東方×ハクスラ×ローグライトな東方異域見聞がかなりキテるぞ、という話

東方異域見聞タイトルゲーム

令和新世代の東方二次創作ゲー

数日前、PCでSteamの新着欄をチェックしているとこんなゲームが目に留まりました。

「東方異域見聞?あぁ、東方の二次創作ゲーね...東方ゲーといえば緋想天とか夜雀食堂とか光耀夜とか、各ジャンルで定期的に光る作品が出てるけど、これは一体どんなジャンルなんだ?」

「ハクスラローグライトアクションか。圧倒的高評価だし、価格も1000円だしちょっとやってみるか。」

と、そんな感じでプレイを開始したわけですが、これがなかなかの当たりでした。

ゲーム内容はまさにハクスラって感じでド派手な戦闘を矢継ぎ早にこなす感じなのですが、絶妙な難易度設計、ビルドの面白さ、爽快感と緊張感を両立したバトルアクションの魅力にやられ、気づいたら3時間くらいぶっ通しで遊んでしまいました。

特に強く感じたポイントを箇条書きすると大体こんな感じですかね。

  • ローグライト×アクション×ハクスラ
  • プレイアブルキャラクターは現在四人
  • 1週はだいたい25~30分で終わる
  • 同じキャラクターでもビルド次第で全く違った性能に育てられる
  • スピーディーでスタイリッシュなアクション!動きがハマれば脳汁全開保証
  • ストーリー性やキャラクターの掛け合いは必要最低限。キャラゲー要素はあまり期待しない方がいい
  • モデルは結構可愛くできている。細かいモーションにもこだわりを感じる
  • 原作へのリスペクト大
  • 東方原作の名曲アレンジが気分を盛り上げる

ちなみに私の現在の進捗はひとまず一周目をクリアして新たな難易度を解放したところ。

この記事では、そんな東方異域見聞のシステムや魅力、ちょっとした攻略も添えて、新しい良ゲーとの出会いを望む皆様の役にたつ情報をお届けしたいと思います。

シンプルかつ要点を押さえたゲームシステム

異域見聞のゲームシステムはまさに王道のハクスラで、戦闘を繰り返してキャラクターを強化し、より強い敵に挑むというものです。

正確には雑魚敵の群れと戦う通常ステージを三つこなし、その後お馴染みのネームドキャラクターと一騎打ちするボスステージを一つこなすというパターンを繰り返します。

ボスを倒した後は休憩ゾーンがあり、消耗した体力を一定量回復できるほか、ランダムでラインナップされるアイテムを購入してキャラクターを強化することもできます。

このようなテンポの良いシステムによって産み出されるのは圧倒的な中毒性であり、倒されても倒されてもつい「もう一度」とやり直してしまう魔力があるのがならではですね。

簡単操作でカッコよく戦える痛快なバトルシステム

ハクスラゲーとはつまるところ戦闘に特化したジャンルであり、そこにゲームとしての成否が集中するジャンルといえます。

東方異域見聞のバトルシステムはテンポの良さ、爽快さ、操作のわかりやすさが三拍子揃っており、少しの練習で魅力的なキャラクターたちを自由自在に操れるようになります。

武器攻撃と射撃攻撃

メインとなる基本的な攻撃方法は武器攻撃射撃攻撃の2つ。

武器攻撃はイコール近接攻撃であり、連打することでキャラクターごとのコンボ攻撃を繰り出すことができます。

射撃と比べてDPSが高い反面、距離が狭まる分敵の攻撃回避がシビアになるのがデメリット。使い分けが肝心です。

(ちなみにこんな名称ですが必ずしも全員が武器を使うわけではなく、中には素手で武器攻撃を行う(?)やつもいます。ややこしい…)

一方の射撃攻撃はイコール遠距離攻撃であり、敵と距離をとりながら一方的にダメージを与えることが可能です。

また射撃攻撃には相手の弾幕を相殺する効果もあり、攻撃手段でありながら同時に防御を兼ねているのも特徴の一つです。

ただし、後述する必殺技を使うのに必要なゲージが貯まるのは武器攻撃のみであるという点には注意が必要。

武器攻撃と射撃攻撃はどちらもキャラによって性能が大きく異なるため、使いこなすためには何度か実践を繰り返し、使い所をきちんと把握することが肝要です。

回避

ソウルライクなど近年主流のアクションゲーでは大体採用されている回避行動ですが、異域見聞にももちろんあります。

仕様としては、スタミナを消費して一定距離を無敵状態で移動するというごくオーソドックスなものですが、1つユニークなのは相手の攻撃と重なるように回避を行うことで成立する完全回避です。

完全回避に成功するとスロー演出が入り、敵の攻撃を無効化した上でスタミナとエネルギーを回復することができます。

完全回避を決めると、いかにも相手の攻撃を完全に見切った感があり非常に気持ちがいいですし、戦略上のメリットも極めて大きいのでまずはこれを狙ってしっかり決められるようになることが初心者脱出の一番のポイントかと思います。

ちなみに原作にはグレイズ(graze)という、自機に敵の弾を掠らせることで高得点を得られるシステムがあり、完全回避はそのオマージュかと推測されます。

チャージ攻撃

武器攻撃、射撃攻撃はボタン押しっぱなしでより強力なチャージ攻撃に派生します。

威力や攻撃範囲が向上する反面で、溜めている間は無防備となるため敵の攻撃の隙を上手く狙っていくことが重要です。

回避射撃

溜め状態で射撃ボタンを押すことで回避射撃を使用することができます。

基本的には溜め中に攻撃を受けそうになった時の回避手段としての運用となりますが、中には技単体としてみても優秀なものもあり、能動的に出していく手もあります。

特殊技

攻撃ヒットごとに蓄積する黄色SPゲージが満タンになった時に使えるキャラごとの固有技。

威力、範囲ともに通常攻撃より強力で、劣勢を打開する逆転の一手にもなり得ます。

発動中は無敵になるので、敵の攻撃が避けられそうにない場合の緊急回避手段としても。

必殺技

武器攻撃の命中または敵弾幕の破壊で蓄積する青色エネルギーゲージが満タンの時に発動できる超大技。

キャラクターごとにバラエティ豊かな必殺技が用意されており、これらを思い切りぶっ放す瞬間のカタルシスも本作の味わいの一つです。

グラップ

落ちているアイテムやダウンした敵を引き寄せることができます。(※解放条件あり)

アイテムに対して使用した場合は敵に投げつけてダメージを与えることが可能。

ダウンした敵を引き寄せた場合はロックして強力な一撃を叩き込むことができます。

攻撃モーションはどれも見応えがあり、これでフィニッシュを決めた暁にはまさに痛快です。

タレント(才能)

ハクスラ要素におけるもう1つのキモがこれ。

通常ステージおよびボスステージをクリアするごとに3種類の能力ボーナスが提示され、そのうち1つを獲得することができます。

チャージ攻撃強化や武器攻撃の派生追加、宝具のクールタイム短縮など、タレントによって強化できる要素は幅広く、同じキャラクターであってもビルドによって全く異なる操作感に仕上げることも可能です。

また、タレントの中にはキャラごとに専用の固有タレントもあり、こちらは通常のタレントにもましてキャラクターの性能に大きな影響を与えるものとなっています。

原作のスペルカードをうまく落とし込んでるのがGOOD

神器

いわゆるサポートアイテム。

神器はどれか1つしか持てませんが、一定時間ごとに自動で敵を攻撃してくれます。

パリィ

タイミングよくチャージを合わせることで敵の攻撃をいなし、一定時間怯ませることができます。(※解放条件あり)

ハイリスクハイリターンなシステムであり、敵の動きに慣れてきたら積極的に狙っていきたいところ。

連続でパリィを決められるようになると、相手を手玉に取っているかのような愉悦を堪能できますよ。

登場キャラクター

プレイアブルキャラクター


最初から使えるのは妖夢のみですが、他の3人もゲーム開始後30分くらいですぐに全員解放できます。

魂魄妖夢

真面目だけどどこか抜けている半人半霊の庭師。

剣士キャラという個性に持ち前の人気も加わって二次創作ゲーでの露出も多く、本作ではめでたく初期プレイアブルキャラクターに抜擢されました。

性能的には火力の低さを手数の大きさと立ち回りで補うスピードタイプといった印象です。

特殊技は直近の敵を斬りつけながら上昇する技。他のキャラの特殊技と比べると攻撃範囲がやや狭めなのはちょっとネックかも。

必殺技は楼観剣と白楼剣による一閃であり、範囲内の敵に大ダメージを与えることが可能。
こちらもオーソドックスな性能で、ある程度距離が離れていても射程に収めることができます。

あと思うことはまぁ、スカート短すぎ。

藤原妹紅

蓬莱の薬を飲んで不老不死となった元人間。原作の永夜抄ではEXボスを務めていました。

本作で現状唯一武器攻撃が素手による殴打という正真正銘の武闘派であり、
畳み掛けるような格闘技のラッシュはなんとも華麗で見栄えが良いです。

バトルの爽快さ、スタイリッシュさという意味では本作でも随一と言える個人的おすすめキャラで、適当に武器攻撃を連打してるだけでも楽しすぎてアドレナリンがドバドバ出ます。

ただし、近接主体の特性上どうしても被弾は増えがちなので、調子に乗って殴りまくっていたら知らぬ間に不死鳥が天に召されていた、なんてことも。

他キャラ同様、HP管理には常に気をつけるようにしましょう。

特殊技は高く飛翔してから落下し、周囲に衝撃波でダメージを与えるというもの。シンプルな範囲攻撃で使い勝手が良いです。

必殺技は全ての体力を消費して爆発を起こし、8秒間の無敵と攻撃力強化を付与する「不死の火」。

減った体力は効果中に与えたダメージ量に応じて終了後に回復しますが、タレントによるサポートなしだと頑張っても全体力の6~7割までしか回復しないのが玉に瑕。

予断ですが、初見では使った瞬間にいきなり体力が1になったものだからちょっとびっくりしました。

フランドール・スカーレット

本人もテーマ曲も大人気な悪魔の妹。
原作では頭が少々イカれていて姉から495年幽閉されていた設定を持つが、ゲーム内で操作する分には何も問題ないので心配無用。

性能的には見た目に反してかなり尖ったパワータイプであり、武器攻撃の速度が全キャラ中でもダントツで遅い反面、威力と範囲に優れている特徴があります。

射撃攻撃も溜め必須のレーザーとやや癖強め。

特殊技はレーヴァティンによる薙ぎ払い。攻撃範囲が広く、敵に囲まれた時の対策として重宝します。

必殺技は6秒間全ての攻撃に対して無敵となり攻撃命中時に追撃が発生するというもので、短時間とはいえ一方的に攻め込めるようになるため非常に使い勝手の良い技です。

総じて全体的にクセは強いものの「すべてを破壊する程度の能力」の肩書きに恥じない殲滅力があり、使いこなせば敵を一方的に蹂躙するかのような豪快なバトルが楽しめます。

霧雨魔理沙

原作主人公ペアの片割れな魔法使い。
一見不真面目なようで本当は努力家であり、その健気さに心惹かれる人も少なくない。ただしただし借りパク行為はNG。

性能的には魔法使いらしい中〜遠距離特化のバトルスタイルで、相手と距離をとりつつ被弾を最小限にして戦えるのが特徴です。

特にチャージ攻撃のオーレリーズサンは中距離サーチ+継続ダメージという性能の高さで使い勝手がかなり良い。

特殊技は魔法瓶を敵に投擲し、遠距離からまとまったダメージを与えることが可能。

必殺技はお馴染みマスタースパークで、こちらも遠距離から特大ダメージを打ち込むことができます。

遠距離キャラということでクセが強めに思えるかもしれませんが、相手と距離をとって戦える都合上、相手の動きや弾幕パターンを観察する余裕が生まれやすいのは初心者にとって嬉しいところ。

距離を取ることで相手の攻撃が避けやすくなり、他キャラに比べて被弾が減らしやすいのもその長所に輪を掛けています。

仲間キャラクター

仲間キャラクターキャプチャ

プレイを進めると、一緒に戦ってくれる仲間キャラクターを増やすことができます。
一度に連れて行ける仲間は一人だけで、戦闘はオートで支援してくれます。

道中で拾えるアイテムをプレゼントしたり、お店のアイテムを使用して能力を強化することも可能です。

後これは性能とは無関係ですが、魔理沙と霊夢とか、フランとこいしとかが一緒にならんで闘っている姿を見られるのはやはり良いものですね。

ちょっとした会話イベントもあり。

ボスキャラクター

まぁ一応ネタバレ防止ということで、ここでは最初のボスだけちょっとご紹介。

最初に立ちはだかるのは東方風神録でステージ2のボスを務めた鍵山 雛。

近接、遠距離両方にバランスよく技を持ち、慣れない間は苦戦すること必至。
逆にいえばここでしっかり基礎を覚えてしまえば最後まで応用が効くので、最初のうちは基礎を学ぶくらいの気持ちで挑んでみると良いかと。

目指せ初周突破!簡易攻略教室

ひとまず初周は突破できたので、これからゲームを始める方に向けて簡易的な攻略メモを記載しておきます。

必要なタレントを見極めよ

何周かして、どんなタレントがあるのかを一通り確認したら、次は最終的なビルドの方向性を意識した取捨選択をしてみましょう。

タレントはダッシュ攻撃を強化するもの、必殺技を強化するもの、射撃攻撃を強化するものといった具合に、特定のモーションや戦術を強化するものがほとんどです。

自分が良く使うモーションを強化するものや、これまでに入手して来たタレントと相乗効果が狙えるタレントを狙って引いていくと効率よくキャラクターを強化することができます。

また、タレント同士のコンボを狙うのも有効です。

例えばコインを取得するとエネルギーを得られる「紙幣エネルギー」と攻撃が命中すると一定確率でコインがドロップするようになる「財禍」のコンボなど、相性の良いタレントを積むことで単体の何倍以上ものメリットを享受することができるのです。

ちなみに取得済みのタレントはポーズメニューからいつでも確認できますよ。

敵の動きを見て覚えよ

アクションゲー全般に通じる鉄則ですが、敵の動きを見て覚えるというのは重要です。

ボスが強すぎて勝てないと感じたら、一回攻撃するのをやめて回避に専念してみましょう。そのうち攻撃パターンを体が覚えて何も考えなくても敵の攻撃をかわせるようになるはずです。

それでもどうしても勝てければ、寝ましょう。

フロムゲーなんかでも覚えがありますが、どうしても勝てなかったボスが一晩寝て再挑戦したら一回目であっさり勝ててしまったなんてことが意外によくあります。

これは睡眠によるリフレッシュに加え、人間の大脳にノンレム睡眠中に日中に経験した情報を記憶として定着させる性質があるため起こる現象です。

実際私が初めて初周クリアできたのもしっかり寝た次の朝のことでした。睡眠はマジで偉大です。

特殊技、必殺技を回避手段と見よ

特殊技、必殺技というと一見して攻撃的な印象を受けますが、本作では防御的に使った方が功を奏すということがよくあります。

特にボスキャラクターは体力が一定以下になると回避が難しい必殺スペルを放ってくるので、それを特殊技や必殺技の無敵でやり過ごすことができるか否かは極めて大きいのです。

また回避手段としてはグラップも有効。特に道中では雑魚敵をグラップできる機会が多いので予期せぬ被弾を避ける上でもグラップできる時は逃さずグラップすべきです。

おみくじは基本引くべし

本作にはボス撃破などで獲得できるおみくじ券を使うことで様々な効果を持つおみくじが引けるシステムがあります。

おみくじの名前通り、良いことばかりとは限らず中にはデメリットを持つものもありますがそれでもあたりの中にはスタミナや体力の最大値増強といった有益な効果を持つものがあるため基本的には引いた方が得だと感じました。

それに万が一凶や大凶を引いても、デメリットに応じて仲間へのプレゼントアイテムが得られるので完全に悪いことばかりじゃないというのもありますしね。

初心者におすすめのキャラクターは?

全員強みはありますが、あえて個人的にお勧めするなら魔理沙ですかね。

キャラクター紹介の時にも触れましたが、遠距離主体なので敵の動きを観察できるチャンスが多いというのがその理由です。

一方で、動かしていて一番楽しかったのはやはり妹紅ですね。
ともかく爽快感と自分で動かしている感がダンチなので、このゲームの魅力を理解する上では一番手っ取り早いキャラクターかと思います。

おすすめのタレント(スペル)は?

これを言っちゃうと攻略の楽しみが減ると思うのでそれでも知りたい方だけスクロールしてください。

自分が初めて周回クリアした時のキャラクターはフランでしたが、特に有用だと感じたのが、攻撃命中時に3%の確率で回復アイテムが出現する「真紅の血の悪魔(固有スキル)」でしたね。

一個あたりの回復量は微弱(10くらい?)ですが、プレイしていると普通に1ステージで10個ほど落ちることも珍しくなく、それだけで全体的な生存率が大きく変わってきます。

あとは「突然の力(チャージ時間短縮)」「慎重に力を入れる(チャージ攻撃とジャンプ攻撃の強化)」あたりでチャージ攻撃を集中的に強化したのと、「吸血鬼の破滅的な妹(ダメージと最大体力が上がるがエリア進むたび体力-10)」などで攻撃力をガンガン積めたのも大きかったかと。

他に固有タレントでは相手が遠くにいる時にダッシュ攻撃を強化する禁忌「レックスバレット」、特定条件で強力な回転攻撃が出せる「血塗られた災厄」などを取りましたが、どれも有用でした。

そこに加えて道中のおみくじやアイテムで最大体力、スタミナを十分に強化できたことが加わってクリアに至ったものと思います。(それでも最終ボス戦はかなり追い込まれましたが...)

他のキャラについても触れておくと、例えば妹紅の場合は必殺技で自分から低体力状態を創り出せるので、体力が少ないほどクリティカル率の上がる「捨て身の絶境」が相性抜群です。

さらにそこに「入念にウォームアップ」「虚に乗じる」「慎重に爆発」などの攻撃力を高めるタレントを重ねていけば1000ダメージ超がポンポン出る火力おばけも夢じゃありません。

加えて「身命霧散」や「フェニックス再誕」で必殺技終了後の回復量を増やしておけば効果後のケアも万全ですね。(身命霧散には受けるダメージが増えるデメリットがある点に注意が必要ですが)

魔理沙については「キノコ研究愛好者」と「キノコ錬金 三重抽出」で投擲武器として使える毒キノコやら毒ビンやらを大量に生やすビルドがユニークで楽しかったです。

あとはチャージ強化タレントを重ねるオーレリーズサン特化のビルドなんかもなかなかいけました。

妖夢なら射撃の速度が上がる「高速弾幕」と弾幕が命中した時に一定確率で必殺技ゲージがたまる「奇び半身」のコンボで「六道剣 一念無量劫」によって強化された必殺技を連打する戦術が手ごたえありでしたね。

それと固有タレントの「炯眼剣」にはチャージ完了前ならいつでもパリィが取れる効果があり、かなり簡単にパリィが取れるようになるのでこれは一度試してみてもらいたいですね。

…とまぁ大体こんな感じですがここで紹介したのはもちろん一例にすぎません。

ぜひともあなたの手で自分だけの最強ビルドを見つけてみてください。

総評

「ローグライトハクスラアクション」に東方の側を被せてうまくアレンジした良ゲーといった印象です。

アクションゲームとしての魅力が強い反面、キャラクターの掘り下げやストーリー性は最低限なのでそこは期待すべきではないですね。逆に言うと東方全然知らなくても関係なく楽しめる作品ではあります。

個人的にはせっかくのキャラゲーなんで、できればカットインとかもっと欲しかったかも、とは思いますが。

あと一部日本語翻訳が怪しいところもありましたが、プレイ体験を損なうほどのものではなかったかと。こちらは夜雀食堂のように時間をかけて改良されていくかもしれないですね。

ボイス(日本語)もついていてはきちんと日本語のものが用意されています。

長文会話はなく喋ってもワンフレーズがほとんどですが、それでもちゃんと用意しているのは偉いですね。

総じて手軽に遊べて熱中できる良質なハクスラアクションゲーをお探しならかなりおすすめの一作だと思います。そこに加えて東方キャラが好きなら申し分なしといったところ。ゲームの重点はあくまでもハクスラ > キャラゲーです。

とはいえ随所に原作へのリスペクトが窺える部分もあるので、原作ファンにとっても手に取ってみる価値はあるでしょう。

何より1,200円と言う手を出しやすいお値段に加え、今ならリリース記念でさらに15%オフだ!バイナウ!(ダイマ)

今の評判の良さからして、おそらく近いうちにプレイアブルキャラクターや仲間、ボスの追加アップデート(DLC)が来ると思うので今からそちらが楽しみでならないですね。

天使かな?
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