はじめに
こんにちは、iPadproと
ゲームをこよなく愛するdaimaです。
本日は、iPad向けゲームアプリの中でも、
強烈なクリエイティビティが光る、
比較的安価でおすすめなゲームアプリを
12作に厳選してご紹介します。
内容は、Design Awardの受賞作などが多めで、
私が実際にプレイした感想と、
難易度、プレイボリューム、
その作品を特におすすめしたい方
についての記述が中心となります。
iPad向けで、創造性豊かな
ゲーム作品をお探しの方は
ぜひ一度ご覧ください!!
monument valley2
2014年にベストappゲームを獲得し、
2015年時点で244万ダウンロードを記録した
3Dパズルアプリの金字塔、
「monument valley」の最新作です。
この作品を一目見ると、
まずはそのシンプルで洗練された
美しいグラフィックに引き込まれます。
webの世界もフラットデザインが
主流となって久しいですが、
「monument valley」シリーズは
ゲームにおけるフラットデザイン表現の
ひとつの極致と言っても過言ではありません。
肝心のパズルの内容はさらに驚くべきもので、
まるでエッシャーの絵画やペンローズの三角形を
そのままパズルに落とし込んだような
独創的な仕掛けが盛りだくさんです。
また、アンビエントなBGMも
ゲームの世界観にマッチしており、
没入感を高めています。
前作の主人公は一人の少女でしたが、
monument valley2では、
二人の母娘が主役を務めます。
母娘で別々のスイッチを押すなど
前作にはなかった二人ならではの仕掛けも
たくさん用意されています。
パズルの難易度はほどほどで、
女性や子供でも安心して楽しめます。
むしろ、感性が育つ時期の子供こそ
プレイすべき作品と言えるでしょう。
1作目とストーリー上のつながりはありませんが、
1作目もまた神ゲーなので、未プレイの方は
まずそちらからプレイすることをおすすめします。
BADLAND2
全世界で4000万DLを達成した
サイドスクロール型アクションゲーム、
「BADLAND」の続編です。
丸っこいコウモリのような見た目の
「クローン」を操作し、障害物を避けて
美麗グラフィックで描かれたステージの
終点を目指します。
操作はタップによる移動のみと
極限までシンプルながらも、
繊細な操作が要求される場面や
頭を使った謎解き要素もあり、
ついつい時間を忘れて熱中してしまう
中毒性があります。
道中の仕掛けも様々で、
「クローン」を大量に複製するアイテムや
巨大化、縮小アイテムが登場するほか、
ピンボールのようにクローンを
弾き飛ばす仕掛けや、
クローンを凍らせるレーザーなども登場し、
見た目にも楽しい作品です。
直感的な操作で遊ぶことができ、
リスポーン地点が細かく設定されているため、
ゲーム慣れしていない方でも楽しめますし、
1ステージ5〜15分程度で遊べるため、
プレイ時間の限られている方にも優しいです。
また、かわいらしい「クローン」に
癒されたい女性にもおすすめです。
(ミスれば回転刃で粉微塵になったり)
プレス機に押しつぶされたりするけどね
INKS
>英国アカデミー賞ゲーム部門(BAFTA賞)を受賞した
State of Play Games制作のピンボールゲーム。
無料でインストールして遊べます。
ルールは至ってシンプルで、
タップで画面下部の羽根を動かし、
落ちてくるボールを弾いて、
上部にある色がついたマトを全て叩けば
ステージクリアとなります。
このINKSがBAFTA賞を受賞するほどに
優れた作品である理由として第一に、
インクの質感を生かした
視覚表現の美しさが挙げられます。
「INKS」の名が示すように、
ボールがマトを叩くと、
画面上にインクが飛び散るのですが、
このインクの表現が実に美しく、
ボールの衝突速度と方向によって
飛び散り具合が大きく変化し、
さらにとなりあったインク同士は
色が混ざって滲むなど、
ディティールへのこだわりも半端ありません。
また、ボール自体もインクの色が移って
インクでその軌跡を描くため、
プレイが終わった後の台は、
まるでキャンバスに描かれた
芸術作品のような様相を呈します。
これは見た目に美しいだけでなく、
同じ台でもプレイのたびに
インクの跳ね方などがかわるため、
長く飽きずに楽しめる
利点にもつながっています。
このように、デザイン性の
高さが魅力の本作ですが、
ゲームとしてプレイヤーが
楽しむことに対しても
全く妥協は感じられません
各ステージクリア時には
クリア時までにかかった手数、
ミスの回数によって異なる称号が
一種のやり込み要素として与えられます。
これは、次はもっとうまくやってやろうという、
モチベーションアップにつながります。
このように一つの面に対して
何回もプレイし直してやり込める上に、
プレイできる台の種類は
5テーマ×24面で
合計120面という大ボリューム。
(2017年9月時点)
これら全てが、
無料で楽しめるというのだから驚きですね。
他にも、言葉による説明を極限まで排し、
アイコンを多用することで
幼い子供や言語の異なる地域の人でも
まったく違和感なくゲームのルールを
理解してしまえる
巧妙なUI設計には驚かされました。
さすがにappストアで
推薦されていただけのことはあり、
ゲームアプリ制作のお手本としても
遜色のない出来栄えと言えるでしょう。
総合して、ピンボール本来の
シンプルな面白さはそのままに、
快適なプレイ感と、
傑出したセンスが光る素晴らしい作品。
年齢性別言語など一切関係なく、
全ての人におすすめできる一作です。
Severed
カナダのインディーズデベロッパー
「Drinkbox Studios」が贈る、
隻腕の少女が主人公のダンジョン探索ゲーム。
2017年のApple Design Award受賞作です。
離れ離れになった家族を異世界で探す
ミステリアスなストーリーと、
グロテスクで禍々しいアートワークが印象的。
シンボルエンカウント方式を採用し、
敵との戦闘では、相手の攻撃方向や
防御方向を見極めつつ、スワイプで
素早く攻撃するアクションが楽しめます。
さらに、連続攻撃がhitするたびに溜まる
「フォーカスゲージ」が満タンになると
敵を倒した時に解体イベントが発生し、
敵の部位をスワイプで切断することで
キャラクターの強化素材が入手可能。
この素材入手イベント、特定の部位を
素早くスワイプしなければならないため
見た目以上に難しいのですが、
戦闘をこなすたび段々と回収の手際がよくなり、
気づくとすっかりハマってしまう中毒性があります。
アクションは爽快で熱中度が高く、
探索には頭を使う謎解き要素もあり。
ストーリー性があって、
ハマれるゲームをお探しの方はぜひ。
ゼルダ好きにもおすすめです。
Limbo
辺獄を意味するlimboを題した、
2D横スクロールアドベンチャーゲーム。
水墨画のように幽玄な風景の中で
少年が目を覚ます場面からゲームが始まり、
少年が誰なのか、なぜここにいるのか、
全てが明かされないまま、プレイヤーは
ひたすら前へ進むことになります。
アクション自体は足場を飛び移ったり、
ロープに捕まったりと比較的オーソドックス。
一方の謎解き要素はなかなかの難しさで、
その場の状況と少年にできることを
よく考えて勘を働かせれば
ちゃんと正解にたどり着けるような
絶妙な難易度を実現しています。
と、ゲーム性は普通に良質なのですが、
このゲームを語る上でもう一つ外せないのが
その容赦のないスプラッタ描写です。
特に主人公の少年の死に様が豊富で、
トラバサミで頭が飛ぶわ、
巨大蜘蛛に串刺しにされるわ、
寄生虫に脳をジャックされて入水自殺するわと
何をしたらここまでの仕打ちを受けるのか
不思議になるほどの過酷さです。
秀逸なアートワークと高いゲーム性、
そしてスプラッタ表現が合わさって
一種アートの域に達したとも言える本作。
ホラー好き、アクション好きの方はぜひ。
Prune
画面をスワイプして、木を成長させる
一風変わったゲームです。
一切の無駄を排したミニマルで
おしゃれなヴィジュアルが特徴。
木は一度スワイプすると勝手に成長しますが、
放っておくと、障害物にぶつかったり、
不要な枝に栄養を取られて
枝の長さを伸ばせなかったりするので、
タイミングを見極めて
枝の剪定をする必要があります。
派手さこそありませんが、
唯一無二の風流な味わいがあり、
ちょっとした空き時間に
ゆったり少しずつプレイしたい方におすすめです。
Implosion
人類が滅亡仕掛けた未来の地球で
強化アーマーを操作し、「ザーダ」と呼ばれる
異形の生命体と戦うアクションゲーム。
開発は「Deemo」、「Cytus」のRayark。
このゲーム最大の魅力は、
据え置きゲーム顔負けの美麗グラフィック。
PS3の作品と言われても違和感がないほどで、
主人公機のビジュアルも今風で非常にクールです。
操作はタッチデバイス向けに最適化されており、
ボタン連打で華麗なコンボが繰り出せるほか、
必殺技や射撃モードへの切り替えもスムーズ。
この徹底的に明快で快適な操作感は
さすがはRayarkといったところ。
オリジナルのストーリーも魅力的で、
ステージの合間合間に、美麗グラフィックつきで
本格的なシナリオを楽しめます。
ステージの最後には
迫力満点の巨大ボスが登場。
この時のBGMがまた熱く、
心底手に汗握ります。
逆に、目立つ欠点としては
操作の基本がボタン連打一辺倒で、
長くプレイしていると単調に感じられる点と、
世界観重視で、装備アイテムの名前が
覚え辛い(例:軸索細胞体間接接合部)点です。
あとは、プレイが長引くと
スワイプの連続に耐えかねて
左手の親指の爪がだんだん
痛くなってくることです(笑)
全体的な難易度はけっこう高めで、
ボス戦は何度も死んで覚える覚悟が必要。
総じて、ゲームの腕に自信のある方にこそ
遊んで欲しい作品だと言えるでしょう。
Alto
フラットデザインで描かれた雪山を、
スキーで駆け下りるゲーム。
操作は非常にシンプルで、
基本はボタンによるジャンプのみです。
このゲームの中毒性を高めているのが、
ジャンプ時にボタンを押し続けて
繰り出すバックフリップや、ロックジャンプ、
レールグライドなどの各種トリックで
ぐんぐん得点を伸ばせる点と
爽快なスピード感、開放感にあります。
さらに、滑走距離やアイテム獲得を条件にした
様々なチャレンジがレベルごとに用意され、
レベルをあげるとキャラが解放されるなど、
ついつい遊んでしまう工夫が盛りだくさん。
また、道中で拾ったコインを使って、
メニュー画面から入れるお店で
強化アイテムを購入することも可能です。
シンプルなルールを基本として、
様々な工夫と美しいグラフィックで
お値段以上に楽しませてくれる優秀さ。
1プレイも短く、世代や性別、
プレイスタイル問わずおすすめのアプリです
Deemo
流れてくる音符をタップして遊ぶ音ゲー。
開発はRayarkです。
音符は画面上部から流れてくるスタイルで、
手前のバーと音符が重なった時に
上手く音符をタッチできれば達成率が加算されます。
この作品が素晴らしいのは、
音ゲーの肝である楽曲のクオリティと、
シンプルながらも中毒性があり、
初心者から上級者まで楽しめる
絶妙なゲームバランスです。
一つの楽曲に「easy」「normal」「hard」の
3つの難易度が用意され、
最高難度の「hard」では、
初プレイ時こそ、音符量に圧倒されますが、
決して理不尽な難易度ではなく、
プレイを重ねるうちに、
必ず上達を感じられる内容に仕上がっています。
また、楽譜をプレイするたび、
ホーム画面の木が成長し、
それに合わせて、
女の子とdeemoの物語も進展します。
この、不思議で可愛い独特の世界観も
Deemoの魅力ですね。
プレイに関する欠点は特にありませんが、
楽曲の傾向が、全体的に女の子らしい、
繊細でメロディックな方向性なので、
そういうのが合わない方は
同じくRayark製で、
サイバーでクールな世界観の
「Cytus」と棲み分けすると良さげです。
ちなみに、買い切りで遊べる曲は
全部で40曲ほどですが、
課金要素として追加楽曲が
100曲以上用意されています。
本編の曲数で物足りない場合は
こちらの追加購入もありですね。
ハイクオリティな楽曲が揃い、
音ゲー初心者から上級者まで楽しめる、
音ゲーの鑑のような作品。
音ゲーにご興味のある方はぜひ。
Reigns
カードをめくって王の生涯を体験する
中世風のシミュレーションゲーム。
英国アカデミー賞 ゲーム部門
モバイル&携帯ゲーム賞受賞作。
操作は、画面に現れるカードに対し
スワイプではいかいいえを選ぶ単純なもの。
王国には宗教、人気、軍事、財政の
4つのパラメータがあり、
統治を長く続けるには、
これらパラメータが過不足しないように
適切な選択を続けるセンスが問われます。
例えば、軍事の値が限界値を越えると
将軍に反乱を起こされてゲームオーバーですが、
逆に軍事の値が下限を下回れば
他国からの侵略を受け、やはりゲームオーバー。
また、時間経過でパラメータが変化することもあり
素早い選択を求められることもあります。
他にも、歴代王の死に様、功績、
出会ったキャラを記録する
コレクション要素もあり、
そのテンポの良さも相まって、
ついつい時間を忘れて遊んでしまうゲームです。
欠点を挙げるなら、
カードの総数はそれほど多くないため、
ある程度遊ぶとパターンが読めてしまうこと。
ここは今後の更新か続編での
カードプールの増加に期待したいところですね。
スマッシング ザ バトル
パワードスーツをまとった
美女を操作するアクションゲーム。
unityで人気を博したゲームが
アプリに移植されて登場しました。
ボタン連打で簡単にコンボができ、
敵を引き寄せるマグネットや
敵が近づくと爆発する地雷、
必殺技の巨大スパナなど、
各種スキルを駆使した戦いが楽しめます。
1ステージが短く、
サクサク遊べるのも特徴。
ド派手で気軽に楽しめるゲームを
お探しの方におすすめです。
伝説の旅団
最大3体のパーティによる
オートバトルが特徴的なファンタジーRPGです。
App Store Best of 2015受賞作品。
絵本のようなグラフィックは、
可愛らしくも細部まで作りこまれ、
セピア調で統一された色彩も
本作のファンタジックな世界観に
彩りを添えています。
また、そのゲーム性は
ボードゲーム開発のノウハウがある
オインクゲームズが開発しただけあり、
戦略性が非常に重要となっています。
先述したように、本作のバトルは、
プレイヤーが操作する必要のない
オートバトルであり、
プレイヤーが関わるのは、
バトルに出すメンバーの決定と、
メンバーごとの出撃タイミングの指定、
そして、スキルの使用が主になります。
序盤のウヌア高原までは
何も考えなくても進めるほど簡単ですが、
次ステージであるルナルコの森に
入るあたりから難易度が上がり、
メンバーごとの得手不得手や
残り体力を考えて
パーティーを組まなければ
突破は難しくなります。
1日にちょっとずつ、
長く遊べるゲームをお求めの方や、
アクションは苦手だけど、戦略は得意という方に
是非一度触れていただきたい名作アプリです。
まとめ
ipad向けおすすめゲームアプリ10選
お楽しみいただけたでしょうか?
世界中のデベロッパーの
アイディアが詰まったゲームに
こんなに身近に触れられる時代に生きられて
私は本当にラッキーだと思います。
今年はipadproの新モデルも発表されましたし、
ゲームアプリ界隈もさらなる盛り上がりを見せそうですね!
もし今後素晴らしいゲームアプリに出会ったら
また記事内でご紹介します。それでは!
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