880円で買える神ゲー。超辛口山登りゲーム『PEAK』のススメ

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ハローみなさん。突然ですが山登りはお好きですか?

好きと答えたあなたにも、そうでないあなたにもぜひお勧めしたいのが2025年6月17日にSteamでリリースされたばかりのスウェーデン発3Dクライミングゲーム、『PEAK』です。

Steam : PEAK

PEAKはこんなゲームだ!

このゲームの目的はただ1つ。目の前にある山をひたすらに登ること。

しかし自然に危険はつきものであり、落下による怪我、空腹、食中毒などありとあらゆる脅威がプレイヤーの命を脅かし、1つ判断を誤ればあっという間にゲームーオーバーになるという、ポップな見た目に似合わぬ実にハードな世界観を持ったゲームなのです。

その難易度たるやSEKIROやナインソールなどそれなりに高難易度とされるゲームのクリア経験を持つ私ですら2日かけてまだ2面も突破できていないほど。

本記事ではそんな『PEAK』のゲーム性と魅力について実際のプレイ体験をもとにねっとりと解説していきたいと思います。

それではいってみましょう。

※本記事の内容はPEAK v1.5.aに基づきます。

PEAKの基本システム

ゲームはプレイヤーの乗った飛行機が墜落した場面から開始します。

目を覚ますとそこは無人島のビーチ、そして遠くに高くそびえる険しい岩肌…。

あなたは少しでも救助隊に発見される可能性を高めるため、命がけの山登りを開始したのだった…
というのが本作の導入部分。

むしろ食料もあって見晴らしのいいビーチに留まってた方が見つけてもらいやすいんじゃないかとか、わざわざ体力を使う山登りに挑戦する必要性は?とかいろいろ突っ込みたくなる気もしますが深く考えてはだめです。なぜならこれは『PEAK』なのだから…

さて、そろそろゲーム性の話に移ります。

まずはPEAKのゲーム性の根幹にあたるスタミナバーを見ていきましょう。

上記キャプチャの左下を見るとバーが複数の色に分かれていますよね。

茶色は荷物重量、黄色は空腹度、赤色は怪我の深刻度を表しているのですが、これらは全てスタミナバーを侵食してきます。

つまり怪我をしたり、荷物が増える度にスタミナの最大値が減るということ。

スタミナバーが減るという事はそれだけ行動の選択肢が狭まるということであり、死の可能性が一段と高まってしまいます。

そのためプレイ中は常に可能な限り高いスタミナを維持し続けるマネジメント力と、先の消耗も計算に入れた上での、現在のスタミナ量で可能なルート取りの判断力とが試されるのです。

山にたどり着いても焦ってはいけません。まずはじっくりと全体を観察し、最も有望なルートを見定めましょう。

もっともいざ登り始める大抵の場合予想と言うのは裏切られるもので、ルートの変更を余儀なくされたり、時には来た道を戻る羽目になったりもします。

そのうえ空腹や霧※の存在もあるため、あまり長考することもまたリスク。プレイヤーには常に素早く冷静な判断力が求められます。

そんなままならなさ、一瞬の判断が生死を分けるスリル感こそがPEAKの醍醐味であり、何度失敗してもついもう1度とリトライしてしまう高い中毒性を生み出しているのです。

※霧 = 一種の時間制限システム。プレイ開始から一定時間経過で発生し、段々と高所に登ってくる。追いつかれると強制スリップダメージが発生する。

登山を助ける便利なアイテムたち

マップ内にはランダムでトランクが配置されており、中からは有用な効果を持ったアイテムがこれまたランダムで入手できます。いわゆるローグライク要素ですね。

食糧は勿論の事、壁面に設置して休めるピトンやスタミナを回復させるスポーツドリンク、遠くの壁面にロープを打ち込めるロープキャノンなどの変わり種もあり、これらをいかに活用できるかが登山の成否を分けます。

ただしアイテムにはそれぞれ重量があり、持てば持つほどスタミナの最大値が減ってしまうのが悩みどころ。

状況に応じた取捨選択の判断力が肝要ですね。

セーブなどない(絶望)

PEAKにはプレイ途中でのセーブなどといった甘ったれた要素は存在していません。
何面まで進もうが、死ねばまた最初からやり直しです。

1度クリアした場所を再走しなければならないのは少々面倒ですが、このシビアさゆえに『絶対に死ねない』という緊張感が生まれてくるわけです。

自動生成で毎日違った登山が楽しめる!

PEAKではステージの自動生成システムが採用されています。

毎日午前2時(日本時間)にステージ構造がリセットされ、昨日とは全く違った姿に変化するのです(!)。

つまり、1度踏破したステージであっても翌日には同じ攻略法は通用せず、全く新鮮な気持ちでアタックに挑めるという事。

逆に言えば1日の間はステージ構造が固定されたままなので、全クリを狙うなら正午0時よりなるべく余裕をもってプレイを開始するのがおすすめですね。

オンライン協力プレイあり!

ソロモードでも十分に楽しめる本作ですが、最大の醍醐味は何と言っても複数人によるオフライン協力プレイでしょう。

私も1度、3人でプレイしたことがあるのですがこれが本当に楽しい。

「ここ登れそう」「そこは無理っぽい」「このアイテムどう使うの?」などとボイスチャットでワイワイ相談しながら進んでいくのですが、これが本当に皆で探検をしている気分になれるんですよね。

あとPEAKの協力プレイで素晴らしいのが、プレイヤー間のスキルに差があっても全員が楽しめる点です。

ひたすら山を登るという目的が明確ですし、操作自体もシンプルですぐに覚えられる点が大きい。

実際に私がプレイした時は3人のうち1人はその日が初プレイでしたがすぐに操作に慣れることができました。

また、慣れたプレイヤーにとっては初心者を生還させるという、新たな挑戦ができるのも良いところです。

自分だけがどんどん先に進むのではなく、常にチーム全体の状況に気を配りながら食糧や回復アイテムを必要に応じてわりふっていくというチームワークの精神を学ぶことができます。

あと他に特筆すべきことと言えば、PEAKのゲーム性とボイスチャットの見事な融合についてでしょうか。

と言いますのもこのゲーム、やってみるとわかるのですが協力プレイでは気を付けていてもちょっとのことですぐ誰かがはぐれてしまうんですよね。

例えば、1人だけスタミナが少なめだったせいで途中で滑落してしまったりとか、マップのギミックで吹っ飛ばされてしまったりとか。

そんな時、ボイスチャットでお互いの状況を伝えあいながら合流を目指すことになるのですがその過程になんとも他のゲームでは味わえない面白さがあるのです。

「ヤバい落ちた、動けん」「近くに何かある?」「オレンジ色のトランクがある」などと言ったやりとりを通じて負傷者の救出を目指す過程はまるで本当の遭難救助さながら。

そしてこのような苦難を乗り越えてチェックポイントまで到達した暁には、ソロプレイとはまた違った達成感と、協力プレイならではの一体感を感じることができるのです。

先述したようにお値段も1,000円未満で極めて布教しやすい作品なので、幸いにも一緒にゲームができる仲間がおられる方は是非ともこの協力プレイを楽しんでみてください。

購入前の注意点

3D酔いについて

Steamのレビューを読むと本作をプレイして3D酔いをしたという意見がちらほら見受けられます。

私の場合、2時間ほど続けてプレイすると少し酔いを感じるくらいでしたがこれは本当に個人差があると思うので、プレイ前に返金期間を利用して自分がどのくらいの酔いやすいかを先に試しておくことをお勧めします。

まとめ

880円だし、最初は正直あんまり期待していなかったのですが、プレイしてみたら想像以上に楽しめたのは嬉しい誤算でした。

プレイしてみると本当にビックリするくらい簡単に死んじゃうんですけど、その度に『なぜダメだったのか』『次はどうすれば上手くいくか』を自然に考えさせられる作りになっていて、それが次こそはもっと上手く登ってやるぞ、とプレイを継続するモチベになっています。

お勧めする人のタイプ的には、一人で黙々と作業するのが好きな方や自分の限界に挑戦することが好きな求道者タイプの方なら特にハマれるのではないでしょうか。あとは一緒にプレイする相手がいる方。

マップが毎日更新されることを考えるとコスパ的にもかなりお得なゲームだと思うので、未プレイの方はこれを機に『PEAK』でレッツ命がけの登山、いかがでしょうか?

おまけ

慈悲はないんだよなぁ...

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