こんにちは。
Steamで日々まだ見ぬ良ゲーを探し続けて
早10年目のdaimaです。
本日は私が今までプレイした中から
友人や家族とプレイして盛り上がる、
パーティーやレクリエーションにもぴったりな
おすすめの協力/対戦ゲームを8本厳選してご紹介します。
とはいえあまりにメジャーなタイトルを紹介しても仕方ないので
ゲーム好き以外にはあまり知られてなさそうな
ちょっとマイナーなめなタイトルを優先してセレクトしています。
・オフラインで協力プレイ(CO-OP)が可能なこと。
・Steam、またはNintendo Storeで購入可能なこと。
・スマブラやマリオカートほどメジャーではないこと。
・私が実際に協力プレイし、面白いと感じたこと。
主にこのような条件のもとセレクトし、
中でも「私が実際に人とプレイして楽しかったかどうか」
を最大の評価項目としています。
それではいってみましょう。
- Ultimate Chicken Horse (Steam/Switch/PS4)
- Enter the Gungeon エンター・ザ・ガンジョン (PC/switch/PS4)
- Overcooked® - オーバークック! (Steam/Switch/PS4)
- Cuphead (Steam/Switch)
- Portal2 (Steam/PS4)
- Human: Fall Flat ヒューマン フォール フラット (Steam/Switch/PS4)
- ショベルナイト (Steam/Switch/PS4)
- Spelunky スペランキー (steam/PS4)
- おまけ:PCでマルチプレイするなら以下のアイテムがおすすめ!
- おわりに
Ultimate Chicken Horse (Steam/Switch/PS4)
個人的オススメ度:★★★★★
なんともユルい見た目のこちらのゲーム、
「Ultimate Chicken Hors」は箱庭型のステージ内で
外見だけが異なる同じスペックの動物たちを操作して
先にゴールしたプレイヤーが勝者となる対戦アクションゲームです。
しかしながらこのゲーム、
普通の対戦アクションゲームと一味違うのは、
マリオメーカーのようにプレイヤー自身が
ステージ作りに参加できる点です。
ゲームはステージの作成フェイズと
プレイフェイズに別れていて、
作成フェイズではランダムで選ばれたパーツの中から
プレイヤーが早い者勝ちで好きなものを選択し、
ステージ内の自由な位置に配置することができます。
そして続くプレイフェイズでは
作成フェイズで出来上がったステージ上で自キャラを操作し
ジャンプや壁キックなどのアクションを駆使して
ステージごとに定められたゴール目指して競争をするのです。
この際より早くゴールに到着したプレイヤーに
より高いポイントが加算される仕組みとなっていて、
最終的に獲得ポイントが勝利ラインを超えるか、
一定ラウンドが終了した時点で
最も獲得ポイントが高いプレイヤーが優勝となります。
Ultimate Chicken Horse - Launch Trailer - Nintendo Switch - YouTube
(△Switchの公式トレーラー。大体こんなゲームです。)
実際にプレイしてわかる奥深いゲーム性
これまでの説明から判断すると
一見単純なゲームのように思えるかもしれませんが
実際にプレイしてみるとこれがなかなかどうして奥が深い。
その理由はまず第一にこのゲームではルール上、
自分だけが有利になるパーツ配置をすることが
非常に難しいという点があります。
なぜなら使用キャラの性能に差が無く、
最終的にプレイするステージが
全プレイヤー間で共通となる以上、
必然的にステージの難易度は
プレイヤー全員でイコールとなるからです。
ゆえに手っ取り早くゴールしようとして
簡単なルートを作ったら他のプレイヤーに
そのルートを利用されてしまったり、
逆に他のプレイヤーの邪魔をしようと思って
難しい位置に障害物を配置したら
自分まで先に進めなくなったなんてのは
このゲームではよくあること。
ライバルを出しぬき
Ultimate Chicken Horseの座を手に入れるには
熟練のクライマーのように
他者が見落としがちな隠れた攻略ルートを素早く見出し
かつそれを素早く的確に遂行する集中力が必要となるのです。
豊富なステージとパーツのバリエーション
これまでの説明で、プレイフェイズでプレイするステージは
「ベースとなるステージ」と「配置されるパーツ」の
組み合わせによって決定されることがお分りいただけたかと思います。
そしてUltimate Chicken Horseはこの両者について
非常に豊富なバリエーションを取り揃えています。
まず、ステージについては
最初は1ステージしかプレイできないものの
ゲーム中に獲得できるプレゼントから
新たなステージをアンロックしていくことで
記事執筆時点で最終的に全17種類のステージを
プレイすることが可能となります。
各ステージには明確な特徴があり、
ステージによってゴールの位置が大きく変わる他、
中には乗ると沈んでアウトになる流砂のあるステージや
一定時間ごとにこちらも触れるとアウトになる
大津波が襲ってくるステージなども存在しています。
次にステージ内に配置できるパーツは
記事執筆時点で48種類が存在しています。
パーツの種類は足場として使えるブロックや
踏むと大きくジャンプできるスプリングといった比較的平和なものから
一定間隔で矢を発射するクロスボウや
近づくだけで吸い込まれてアウトになるブラックホールなどの攻撃的なもの、
あるいは二個配置することでお互いを一瞬で行き来できるようになるワープ装置や
既に存在するパーツを消すボムのような変わり種などに至るまで実に様々であり、
こうした個性的なアイテムをステージにどう配置するかに
頭を悩ませる時間もまたこのゲームの醍醐味となっています。
3人以上でわいわい楽しみたいなら迷わずこれ!
見た目が可愛らしくてとっつきやすく、
誰もがすぐに理解できる簡単なシステムでありながら
奥深い戦略性と盛り上がるハプニング性を兼ね備えたこのゲーム。
遊ぶ相手を選ばないパーティーゲームの傑作として、
ゲーム好きなら迷わず抑えておきたい一本ですね。
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Enter the Gungeon エンター・ザ・ガンジョン (PC/switch/PS4)
個人的オススメ度:★★★★☆
続きましてご紹介するのは
弾幕シューティング系ダンジョン探索ゲーム
『Enter the Gungeon エンター・ザ・ガンジョン』です。
このゲームはそのジャンル名からもわかるように
シューティングとアクションの
両方の特徴を兼ね備えたゲームとなっています。
様々な個性を持ったヒーローを一人選択し、
「過去を始末する銃」が眠ると言われる
「ガンジョン」を探索するというのが本作品のストーリー。
ガンジョンは不思議のダンジョンシリーズのように
入るたびに内部の構造が変化する作りとなっていて、
朝鮮のたびに新鮮な冒険を楽しむことができます。
ガンジョン内の各部屋には出現する敵を
全て倒すと先に進めるようになる通常の部屋の他に
お店や宝箱などの特殊な部屋もあり、
そうした場所では新しい武器(銃)や
アイテムが入手できるのですが
フロアの構造や出現するアイテムのラインナップは
ダンジョンに潜るたびランダムで変化するので
攻略には腕前だけでなく運も重要となります。
また各チェンバー(フロアのようなもの)の最奥部には
これまたランダムで選出される強力なボスが待ち構えており、
それまでとは比べ物にならない圧倒的な弾幕量でプレイヤーを苦しめます。
(△序盤のボスの一体、キングブレット)
ボス戦は基本的に死に覚えゲーであり、
初見では毎回こんなのどうやって倒すんだと絶望させられるのですが
その分昔苦労してボスを撃破した際や
昔苦戦したボスをあっさり下せるようになった時などは
並みのゲームでは得難いほどの
強烈な達成感と自己の成長感を味わうことができます。
面白いけれど難易度は鬼畜級
2Dシューティングゲームとしてトップレベルの作り込みを誇り、
Steamでは4万件を超える高評価レビューを獲得している本作ですが
一方で「いくらなんでも難しすぎる」
という否定的な意見もしばしば見受けられます。
確かに、私の体感的にも
本作のゲームバランスは相当辛口でした。
ガンジョン内で死亡すると道中で拾ったアイテムは
全てロスト扱いになり攻略も1階からやりなおし。
加えて敵の攻撃は最初の階の雑魚でも
気を抜けば一瞬で体力が削りさられる激しさで、
道中での回復手段も店売りの回復アイテムや
宝箱からの入手など非常に限られており
さらにフロア内にはダメージ床や落とし穴、
攻撃を受けると爆発して大ダメージを受ける樽など
元より雀の涙のようなプレイヤーの体力を
容赦無く毟り取る非常な罠がそこかしこに設置されています。
私の場合、私と弟という普段から
よくゲームをする二人で協力プレイしたのですが、
それでも第一チェンバーの突破にすら
2〜3時間かかってしまう始末でした。
(ちなみに協力プレイ時は敵の体力が1.5倍になるため、一概に協力プレイが単独プレイより簡単だとは言い切れません)
つまり何が言いたいかというと、
このゲームはその可愛い外見に反して
中身はSEKIROかブラボかと疑いたくなるほどの
超ストイックな死に覚えゲーなのです。
ですので、私は本作を
カップルや家族の距離を縮めるための
レクリエーションの一環として
プレイすることは全くお勧めしません。
むしろ、アクションゲーム好き、弾幕STG好きの腕自慢が
自己の成長と死ねば全て失う緊張感を楽しむために
プレイするタイプの作品だと言えるでしょう。
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Overcooked® - オーバークック! (Steam/Switch/PS4)
個人的オススメ度:★★★★☆
調理場を模したステージ内を駆け回って
画面左上に表示されるオーダー通りの料理を
素早く調理、提供することを目的とするアクションゲーム。
オーダーされた料理はすぐに提供する必要があり、
モタモタしているとゲームオーバーとなってしまうのですが
料理が出来上がるまでには料理ごとに決められた食材集めから
切る、焼く、煮るなどの調理、出来上がった料理の提供、
使い終わった食器の洗浄など
まるで現実の調理現場のように複数のステップを踏む必要があり、
効率よく進めないとあっという間にオーダーの山に埋もれて
ゲームオーバーとなってしまいます。
では一体どうすれば効率よく沢山の料理を作れるのかといえば
そこで重要になるのがプレイヤー同士のチームワークです。
ゲームを何回かプレイするとわかってくるのですが、
このゲームでは各人が自由に判断して動き回るよりも
材料を運ぶ係、野菜を切る係、皿を洗う係、
指示を出すリーダーなどの役割分担を決めて
それぞれが特定の作業に特化した方が
得てして高得点を獲得しやすいんですよね。
(この辺は現実の仕事と同じですね)
対戦ゲームのように他人を押しのけて勝つのではなく、
他のプレイヤーと息を合わせ、
一丸となって目標を達成する。
そうしたチームスポーツのような達成感が味わえるのが
このゲームの素晴らしいところなのです。
人を選ばないシンプルな良ゲー
高得点を目指すには
息のあった連携が必要となるOvercookedですが、
ゲームのルール自体は極めてシンプルであり、
ゲームの腕前で勝敗がつくわけでなく、
かつなにより料理という誰にとっても
身近なものを題材としていることから、
普段ゲームなどしない人と遊ぶ時などに
特に重宝するタイトルでもあります。
他のゲームに比べて特に
男女差や年齢差が出にくい作品ですので
特にファミリーやカップルなどで
ゲームをプレイする機会のある方は
ぜひともこのOvercookedをプレイしてみてください。
また現在では続編でオンラインプレイに対応している
Overcooked! 2がリリースされていますので
最新版に興味のある方や
リアルでフレンドを集めるのが難しい方は
先にこちらを購入しても良いかもしれません。
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Nintendo Storeで見る
Play Station Storeで見る(※2のみ)
Cuphead (Steam/Switch)
個人的オススメ度:★★★★☆
1930年代のアメリカアニメ黄金時代の
カートゥーンにインスパイアされて開発された2Dアクションゲーム。
操作キャラは頭がコーヒーカップになった
ミッ○ーのような外見の
カップヘッド(赤)とマグマン(青)の兄弟。
彼らが悪魔のカジノで負けた代償として
借金滞納者の魂を取り立てに行くという体裁で
本作の舞台となるインクウェル島を回ります。
「Cuphead」というゲームの凄さ
このゲームは2017年9月のリリースから間も無く
ゲーム好きの間で大きな話題を集め、
現在では世界中で500万本以上を売り上げたと言われる
メガヒット作品に当たるわけですが、
このゲームがそれだけの成功を収めた最大の理由は
大きく分けて2つあると私は考えています。
それはまず第一に
クリエイティブ面における圧倒的な完成度の高さです。
1930年代当時の手法を緻密に再現し
セル画の手書きで描かれた滑らかな動きのグラフィックや
アナログ演奏を録音したBGMのジャズ楽曲などは
これがゲームであることを忘れてしまうような没入感をもたらしてくれます。
そして第二の理由は
ゲーム好きを唸らせる絶妙な難易度設計です。
このゲームはインクウェル島の各所に待ち受ける
ボスとの戦闘が中心の
ボスラッシュ的なゲーム構成となっているのですが、
それらのボスがどいつもこいつも非常に手強い!
(△ボスには複数の形態があり、それぞれ異なる攻撃を繰り出してくる)
攻撃は時に画面全体を覆うほど激しく、
それに対しこちらのライフは3点ほどしかないため
プレイ中はとにかく回避に全神経を集中することとなります。
(ちなみに回復アイテムなどという軟弱なものは存在しません)
一方でこちらのできることは
移動の他はシューティング的な弾の発射※と
パリィと呼ばれる特殊な回避アクション、
あとはゲージを必要とする必殺技くらいのもの。
(※使用できる弾丸の種類はゲーム内のお店で購入することで増やすことができます)
さらにボスには漏れなく
体力低下にともなう形態変化が用意されており、
体力を削れば削るほど攻撃も激しくなる仕組みになってます。
言うなればこれはEnter the Gunsionに近い死に覚えゲーであり、
何よりもプレイヤー自身のスキルが試されるストイックなゲームなので
一緒にプレイする相手はある程度選ぶ必要があると言えるかもしれません。
しかし、難易度が高いということは
クリアした時の達成感もそれに比例して抜群だということ。
何回もリトライした末にギリギリでボスを撃破した時などは
脳からやばい汁が出ているんじゃないかというくらいの
興奮と快感を味わうことができるでしょう。
Portal2 (Steam/PS4)
個人的オススメ度:★★★★★
Steamで18万件を超える圧倒的高評価を獲得している
3D協力パズルゲーの最高傑作。
題名に2がついていることから分かるように
Portalシリーズの第二作目にあたる作品ですが、
前作未プレイでも本作のプレイに特に支障はありません。
(※前作プレイ者がニヤリとできる小ネタはあり)
このゲームの目的はロボットのような
プレイヤーキャラを操作して
各ステージのゴールを目指すことですが、
Portalシリーズが他のアクション・パズルゲームと
一味違うのはその際に「ポータルガン」という
特殊装備を利用して、ステージに仕掛けられた
様々な仕掛けを突破していくことです。
ポータルガンの能力は
離れた二地点に「入口」と「出口」を創り出す事。
言葉にしてみるととても単純ですが
これがなかなかどうして奥が深く、
全てのステージをクリアするには
ポータルガンと自分の脳みそをフル活用する必要があります。
一部アクション的なセンスを問われるところもありますが
基本的には頭の柔らかさが重要となるゲームですので、
アクションゲームが苦手な人にもお勧めです。
発売日は2011年とやや古めですが
グラフィックは昨今のゲームと比べても十分に美麗な部類であり、
なによりゲームとしての面白さに
どの時代でも通じる普遍性があるのが素晴らしいところ。
逆に欠点があるとすれば
主人公のキャラクターは可愛らしいですが、
全体的に無機質な世界観なので小さい子供には
ややとっつきづらく感じられるかもしれないという点と、
ガチガチのパズルゲーなので、
爽快感や感覚的なプレイ体験を求める人には
会わない可能性があるという事でしょうか。
ともあれ、これほどまでに秀逸なゲームでありながら
Steamのセール時には100円で買えてしまう事もあるので
まだプレイしたことが無い方は
ぜひ今からでも手に取ってみることをお勧めします。
ちなみにこのPortalシリーズ、
元はニンテンドー・オブ・アメリカの協力で設立された、
米国初のゲーム系4年制大学「デジペン工科大学」の
卒業生の卒業制作だったものが企業から高評価を受け
製品化されたというちょっと変わった誕生経緯があったりするそうです。(wikipedia調べ)
Human: Fall Flat ヒューマン フォール フラット (Steam/Switch/PS4)
個人的オススメ度:★★★★★
続いてご紹介する『Human: Fall Flat ヒューマン フォール フラット』は
粘土のようにぐにゃぐにゃな体をした
人型のキャラクターを動かす3Dアクションパズルゲームです。
操作方法はとてもシンプルで、
基本は「歩く」「ジャンプする」「掴む」の3種類のみ。
これらのアクションを駆使して
ステージ内に設置された様々な仕掛けを解きながら
ひたすら奥へ奥へと進むのが本作の目的となります。
中でも重要なのが「掴む」アクションで、
ゲーム内では崖に捕まったり、ものを運んだり
乗り物を操作したりとそのシンプルな動作から実行できる
行動バリエーションは驚くほど豊か。
またパズルゲームとしも大変出来が良く、
プレイヤーの発想力や応用力が試される
3Dゲームならではの巧妙な仕掛けがたくさん用意されています。
しかしながらこのゲームの最大の魅力は
複数人で※で協力プレイをした時にこそ発揮されます。
(オフラインマルチで最大2人、オンラインマルチで最大8人同時プレイ可能)
というのもこのゲーム、カメラの移動で
掴む方向を制御するという癖のある操作方法に加えて、
協力プレイ時には他のプレイヤーも掴むことができるため
「足場を掴んだと思ったら他のプレイヤーを掴んでしまい、
そのまま2人仲良く穴に落下」といった思わぬハプニングが起きやすく、
それがキャラのやる気のないぐにゃぐにゃした挙動と相まって
絶妙なおかしさを生み出してくるのです。
「どこ掴んどんねん!😠」
「お助けー😫」
「落ちるなら一人で落ちろ!😁」
プレイ中にこのようなやりとりが起きることは日常茶飯事。
△例えるならまさにこんな感じ
その上このゲームには制限時間も残機も勝敗もなく、
もし落下してもすぐに最寄りのチェックポイントから
再開できるという気軽さもあって
自然とミスをしてもイライラせずに
笑って済ませられる雰囲気が出来上がるようにもなっています。
また本作の攻略にあたってはアクションの上手さよりも
どちらかといえばパズル的な発想力、閃きがより重視される傾向があり、
格ゲーやレースゲーのような反射神経ゲーが苦手な方でも
十分に活躍できる余地があります。
ですので、本作はゲーム好きな人だけでなく
ゲームに不慣れな女性や小さなお子さんにも
比較的お勧めしやすい作品であると言えるでしょう。
数少ない欠点は本編のゲームボリュームがやや少なめなこと
ネタゲーとしても真剣なパズルゲーとしても
大変お勧めできる本作なのですが、
個人的に唯一ちょっと欠点かなと思ったのが
全体的なゲームボリュームの短さです。
記事執筆現在時点でステージの総数は全12面であり。
これは普通にプレイしていれば
約10から15時間ほどで回りきれるボリュームです。
これはつまり集中的にやり込めば
2〜3日で消化できるボリュームでしかなく、
人によってはやや遊び足りなさを感じてしまうかもしれません。
ただこの点についてはオンラインプレイや
鬼ごっこ、クリア競争などプレイヤーオリジナルでの
ルール設定で遊びの幅を増やすことができますし、
何よりSteam版ならスチームワークショップに公開されている
ユーザー自作ステージをインストールすることで
遊べるステージの数を爆発的に跳ね上げることができてしまうのです。
ということで、欠点として挙げたゲームボリュームですが、
本編だけに拘らなければ実は案外気にならなかったりもします(どっちだ)。
あと他に気になった点としては
掴み動作の位置調整がカメラの移動と連動している関係で
3D酔いしやすいという報告がユーザーレビュー上に散見されることですかね。
(ちなみに私は3〜4時間ほど通しでプレイしましたが
特に酔いを感じることはありませんでした。)
これはある意味3Dゲーの宿命とも言うべき欠点ですが、
念のため未経験者をプレイに誘う際には
3D酔いしやすい体質かどうか
事前に確認しておいた方が懸命かもしれません。
それとこのゲームを買うなら
ほぼマルチプレイ前提と思っておいた方が良いと思います。
なぜならゲーム内風景が徹底的に無機質かつ
音楽もかなり大人しめなものなこともあって
一人でプレイしていると
なんともいえない寂しさが込み上げてきてしまうからです😢。
switch版とPC版(Steam)の違いは?
私が本購入したのはSteam版でしたが
2017年12月からはNintendo storeでも
Switch向けの販売が開始されています。
両者の内容はほぼ同じですが
switch版のみ日本語対応している点で若干の差があります。
とはいえPC版でも英語が出てくるのは
最初のステージのチュートリアル部分くらいなので
通常はあまり気にする必要はないかと思います。
またオンラインプレイはPC版ならPC版同士、
Switch版ならSwitch版同士でしか行えませんので
友人とオンラインで遊ぶことを検討している場合は
必ず相手の持っているバージョンに合わせるようにしましょう。
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ショベルナイト (Steam/Switch/PS4)
個人的オススメ度:★★★★☆
ショベルナイトは8ビット時代を彷彿とさせる
レトロなグラフィックが特徴的な
2D横スクロールアクションゲームです。
主人公のショベルナイトは
その名の通り剣ではなくショベルが武器であり、
ショベルを使った攻撃はもちろんのこと
土を掘ってお宝を回収したり、一部の壁を壊したり
仕掛けを作動させたりと多種多様なアクションを行うことができます。
またゲーム内ではお金を貯めることで購入できる
レリック(魔力ゲージを消費して使う特殊武器)や
ショベルへの能力付与(etc:敵の弾をはじき返す、体力満タン時に衝撃波が発生)
などの強化要素もあり、どんどんキャラを強くする楽しさもあります。
ちなみにマップ画面はこんな感じ。
見たまんまスーパーマリオブラザーズ3風味であり、
マップ場のポイントから村や各ステージに進める他、
時にはボーナスステージやボスが出現することもあります。
全体的な難易度は比較的優しめ
本作の難易度は先に紹介した
Enter the Gungeonやcupheadなどと比べると
だいぶ優しめとなっております。
ゲームオーバーの概念がなく
ミスすると代わりにお金が減るようになっているほか、
各ステージ内にはこまめにチェックポイントが配置されていて
ミスをしてもストレスが溜まりにくい配慮がなされています。
一方で各マップの最後に待ち受けるボスは
どれもなかなかの手強さであり、
道中には即死トラップも少なくないなど
決してヌルゲーと言えるほど簡単なわけではありません。
1作品で5種類のゲームをプレイ可能
本作はリリース後も定期的に新モードの追加が行われており、
現在では以下の5つのモードを遊ぶことが可能となっています。※
(※DLCとは違い、ゲーム本編を購入していれば
追加された新モードは全て無料でプレイ可能です)
(※Switch版では2020/07/12時点でキングオブカード以降のモードは未実装です)
ショベルナイト:ショベルオブホープ
本作主人公のショベルナイトを操作するモード。
ショベルナイト:プレイグオブシャドウズ
錬金術師のプレイグナイトを操作するモード
ショベルナイト:スペクターオブトーメント
死神のようなスペクターナイトを操作するモード
ショベルナイト:キングオブカード
ショベルオブホープで最初に闘うボスのキングナイトを操作するモード
ショベルナイト ショウダウン
最大4人で遊べるバトルモード。ゲーム本編に登場した計16体のキャラから操作キャラを選ぶことが可能です。
ショベルオブホープのみでは
正直ややボリュームの薄さが否めませんでしたが
上記の追加コンテンツの登場によって
ゲームバリューの面での不満は
かなり解消されたと思います。
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Spelunky スペランキー (steam/PS4)
個人的オススメ度:★★★☆☆
本日最後にご紹介するのは
ゲーム史上最弱の主人公の呼び声高い(?)
あのスペランカー…ではなくスペランキーです。
ゲーム内容は爆弾やロープなどの探検グッズを駆使して
財宝の眠るランダム生成のダンジョンをひたすら下っていく
アクションゲーム版風来のシレンといった具合のもの。
ダンジョン内には危険なモンスターや
トラップに満ち溢れている反面で
アイテムの購入に使える財宝も配置されているため、
プレイ時は常にリスクとリターンの計算をしながら
ダンジョン内を探索することとなります。
余談 減点の理由
このゲーム、不思議なダンジョン好きな
私にとってはなかなか楽しめた作品なのですが、
同じく不思議なダンジョン好きである
弟にプレイしてもらったところ
あまり良い反応が返ってきませんでした。
その原因はおそらくややチープに見えてしまうグラフィックやBGM、
そしてひたすら出口に向かうだけのシンプルすぎるゲーム性が
弟の目はあまり楽しそうなものには映らなかったのだと思います。
もちろん本作は十分に魅力あるゲームですし、
弟ももう少しプレイしてみればその面白さに気づけたのかもしれません。
とはいえ確かに本作は今回ご紹介した他のゲームに比べて
やや第一印象の力で劣る部分もあり、
ここは涙をこらえて本作のおすすめ度は若干控えめの3点とさせて頂きました。
おまけ:PCでマルチプレイするなら以下のアイテムがおすすめ!
マイクロソフト ゲームコントローラー(純正品)
純正品コントローラーはかなり高価なのですが、
コントローラーのような繊細な動作が要求される製品を
下手に中華製などで安く済ませようとすると
結局使い物にならずに安物買いの銭失いで終わる可能性が激高です。
私の場合かつてAmazonで購入した
中華製コントローラーの右スティックが
箱を開けた時点で既に折れていたのを見て
二度と中華製のコントローラーは買うまいと決心しました(泣)。
Anker USB3.0 ウルトラスリム 4ポートハブ
PCに複数のゲームコントローラーを
接続したい時に役立つUSBハブ。
もちろんマウスやUSBメモリなど
コントーラー以外のUSBを差すこともできます。
おわりに
以上で本記事は終了となります。
ステイホームが当たり前となりつつある昨今、
今回ご紹介したようなゲームで
お家時間のさらなるバージョンアップを試みてみては如何でしょうか?
それでは。