これでクリアできる!『PEAK』完全攻略虎の巻

PEAKのクリア画面ゲーム

本日ついに、PEAKの難易度山頂(デフォルト難易度)をソロで初登頂しました!

この記事ではこれまでの経験を踏まえ、これからクリアを目指す方に向けて各ステージごとに通用する実用的な攻略テクニックをご紹介します。

※あくまで自分の力だけでクリアを目指したい方は見ない方がいいかもしれません。

※8/12日より新ステージ『メサ』登場!攻略情報はこちら↓

ステージ問わず役立つ共通攻略法

(超重要!)確実に行けると思った時だけ行動する

これは本当に大事。超大事。

崖を登ったり、トラバース(横断)する際は、必ず事前にゴール(着地点)を確認するようにしてください。

私自身、挑戦に失敗した原因の半分以上は見積もりの甘さによるものでした。

分かりやすい例として、以下の動画を見てみてください。

このケースの正解は壁に対して左方向へ戻る事だったのですが、この時は若干食糧が怪しかったことと、使い捨てカイロの効果切れを惜しんだことで判断力が鈍り、間違ったルートを強行したことで余計な時間のロスと怪我ダメージという無駄な代償を支払う羽目になったのでした。

このケースではまだ下に足場があったので軽傷で済みましたが、これがもし崖の横断中だったりすると、体力が尽きた時点でそのまま死へと直結します。

来た道を戻るというのはサンクコストの関係でなかなか難しい決断ですが、それができるかどうかは登頂の確率を大きく左右します。

常に広い視野を持とう

入り組んだ場所や足場の狭い地形は視界が狭まり危険です。可能な限り見晴らしの良い場所を選んで進むようにしましょう。

特に壁に捕まっている時はスタミナ管理に意識が奪われて周囲への視野が狭まってしまいがちです。

スタミナ切れによる落下死やルートミスが多い自覚のある方は常に今自分は視野が狭くなっていないか、性急な判断をしてしまっていないかを問いかけ続けるように心がけましょう。

足元注意!

PEAKでは斜面に立っている時に方向キーを押していなくてもプレイヤーキャラが徐々に下方向にずり落ちてしまう仕様があります。

なので足場に辿り着いた後も気を抜かず、カメラを下方向に向けて足元の安全を確かめておくことが重要。

また、そのままだと自然にずり落ちてしまうようなとても狭い足場でも、壁方向に小刻みに方向入力を連打する事でポジションをキープするテクニックもあります

小刻み連打で滑落をごまかしたケース。こうしてみると動きがムシみたいでちょっとキモイね

これができるとルート取りの自由度が大幅にアップするのでぜひ習得してください。

EXスタミナの重要性

EXスタミナはスタミナが切れた際に利用できる予備のスタミナですが、これを常に高く保っておくことは攻略において非常に重要です。

特にスタミナの見積もりを誤った時の保険としての役割が大きく、多少スタミナの見積もりを見誤ったとしても、EXスタミナがあれば滑落して怪我をしたり、死んでしまう事態を防ぐことができます。

EXスタミナを溜めてもすぐに使ってしまうという方は、無駄な動きや判断ミスが多いという事なので普段の自分のプレイを録画するなどして洗練させるように努めましょう。

トランクを目印にする

どちらが正しいルートか迷った場合、判断基準の一つとしてトランクが使えます。

これまでの経験上、トランクのおいてある場所は行き詰まりにならないルートの途中であることが多かったためです。

とはいえ時には全くよる必要のない変な場所に配置されるトランクもあるのでここはケースバイケースで判断してください。

マップリセットの時刻を計算に入れておく

日本時間の場合、午前2時になると全てのマップ構造がリセットされます。

それは裏を返せばその時間までは何度でも同じマップに挑めるという事なのでとりあえずクリアを目指すという事であればなるべく午前2時から離れた時間にプレイを開始して、安全なルートを覚えながらプレイするようにするとかなり攻略が楽になります。

優先的に確保したいおすすめアイテム

踏破を目指す上で優先的に回収しておきたいアイテムを紹介します。

エナジードリンク

一定時間速度が上昇する代わりに効果が切れると眠気の状態異常が発生するアイテム。

スタミナに比して突破できる盤面が大幅に増えるためシンプルに強力。
間違ったルートを選んでどん詰まりにはまってしまった時にこれでゴリ押し解決してしまえることもしばしば。

デメリットの眠気も少し待てば自動で回復されるのでほとんど気になりません。

最終面の突破にも大きく貢献するので優先度は高め。最終面までにできれば2本。3本あっても邪魔にはならないなというレベルです。

大きなペロペロキャンディ

食べると一定時間スタミナが減らなくなる代わりに、効果が切れると眠気の状態異常が発生するアイテム。

エナジードリンク同様に盤面解決能力が高く、こちらも優先度は高め。わずかだが空腹回復能力があるのも嬉しいところ。

スカウトクッキー

EXスタミナ回復能力付きの食糧。複数回使用可能。

アイテム欄を圧迫せずに複数回分の食料が確保できシンプルに強力。EXスタミナの回復も嬉しいところ。これがあれば他の食料は確保しなくても大体なんとかなる。

スポーツドリンク

飲むとEXスタミナが増加するアイテム。
有用ですがアイテム欄のことを考えると見つけ次第すぐ飲んでしまうのがお勧めです。

チェーンランチャー

狙った位置にフックを打ち込んで現在地点とを結ぶチェーンを設置できるアイテム。

設置したチェーンをつかんで移動する事でスタミナの消費を大幅に減らすことができ、射程も長めなので様々な盤面で活躍します。

似た性能のロープランチャーと比べるとこちらは横方向の解決能力に優れており、個人的にその方が助かる場面が多かった記憶なのでこちらをより上位に置きました。

射程が長く、ここぞという場面で輝くいぶし銀な印象。(動画ちょっと音割れしてるのでご注意を...)

妖精のランタン(レジェンドアイテム)

怪我や毒などあらゆる状態異常をじわじわと回復してくれるランタン。
これがあれば包帯や救急キットは基本なくてもOKです。

万能薬(レジェンドアイテム)

全ての状態異常を即座に回復できるアイテム。複数回使用可能。
シンプルに強力。妖精のランタンがなければこっち。こっちがなければ妖精のランタンを確保しておきたい。

その他特筆すべきアイテム

食料系(トレイルミックス、機内食など)

アイテム欄に空きがあるなら持っておくが、そうでなければ即食べでEXスタミナの上昇効果だけ利用、という使い方が多かったです。

ロープ

全長12メートル。好きな長さを切り取って設置可能。

下方向への移動に特化したアイテムなのだが、このゲームでは下るより登りたい場面の方が圧倒的に多く、自分はあまり使わなかった。もしかすると私が知らないだけで他に有用な使い方があるのかもしれないが...

ロープランチャー

チェーンランチャーのロープ版。打ち込んだ場所から下方へロープが垂れる。

ロープ移動は通常の登攀よりスタミナの消費量が節約できるため単純に高度稼ぎに使えるが、狙いを定めるためにある程度足場に余裕が必要なこと、および盤面解決能力でエナドリなどの優先アイテムに劣る印象だったため個人的にあまり使わなかった。

とはいえ役にたつ場面はそれなりにあるので、スロットに余裕があれば持っておいても損はない。

ランタン

灯すと暗い場所でもわずかに見通しが良くなるほか、高山の吹雪によるダメージを軽減することもできる。

前者はあまり必要になる場面がなく、後者は対処法を知っていればなんとかなるので優先度は低い。妖精のランタンを持っているなら尚更必要ない。

包帯、救急キット

妖精のランタンや万能薬がなければ持っておきたい。

解毒剤

毒を回復する。複数回使用可能。
毒は気をつけていればほぼ回避可能であり、喰らっても一定時間待てば勝手に治るので優先度は低い。

ただしこれがあれば毒系の食べ物をノーリスクで使用できるので2面以前で食糧が乏しい場合は一考の余地ありか。

反重力ロープランチャー(レジェンドアイテム)

青っぽい色をしたロープランチャー。通常のロープランチャーと違い、こちらは打ち込んだロープが重力に逆らって上方に垂れ下がる(垂れ登る?)という特徴を持つ。

利便性的に通常のロープランチャーとさほど変わらない印象であり、これもそんなに使わなかった。

隊長のラッパ(レジェンドアイテム)

使うとEXスタミナがいきなりMAXにまで上昇するすごいアイテム。しかしその代償として一定時間後に隊長の亡霊との強制鬼ごっこが開始するという色んな意味で恐ろしいデメリットを持つ。個人的にデメリットがデカすぎる(お化け怖い)ので引いても使わないことが多かった。

ゾーンごとの攻略情報

海岸ゾーン

ステージ1にして本作で最も易しいエリア。

特に前半の浜辺は起伏がなだらかで見通しもよく、滑落死の可能性はほぼゼロである割に結構な数のトランクが散乱しているので全て回収しておくように。

しばらく進むと山登りゾーンに移行するが、ここものちのステージと比べるとかなり簡単な方。でもプレイ当初だとちょっと苦戦するかも。

クラゲ、ウニは触れると毒を受けてしまうので近寄らないように。

食料は赤や黄色のカリカリベリー、ココナッツなど豊富であり餓死の心配はほとんどないはず。ただし緑のカリカリベリーは食べると毒を受けるので注意。

熱帯ゾーン

ここからがPEAKの本番。

まず開始直後にかなりの高低差を降らなければならず、ここで落下ダメージを受けないことは前提となる。壁を伝って下るか、木や蔦を辿って慎重に降りること。

また降りる際に山の全景やトランクの配置がある程度確認できるので覚えておくと吉。

一番下に降りたらしばらく平面が続くが、ビーチ同様トランクが結構転がってるのでしっかり回収しておく。山の麓に着いたら登りやすそうなルートから取り付く。

このステージには木や蔦、曲がりくねった根っこなど足場になるオブジェクトが多数存在するので半端に選べるルートが多い分、有効なルートを見極めるのが1面より遥かに難しい。

蔦を渡るなら先に蔦の終点をチェックして崖の上まで登り切れるそうか、木を登るなら登り切った先から別の崖などに取り付けそうかなど行動を起こす前にそれをやり切れるかどうかをしっかり検討しておくこと。

あとこのステージでは毒の蔦をはじめ嫌らしいギミックも一気に増加するのだが中でも胞子爆弾には気をつけたい。

これは地面に生えているカビみたいなオブジェクトで、踏むと毒霧が発生して大量の毒蓄積を喰らってしまう。それだけでも嫌なのだが、一瞬で視界が塞がれてしまう仕様上、パニックを誘発して落下など貰い事故につながってしまいがち。

その上、色が背景と同じ緑ベースで見分けづらくわかっていても踏んでしまうことがしばしば。特に崖を上り切った後などは安心感で注意がおろそかになりがちなので気をつけたい。

そんな危険だらけの熱帯エリアだが食料事情については恵まれていてカリカリベリー、バナナ、キングフルーツ、キノコ類など食うに困ることは少ない。

ただ、その半数以上は毒持ちで、特にキノコ類には致命的な猛毒を含むものもある。

赤、黄のカリカリベリーや黄バナナ、ぽっちゃりキノコ、医療ニンジンなど、確実に安全だとわかっているものだけに手を出すようにしよう。

なお食料といえば見逃せないのがこのステージのみに出現する蜂の巣だ。

これは拾って投げ割ると4つ分の食料になり、食べると空腹回復に加えEXスタミナが大幅に上昇するという優れもの。

巣に近づくと蜂に追いかけられ、追いつかれると毒ダメージを蓄積されるリスクはあるが、一定時間逃げ回れば諦めるし、そもそも毒自体そんなに怖くないので見つけたら積極的に回収することをお勧めしたい。

またこのステージでは定期的に雨が降るが、雨が降ると視界が悪くなる上にプレイヤーの登攀速度が減少するというデメリットがある。

スタミナをギリギリまで消費しないと登れなさそうな壁に挑む場合は雨の降っていないタイミングを狙うのがいいだろう。

アルパインゾーン

※2025/9/5現在、メサと日替わりになっています。

第3ステージにして本作最凶の初見殺しである『吹雪』の発生ゾーン。エリアごとの踏破バッジの取得率から見てもここで脱落したプレイヤーが特に多いことが窺える。

吹雪は一定間隔で発生し、プレイヤーに継続的な凍傷ダメージを与えてくる天候であり、対策なしで喰らい続ければ確実に意識不明になるまでもっていかれてしまう。

しかしこのダメージは吹雪が来る方向に対して壁がある位置に身を置くだけで回避することができるので、種が分かれば実はそんなに怖くはない。

また、使い捨てカイロや各種ランタンによっても吹雪ダメージを軽減できるのでこのステージはこれらのうち最低でも1つは確保しておくと安心だ。

しかしこのステージの真の恐ろしさは先述した吹雪に加えて登山自体にもかなりの難易度を要求される点がある。

全体的に足場が狭く、足場ごとの高低差も高めなのでわずかなミスが命取りになる上に、断続的に発生する吹雪がこちらの体力と判断力を確実に奪ってくるので慣れないうちは精神的にかなり追い詰められること請け合いだ。

逆に言えばこのステージを安定して突破できる実力があればあとのステージはそこまで苦労することもないはずなので、ここが正念場と思って踏ん張ろう。

食料的にも見た目通りかなり不毛で厳しいが、序盤は満腹度の上昇率の良いウィンターベリーが比較的多く入手できるので全くの孤立無縁というわけではない。

また、このステージだけで出現するカピバラ温泉では満腹度に加えてEXスタミナまでそこそこ上昇する黄色のウィンターベリーが手に入るので見つけたら可能な限り立ち寄るようにしたい。ちなみにカピバラ温泉の中だと吹雪によるダメージも無効化されるので安心されたし。

他にこのステージ固有のおじゃまギミックとしては間欠泉がある。これは近くに接近するとお湯が吹き出してプレイヤーが吹っ飛ばされるというもので、その結果どこに落っこちるかわかったものではないので危険極まりない。

間欠泉は見た目が地味で目立たないこともありうっかり近づいてしまいがちなので、移動の際は細心の注意を払うようにしたい。

カルデラゾーン

第4ステージは打って変わって高熱の火山地帯となる。

ただこのステージ、その物騒な見た目と裏腹にPEAKの中では実はかなり簡単な部類のステージに入る。

溶岩に浮かぶ岩を飛び移りながら移動するステージなのだが、高低差が無いぶん見通しがよく(スタート地点からゴールが見える)、霧もなく、雨や吹雪のような嫌らしい邪魔もない。

なので、ここまで来れる実力のあるプレイヤーならば拍子抜けするほど簡単にクリアできてしまうはずだ。

とはいえただし万が一溶岩に落っこちたら即死級のダメージをもらってしまうので油断はできない。

溶岩には満ち引きの周期があるのでなるべく溶岩が低い位置にあるタイミングで移動することを心がけるといいだろう。

食糧についてはほぼゼロだが、稀に巨大な卵が見つかることがあり皆無ではない。

火口ゾーン

カルデラゾーンを抜けるとこれまでのキャンプと違い、大量のトランクが置かれたキャンプエリアに出る。この瞬間、プレイヤーは次に待ち受けるのが最後の試練であり、その手強さをも予期するはずだ。

さて、その最終ゾーンなのだが、これまでとは違い筒状の狭い山の中を登っていく形となる。

しかしこれがご覧の通り、ものすごく狭い足場の連続であり登攀難易度だけで言えばこれまでの全てのステージのそれを上回るものとなっている。

このステージを攻略する上で重要なのは第一にこれまでに確保してきたアイテムの質だ。

何せこのステージではアイテムなしでは突破不可能な盤面がこれまでのステージとは比べ物にならないほど頻出する。

なのでエナジードリンクやチェーンランチャーなど高い盤面突破性能を持ったアイテムをいかに揃えておくかが挑戦の成否を分けることになる。

そして同じくらい重要なのは、常に冷静な心と判断力を持つことだ。

何せ最終ステージ、ここさえ越えればクリアということでついつい焦って先へ先へと進みたくなるが、冒頭で述べたように確信を持たない登攀ほど死に近づく行為はない。

一見登れそうな道でも、本当にその先にルートが繋がっているのか、今のスタミナで上り切れるのかを十分に検討し尽くしてから上り始めなければ容易に詰みかねない。

またこのステージでは何箇所か石の橋がステージ全体を横断している場所があるが、貴重な平地(=安全にバックパックを開ける)であり確実な高度稼ぎにもなるので石橋が見えたら当座はそこに辿り着くことを目的にすると良いだろう。

ちなみに初登頂回でのこのステージ開始時の私のアイテムラインナップは以下。

  • スカウトクッキー×1
  • エナジードリンク×3
  • 妖精のランタン×1
  • チェーンランチャー×1
  • 反重力ロープランチャー×1

特にエナジードリンクとチェーンランチャーが難所突破に役立った印象。

終わりに

PEAKはシンプルでありながら奥深く、遊べば遊ぶほど新たな発見ができるタイプのゲームです。

私もとりあえず登頂は達成しましたが他にも1時間以内のタイムアタックチャレンジや更なる上位難易度へのチャレンジなどまだまだプレイバリューは残されています。

これから始める方は最初のうちは難しすぎて心が折れそうになるかもしれないですが、プレイするたびに地力の向上を実感できるタイプのゲームですし、難所を切り抜けた時の感動はそれはそれは素晴らしいものなので、本記事の内容などもご参考に諦めずに挑戦していただきたいですね。

それでは。

↓メサ以外のステージの攻略法はこちら

ゲーム
関連記事をもっと読む
タイトルとURLをコピーしました