以上に時間がかかるし大変!
ブログの執筆は
副業のイメージが強く
片手間でできると思われがちですが
SEOで評価される
まともな記事を書こうと思ったら
かなり集中して時間を費やす必要があります。
たとえば
今お読みいただいているこの記事も
仕事や休日の合間に少しづつ書き溜めて
執筆から公開に至るまで
少なくとも10時間以上はかけています。
またブログ全体のうち
日にPVが5000以上(=雑記ブログなら月の収益がに大体2万円前後発生するレベル)
のブログは全体のわずか0.1%しかなく、
日に100PV以上(=ほとんど収益が発生しないレベル)のブログですら
全体の10%にも満たないというデータもあります。
出典:ブログに関する調査。1日の平均アクセス数が50以下のブログが8割以上。|リサーチバンク(2010年のデータ)
一握りのスター的なブロガーの存在から
「楽に儲かる」イメージを持たれやすい
ブログ運営ですが、それをお金に変えるには
人にはない独自のセンスと
地道な努力を継続する根気の良さが
必要不可欠であることは
私の実体験からも間違いないでしょう。
ちなみに私は
このブログをもう4年ほど続けていますが
現在のPVは月平均150000ほど。
ですが収益を執筆に要した時間で割った
費用対効果はラーメン屋のバイトと
大差がない程度でしかありません。
(これは私のブログが
お金を稼ぎやすい専門ブログではなく
雑記ブログという体裁を
とっていることも要因の一つですが)
それに何より、
お金のことばかり考えていては
楽しいはずのブログ運営も
息苦しいものになってしまいます。
ですのでこれから
ブログ運営を始めようという方には
儲けだけを考えるよりまず
自分がブログを書く意義と
誰に向けてメッセージを届けたいのか
という目標設定を
はじめに明確にしておくことを
おすすめしたいですね。
その方がきっと長続きすると思うので…
競争が激しい
学生でも始められるブログ運営は
その参入ハードルが低さから
年々競争が激化しています。
特に近年はGoogleが
その検索アルゴリズムにおいて
EAT(専門性/権威性/信頼性)を
重視する傾向を強めていて、
特に私のような権威性のかけらもない
雑談ブロガーはせっかく記事を投稿しても
より専門的なサイトの記事に
検索表示順でなかなか勝てない
という状況が続いています。
Google “E-A-T” 解説と攻略/「高品質なコンテンツ」と認められるには(1)
逆に言えば
根気の良さと他人には真似できない
自分ならではのオリジナリティさえあれば
あとは最低限のSEOのルールさえ守っていれば
自然と人が集まるブログが育つので
自分のコンテンツ発信力に
自信のある方はぜひ一度
ブログ運営にチャレンジしてみてください。
読書(趣味歴10年)
読書のメリット
収入が高い人ほど読書量が多いというデータがある
いきなり生々しい話ですが
きっと一番多くの人の関心を惹く話題だと思いますので
一番最初に触れておきます。
日経新聞が2009年におこなった調査によると
年収800万円以上の人の月額書籍購入平均が
2,910円なのに対して
年収400万円以下の人は1,914円とかなりの
開きがあることが明らかになったそうなんですね。
この読書と年収の相関関係については
年収が高い人はもともとある程度以上
勉強ができる=活字から
何かを学ぶ習慣が出来上がっているため
本を読む習慣が元から出来上がっていることと
本を読むことで多くの仕事に役立つ
論理的思考力や記憶力、発想力が
鍛えられることが主な要因と考えられます。
もちろん、読書で大事なのは量だけではなく
「どんな本を」「どう読むか」も重要なので
量さえ読めば必ず年収が上がるというわけではありません。
愚にもつかない悪書を100冊読むより
本当に価値のある本を
10回読み返した方がずっとためになると
ドイツの哲学者
ショーペンハウエル氏も申しておりますし、
以下のリンク先で言及されている
PRSIDENT誌の調査では
年収帯によって読む本の内容にも
大きな違いがあることが示されています。
ファンタジーに逃げる“下流”の人々 -「年収別」心底、役立った1冊、ゴミ箱行きの1冊【1】 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
ですが読書を趣味とすれば
読書の絶対量とあわせて本を選ぶ
選定眼的なものも育つことは間違い無いので
やはり読書を趣味として習慣化することは
将来の投資として懸命な判断であるといえるでしょう。
読書は想像力を育む
生々しい話の後は
もう少し夢のある話題に移りましょう。
読書が想像力を育むというお話です。
読書は一方的に情報が入ってくる
テレビや映画と違い、
自分で情報の処理速度を
コントロールできる特徴があります。
これはつまり、
テレビなどの場合は表面的な
脳が情報の処理に追われて
「意味の理解」に終始するのに対し
読書の場合は得た情報を処理する余裕があるので
一時的に情報を脳内で音声化したうえで
それを自分の記憶と結びつけて
情景を脳内で再現するという
プロセスが差し挟まるという
情報処理の違いに繋がります。
そして読書によって
情報と記憶を結びつける
プロセスを反復することが
想像力を鍛える効果的な
訓練につながるわけですね。
そして想像力は
新しいアイディアを生み出す上でも
他者との円滑なコミュニケーションの上でも
なくてはならないものです。
このあたりの効用は
先述した年収の話にも
深く関わっていそうですね。
読書家は一目置かれやすい
読書が趣味で
月に最低3冊は新しい
活字の本を読んでいると人に言うと
高確率で「すごいね!」と褒められます。
読書が昔から
履歴書の趣味欄の定番なのも
それが無難というだけでなく、
世代を問わず好印象を与えやすい趣味であるから、
という理由もあるのでしょう。
また、読書家のもつ
一般的な良いイメージには
例えばビル・ゲイツ氏や
ウォーレン・バフェット氏、
イーロン・マスク氏など
名だたる成功者たちの多くが
人並み外れた読書家を公言していることも
少なからず影響していると思います。
読書のデメリット
良書を見分けるのは難しい
読書には本を読むこと以前に
まず自分が読むべき本を
見つけることの難しさがあります。
情報が溢れ、書店に足を運ぶたびに
毎回違った新書が平積みされている今の時代、
本当に自分のためになる本と出会うのは
ますます困難になっているように思います。
そんな中で生涯の一冊に出会うには
読書の絶対量を増やすことや
信頼できる著者を見つけて
その人の著作を続けて読むこと、
または書店に足を運んで
きになる本をぱらぱらと「点検読み」して
その本の内容が自分の期待と
大きく外れていないか事前に確認することが有効です。
本を読むのにも技術が要る
メリットの項目でお話ししたように
学びのための読書には
想像力、読解力、分析力が必要であり、
それらを鍛えるには
たくさんの本を読んで
読書のトレーニングを積む必要があります。
それは決して難しいことではないですが
全く読書経験がない人が
いきなりそのような基礎能力が問われる
難しい本に手を出してしまうと
読書を楽しむことができずに
読書に挫折してしまったり
読書から何も学ぶことができず
いたずらに時間を浪費してしまう危険性があります。
ちなみに今まで読書の習慣を
持っていなかった人がこれから
読書を趣味とする場合は
ぜひこちらの「本を読む本」を
最初に読んでみることをおすすめします。
アメリカのシカゴ大学の教授の著書で、
読書の効果を最大限にする
「正しい読書法」が論理的に解説されていて
とてもためになりますよ。
本の置き場に悩む
読書家の多くが抱える共通の悩みが
買った本の置き場の問題です。
持ち家に住んでいて
書庫があるような家ならともかく
私のような狭小アパート住まいにとって
本が占拠するスペースや
引っ越し時の重量などは
決して無視できない問題です。
ちなみに私の場合、
再読に耐えない本は思い切って売ったり
自炊で電子書籍化するなどの対処法で
この問題に対処しています。
スポーツ自転車(趣味歴2年)
NOTE:ここで言うスポーツ自転車とは
クロスバイク及びロードバイク、MTB全般を指します。
スポーツ自転車のメリット
うつ病の予防になる
私は基本的にインドアな人間ですが
それでも川沿いの自転車道を
風をきって走る気持ち良さのためには
週末の数時間を捧げる価値があると考えています。
特に夏のよく晴れた日に
見渡す限りの水田が見渡せる開けた下り坂を
風に吹かれながらゆっくり下る時などは
全く至福の瞬間です。
ちなみに自転車に乗っているときは
日頃の悩みも一時的に紛れるものですが
実際に自転車のような外で太陽の光を浴びて
長時間行う運動は
医学的にもうつ病の予防など精神的に
良い効果が認められているそうですよ。
運動不足を解消できる
自転車はランニングや水泳と同じく
長時間体を動かす有酸素運動の一種であり、
生還習慣病の予防や
体型を維持する効果が期待できます。
またランニングと比べて
楽そうに見える自転車ですが
消費カロリーの面では
時速8kmで走った時ののMETs※が8.3なのに対し
自転車で平地を平均時速16〜19kmで走った場合の
METsが6.8と実はそれほど大きな差はありません。
単純に考えて走る時間の1.2倍長く自転車を漕げば
それで消費カロリーがトントンになる程度ですね。
(※安静時のエネルギー消費量を1とした場合の
ある運動の消費エネルギーを表す単位)
ジムに通うより経済的
自転車を健康維持の手段として考えた場合
下手なジムに通うよりも
コスパの面では圧倒的に安上がりです。
ジムの会費は通い放題の場合
月10,000円前後が相場ですが
自転車の場合例えば
ビギナー向けクロスバイクの
鉄板として有名なgiant escape r3の価格は52,000円。
2019 GIANT Bicycles | ESCAPE R3
私の実体験から換算した
消耗品の交換代などを含む
クロスバイクの維持費(メンテ費)が
だいたい月平均で2,000円程度かかることを含めても
7ヶ月も乗り続ければ
ジムに通うより支出が少なくなるわけですね。
自転車にいくら乗っても
マッチョな肉体こそ手に入りませんが
コレステロールを気にしてジムに通うくらいなら
より長期的なコストが低いスポーツバイクを
購入してみるのも悪くはないのではないでしょうか。
スポーツ自転車のデメリット
定期的なメンテナンスが必要
自転車は人の安全を預かる機械ですので
安全な走行のためには
定期的なメンテナンスが欠かせません。
スポーツバイクのタイヤは空気圧が高い分
空気が逃げやすいのでパンク予防のためにも
毎日空気を入れ直すのが理想とされていますし、
チェーンはこまめにオイルを指して
汚れがたまってきたらパーツクリーナーで清掃。
そのほかにも消耗品であるタイヤ、
チューブ、ブレーキパッドの
定期的な交換作業などが発生します。
加えて自分では見落としてしまう
メンテナンス漏れを防ぐために可能であれば
専門店による定期メンテナンスも受けたいところです。
車やバイクほどは手間のかからない自転車ですが
それでもある程度は手を焼いてあげる
必要があるということですね。
住んでいる場所で満足度が左右されやすい
日本はオランダや
デンマークのような
自転車先進国に比べて
サイクリングロードの整備が
遅れていると言われていますが
実際に自転車が気持ちよく走れる道
というのは結構限られています。
専用のサイクリングロードが
家の近くにあれば何も心配はいらないのですが
そういうでない場合は
大量の車や歩行者が行き交い、
パンクのリスクも高い
一般道を走らざるを得なくなる可能性があります。
ちなみに車で自転車を運んで
遠くのサイクリングロードで降ろして走る
「輪行」という手段もありますが
手軽に乗れる自転車のメリットを考えると
身近に走りやすい道があるかどうかは
かなり重要なファクターです。
ですのでスポーツサイクルの
購入を検討する際は、まず
自分の住んでいる地域に
専用のサイクリングロードがあるかどうか
確かめておくことをおすすめします。
事故のリスクがある
釣りの項目でもお話ししましたが
自転車も外で楽しむスポーツである以上
事故や怪我の可能性がつきものです。
自転車の場合特に怖いのは
自分が怪我をするのもそうですが
歩行者とぶつかって
相手を死なせてしまう可能性が
全くゼロではないことですね。
自転車は法律上は車と同じ車両扱いであり、
特にスポーツバイクは人に重大な
怪我を容易に負わせられる
高速で走る乗り物であるということを
常に胸に留めておきたいものですね。
観葉植物(趣味歴3年)
観葉植物のメリット
動物ほど手がかからない
植物は吠えませんしフンもしませんので
部屋に賑わいが欲しいけれど
動物を飼うのは手間や時間的に難しい
という方には一人暮らしでも
十分育てられる観葉植物の育成がおすすめです。
バリエーション豊富!
ひとくちに観葉植物といっても
その種類は様々。
パキラやモンステラ、サボテンのような
初心者でも育てやすいものから
変わったところでは食虫植物やコケなど
多種多様な植物が飼育用に販売されています。
ちなみに最近私が育てているのは
こちらのサボテンたち。
(品種は左から金小町、龍神木、白桃扇)
サボテンは乾燥に強く、
日当たりのいい場所さえ確保すれば
あとは2週間に1度程度の水遣りで済むうえに
いろんな形があって見ていて面白いので
初心者には本当におすすめです。
リラックス効果や視覚披露の緩和効果も
アフリカのジャングルを起源とする
私たちの人類の遺伝子には
緑色を見ると脳内でアルファ波が発生し
気持ちがリラックスする仕組みが記憶されています。
植物がもたらす6つの不思議な力|都内最大級の観葉植物専門店「ワールドガーデン」
これは観葉植物のような
小さな植物を見た場合でも同様で
植物を部屋に置くことで
一定のリラックス効果を期待することができます。
また私のような
電子機器ばかり見ている人間に
嬉しい話として、植物を見ると
大脳皮質の活動が活性化されて
目の疲れを緩和する効果まであるそうです。
IT系のおしゃれになオフィスには
よく観葉植物が飾られていますが
あれらには見栄えだけでなく
パソコン労働で疲れた従業員の
目をいたわる目的もあったんですね。
観葉植物のデメリット
害虫を呼び寄せる可能性がある
植物の置き場所や種類によっては
コバエやアブラムシなどの
害虫を呼び寄せる原因になったり
害虫の住処になってしまう場合があります。
(たとえ室内で飼育していても…)
虫が絶対にNGだと言う方は
最初からサンセベリアやパキラなどの
虫がつきにくい品種を選ぶか
殺虫剤の散布などの
メンテナンスをこまめに行う必要があるでしょう。
地味
植物は植物で愛着が湧くものですが
犬や猫などの動物ほど
生活に大きな変化をもたらす存在ではありません。
どちらかといえば絵や
家具などのインテリアに近い存在であり
一人暮らしの寂しさを紛らわせたい
という人にとっては物足りなく感じる場合もあります。
多すぎるとそれはそれで困る
なにごとも過ぎたるは尚及ばざるがごとしですが
植物も買い過ぎれば置き場所に困ったり
一個一個の管理に手が回らなくなったりする
リスクがあります。
特に一人暮らしでない人は
ユッカ(青年の木)やフィカスなど
大型の植物は、同居者とよく相談してから
購入を決めるのが賢明でしょう。
また植物の種類によっては
あっという間に成長して
飼った時の二倍、三倍の大きさになるので
もし植物の占有面積が生活スペースの
邪魔になるほどになれば剪定の必要が出てきます。
映画鑑賞(趣味歴10年)
映画鑑賞のメリット
映画は奥が深い
映画は最もありふれた娯楽の一つですが
ハリウッドの大作映画や邦画以外の
海外映画やマイナー映画まで
抑えていると言う人は意外と少ないものです。
特に映画好きを自称するならば
一度はイオンのようなメジャーな劇場以外の
ミニシアターと呼ばれる小規模な映画館に
足を運んでみることをおすすめします。
ミニシアター系映画館は
その映画館が独自にセレクトした
ニッチな作品を上映していることが多く、
まだ世間に認知されていない
隠れた名作映画を探し出す楽しみがあります。
また近年社会現象となった
「カメラを止めるな!」のように
ミニシアター系から口コミで
人気に火がつく作品もあり、
そうした作品をブームの前から
抑えておくと騒がれだした後で
周囲にちょっとした自慢ができますよ(笑)
今は過去の名作が観やすい環境が整っている
一昔前であれば
公開が終了した作品を観る時には
レンタルビデオ店に足を運ぶ必要がありましたが
今ではAmazonプライムビデオに代表される
動画配信サービスが存在します。
有名どころとしては以下のあたりでしょうか
- Amazonプライムビデオ(安い&ラインナップは広く浅く)
- NetFlix(オリジナル番組が充実)
- Hulu(ファミリー向け、邦画邦ドラが充実)
これらのサービスでは
新作、準新作こほぼそ見られませんが
公開後2〜3年した一部の比較的新しい作品や
一世を風靡した過去の名作を
定額見放題で視聴することができます。
特に映画を趣味とするならば
往年の名作をまとめて見られる
こうしたサービスには一定の利用価値があります。
雑談のネタが増える
映画は最もポピュラーな娯楽の一つであり、
話題の新作映画の話題は
世代や性別を問わず
雑談の時に使いやすい鉄板ネタの一つです。
映画やテレビドラマなど
誰にでも話が通じやすい趣味を一つ持っておくと
人と話すときに何かと重宝しますね。
考察の楽しみがある
映画の持つ醍醐味の一つが
映画を見終わった後に
その感想を人と話し合えることです。
もし話しができる相手がいなくても
ネットの映画レビューや
映画解説者の評と自分の評を見比べることもできます。
同じ映画を見ても
人によって受け取り方は千差万別であり、
そうした意見の違いを知ることは
物事を多面的に見る目を養ってくれます。
映画鑑賞のデメリット
劇場でハズレを引くととても辛い
映画は劇場を訪れれば
鑑賞に1000円以上かかり、
(ポップコーンなどを買えばもっと)
さらに上映時間中は館内に拘束されるため
ハズレを引いた時の苦痛は
読書などよりも大きくなりがちです。
かといって
ハズレを引かないようにしようと
他人の口コミやネットの評判を見て
評価の高い作日だけ見たとしても
映画の受け取り方が人それぞれな以上、
その作品が絶対に自分にハマるとは限りません。
それどころか下手に評判の高い作品を観て
それが自分の感性に合わなかったら
自分は世間と感覚がずれているんじゃないかと言う
疎外感を抱えることにもなりかねません(大げさ)
ともあれ、映画において
絶対にハズレを踏まない方法などなく、
時に貴重な時間をドブに捨てる覚悟も
持たねばならないでしょう。
ありふれた趣味と思われがち
自己紹介で趣味の話をすると
感覚的に5人に一人は映画好きがいるくらい
映画というのはありふれた趣味です。
ですので、趣味で一目置かれたい、
人とは違った趣味を持ちたいという人は
別の趣味を探した方が良いかもしれません。
(同じ映画好きでも突き抜けた人は本当に突き抜けてますが…)
おわりに
以上で私がお送りする
趣味のご紹介はおしまいです。
今の時代、
友だちが居ようが居まいが
なにかひとつ、真剣に打ち込めるものがあれば
十分に幸せな生活を営むことができます。
どんどん新しい趣味にチャレンジして
自分に合った生涯の趣味を見つけましょう。
それではまたの機会に。