こんにちは、
貴重な休みの日をほとんど
PS4でのゲームプレイに
吸い取られているdaimaです。
本日は、私がこれまでに
PS4でプレイした中で
特にハマったおすすめの
一人用ゲーム8本をご紹介します。
ジャンルは全体的に
アクション、RPGに偏っており、
基本的にゲーマー向けの
難易度の高い作品が多いです。
それでは、どうぞ!
Horizon Zero Dawn
▲ 当ブログによる詳細レビュー
全世界で760万本を売り上げたメガヒット作品
「KILLZONE」で知られる
オランダのゲーム会社
ゲリラゲームズが開発し、
ソニーが2017年に発売した
オープンワールド型のアクションRPG。
その卓越した映像表現と
斬新な世界設定が話題を呼んで
新規IPとしては異例の大ヒットとなり、
現在では世界で760万本という
PS4全体でも歴代3位の
売り上げを記録しています。
斬新で興味の尽きないストーリーテリング
私が本作について
最も強い魅力を感じたのは、
その斬新な世界設定と
奥深く壮大な
ストーリー内容です。
人類の文明が崩壊し
古代の大自然が蘇った未来の地球で
見上げるほど巨大な機械生命体を
様々な手法を凝らしてハントする…。
そんな話を聞かされれば、
これはもう心踊らない
わけがありません。
そして、その設定に負けない
巧みなストーリーテリングもまた
大いに賞賛に値するところでしょう。
本作のストーリーの肝は
1000年前に起きた人類の滅亡の原因と
主人公アーロイの出自に
隠されたある秘密の二つ。
そして、この二つの謎が
ストーリーを進めることで
次第に明かされる構成になっており、
プレイ時は話の続きが気になって
ついつい遊びすぎてしまうことも
しばしばでした。
また、ストーリーの要所要所では
心動かされるハイクオリティなムービーや、
強力な巨大ボスとの対決が用意されており、
プレイヤーが途中で
だれてしまわないような配慮がなされている点も
非常に好印象でした。
「狩る」体験を重視した戦闘システム
本作では、敵の機械生命体の
攻撃力や機動力が非常に高く、
基本的に正面から挑んでは
勝てないような
バランス調整がなされています。
(レベル差などあれば別ですが)
そのためプレイの際には
待ち伏せや不意打ち、
ヒットアンドアウェイなどといった
戦略を立てて挑むことが重要となります。
敵の配置や数はどれくらいか?
属性はどれが有効か?
姿を隠せる茂みはどれくあるか?
罠をどこに張るか?などなど、
場面場面で最も有効な戦術を
考える楽しさがあるのです。
武器にも、近距離向きの槍と
遠距離向きの弓をはじめとして、
爆弾を打ち出すスリング、
ワイヤーロープの罠を張るキャスター、
散弾銃のようにボルトを撃ち出す
ラトラーなどバリエーションがあり
戦闘がワンパターンに
なりづらいのも嬉しいところ。
こと戦闘の面白さに関しては、
後述するブラッドボーンや
DMCと同等かそれ以上に
遊びがいのある作品でした。
美麗極まるグラフィック
PS4のソフトは、基本的に
グラフィックが綺麗なものばかりですが、
それでも本作のグラの美しさは
頭一つ抜け出ています。
これには、あの小島秀夫氏も採用した
ゲリラゲームズ独自のゲームエンジン
DECIMAエンジンの存在があります。
刻一刻と変化する天候の制御や、
数km先もクリアに描く描画力、
機械生命体を破壊した時の
リアルな損壊表現などは
このDECIMAエンジンによって
実現されているのです。
また、ゲーム内には
妙に気合の入ったフォトモードもあり、
美麗なグラフィックを生かした
迫力ある写真撮影を楽しむことが
可能だったりもします。
【総評】PS4のアクションゲームで迷ったらまずはこれ!
見所がわかりやすく、
シンプルにすごさが伝わってくるので、
洋ゲー入門やPS4の最初の一本としても
ぜひオススメしたいこの作品。
ゲリラゲームズのDECIMAエンジン、SIEローカライズインタビュー - Horizon Zero Dawn(ホライゾンゼロドーン) 攻略
アクションゲーム好きはもちろん、
製作陣が上記インタビューで
影響を受けたと語っている
モンハンが好きな方にもおすすめです。
▲ こちらの記事もいかがですか?
WATCH DOGS2
UBIソフトが贈る痛快ハッカーアクション
「レインボーシックスシージ」
「ファークライ」などで知られる
UBIソフトのハッカーアクションゲーム。
タイトルから分かるように
前作「WATCH DOGS」の続編ですが、
前作を未プレイでも
問題なく遊べるようになっています。
前作の不評部分を大幅改善
前作WATCH DOGSは
初週400万本を売り上げる
大ヒットを記録したものの、
移動の不便さやストーリーの暗さ、
そして同じ作業の繰り返しに
なりがちなゲーム性から、
その評価は大きく賛否の
分かれるものでした。
そのためか続編である本作では、
・明るく開放的なストーリー
・改善された快適なカーアクション
・プレイスタイルのバリエーション増加
といった、多くの
前作を踏まえた改善が見られます。
特に、前作で登場した
ハッカー集団デッドセックを中心に据えた
ストーリーは、復讐をテーマにしていた
前作とはまるで正反対の明るさです。
ノリのいい登場人物が次々登場し、
海外ドラマ「シリッコンバレー」よろしく
ギーク的なジョークが飛び交う様子は、
プレイしていて非常にテンションの上がるものでした。
前作の良かった部分はしっかり継承
このように、前作の
不評部分を徹底的に
改善してきた本作ですが、
それでいて前作の好評だった部分は
しっかりと継承、進化させてきています。
まず、最大の売りである
ハッカーアクションについては
スキルの割り振りによって
攻撃重視・遠隔操作型・ステルスなど
様々なプレイスタイルを
使い分けることができるようになっていて、
より遊びの幅が広がっています。
特に、ラジコンやドローンを使った
遠隔操作は前作になかった要素であり、
前作でメインとなっていた
ステルスゲーが苦手な人にとっては
かなり有難いシステムとなっています。
また、本作売りである
シームレスなオンラインプレイも見逃せません。
本作のオンライン要素には
協力と対戦の二種類が存在。
対戦要素には、前作にもあった
かくれんぼ形式のハッキング侵入と
賞金首として追われる一人のプレイヤーを
他の複数のプレイヤーが追跡する
バウンティハンターが用意されており、
一方協力要素としては、
特定のミッションを他のプレイヤーと
共にプレイする
「オンラインオペレーション」が実装されています。
これらのオンラインプレイは、
通常のプレイとシームレス(切れ目なし)
に開始され、プレイの際に
ストレスを感じないよう配慮されています。
(もちろん、オンライン要素をオフにして
ソロプレイに集中することも可能)
そして、前作で評価の高かった
リアルなシカゴの街の作り込みは、
今作の舞台となった
サンフランシスコの街においても
しっかりと発揮されています。
アルカトラズ刑務所や
ゴールデンブリッジなど
誰もが知る名所がバッチリ再現され、
街中で見かけることのできるグラフィティや
ストリートパフォーマーの姿には、
かつてヒッピームーブメントの
発祥地にもなった
サンフランシスコの自由な気風が
よくよくにじみ出ています。
ファミ通.com『ウォッチドッグス2』特設サイト“インサイド ウォッチドッグス2” ♯1 - YouTube
ゲームを通じて、
まるで観光に来たような気分を楽しめるのも
ウォッチドックスの大きな魅力の一つですね。
【総評】休日にのびのび楽しみたいオープンワールドゲー
前作で植え付けられたマイナスイメージや
グラセフVなどの競合の存在によって
売り上げ大幅ダウンという憂き目にあった
WATCH DOGS2。
ですが、ゲーム内容自体は
本当によくできているので、
オープンワールドゲー好き、
ハッカー好きの方はぜひ
一度手に取ってみてください。
WITCHER3
▲ 当ブログによる詳細レビュー
全世界で大ヒットした、剣と魔法のオープンワールドRPG
まるで冒険小説。個性的なキャラクターと壮大な世界観にハマる
他のゲームにはない
本作最大の魅力といえば、それはやはり
ポーランドの小説作品「魔法剣士ゲラルト」を
ベースにした、奥深いストーリー性でしょう。
プレイヤーは優れた剣技と
魔力を持つウィッチャーのゲラルトを操作し、
少女シリを救うために
帝国ニルフガード、大都市ノヴィグラド、
島国スケリッジなど、どこまでも広がる
中世風の世界を旅します。
そして、その独自の世界観を
PS4でも高水準のグラフィックで描いており、
ゲームへの没入感という点では
個人的に1、2を争う完成度だと感じました。
超王道のオープンワールドRPG
本作はレベル制と
オープンワールド制を採用しています。
各種クエストをクリアすることで
レベルが上がり、それに応じて
装備できる武器の種類も増えます。
また、レベルアップ時や
各地に点在する力の場を
訪れた時に得られる
アビリティポイントを割り振って
各種スキルを解放する
スキル制も実装されています。
スキルを上げることで
呪文を強化したり、
プレイヤーの能力を
高めることができるため、
どのスキルを上げるかは
よく考えて決定する必要があります。
200時間遊べる膨大なゲームボリューム
ウィッチャー3の
魅力について述べるなら、
その抜群のゲームボリュームについても
触れないわけにはいきません。
私がこれまでに本作をプレイした
総合計時間は200時間ほど。
これは、PS4の他の作品と比較しても
かなり多い数字です。
その理由としてはまず、
ゲーム内に用意された
クエストの豊富さがあります。
プレイヤーは街や道中で
住民や軍人、あるいは
友好的なモンスターから
クエストを受けることが可能です。
クエストの内容は
指定のモンスターを狩るものから
探偵のように犯人を探し当てるもの、
変わったところでは羊の散歩までと実に様々。
しかも、それらのほとんどに
きちんとした個別のストーリーがあり、
多くのゲームでありがちな
手抜きや使い回しが
見られないのは実に驚異的です。
そして、プレイ時間が
長くなったもう一つの要因として
グウェントの存在があります。
グウェントとは、
ウィッチャー3の世界で流行している
TCGの一種であり、プレイヤーも
ゲーム内のキャラクターと
グウェントで対戦することができます。
シンプルながら奥深いルールに
ついついハマってしまう戦略性があり、
また本物のTCGよろしく
世界を回ってレアカードを収集する
コレクション要素を備えている点も
グウェントの魅力的なところ。
私も、本編そっちのけで
グェントに興じていて、
気づいたら10時間以上遊んでいた…
なんてこともしょっちゅうでした。
そして、
それらの充実したサブ要素に加えて、
本筋であるストーリー面の
ボリュームにも抜かりはありません。
ストーリーはプレイヤーの選択次第で
主要人物の生死が決まったり、
国の運命が決定されたりと
進行が大きく変化するようになっており、
エンディングも複数種が用意されています。
中には、友情を取るか、
正義を取るかといった究極の決断もあり、
そういった選択肢に逐一悩むことも含めて
本作の醍醐味となっています。
戦闘システムはやや賛否両論
ウィッチャー3の戦闘は
主に剣と魔法、
それに弓矢や霊薬などを
組み合わせて行われます。
敵の種類によって有効な剣の種類や
魔法が異なるため、
相手に応じた戦術が求められます。
また、この作品においては、
相手の弱点を突くことと同じく
的確な回避が特に重要となります。
相手の攻撃をかわし、
華麗に反撃を叩き込む。
あるいは、一時的に能力を強化する
オイルや霊薬を使い
より強い相手を打ち負かす。
ウィッチャーの戦闘にはこうした
プレイヤー自身の成長が実感できる
高いゲーム性が内在しているのです。
ただ、本作のメインウェポンは
最初から最後まで
オーソドックスな剣のみであり、
戦術にあまり幅がないので
ゲームに慣れてくる中盤以降は
次第に単調さが感じられてきます。
正直なところ
戦闘の面白さに限って言えば、
本作は後述するブラッドボーンや
デビルメイクライ、アーカムナイト
などには一歩及ばないなという印象でした。
【総評】没入感抜群!ストーリー重視派はぜひ
本作はストーリー&キャラクター、
ゲームボリュームは最高レベルで
戦闘の面白さはそれなり。
万人ウケはしないけれど、
ハマる人はとことんハマるといった作品です。
ソウルシリーズやアサシンクリード、
ゴッド・オブ・ウォーなどが
好きな方にとっては、きっとお値段以上に
価値あるプレイ経験となるでしょう。
デトロイト ビカム ヒューマン
▲ 当ブログによる詳細レビュー
ゲームの新境地を切り拓いた衝撃的な一作
『ヘビーレイン 心の軋むとき』で
コアなファンから高い評価を受けた
フランスのゲーム会社、
クアンティック・ドリームが開発した
オープンシナリオ・アドベンチャーゲーム。
その最大の特徴は、
三人のアンドロイドを主役とする
ドラマティックで壮大なシナリオと
プレイヤーの選択が
ストーリー展開に影響を与える
独自の分岐システムにあります。
宥和か叛逆か?あなたの選択が3人と世界の運命を決める
本作をプレイしてまず驚かされるのが、
そのリアルで美麗なグラフィックです。
これはPS4全体の水準として見ても
高レベルであり、特に屋外の光の表現などは
芸術的と言っても良い美しさです。
ですが、そのシナリオは
グラフィックのように
美しいばかりではありません。
本作の舞台となっている
2038年のデトロイトは、
アンドロイドによって職を奪われた
人々による抗議デモや犯罪が多発し、
それ以外の人々も、まだ
アンドロイドと人間の境界を
測りかねている非常に不安定な世界です。
プレイヤーはそこで、家事手伝いの
女性型アンドロイド、カーラと
老画家の世話をする男性型アンドロイド
マーカス、そして新たに投入された
捜査官型アンドロイドのコナーの
3人を操作し、それぞれの物語を進めていきます。
プレイ中に迫られる選択の中には、
「犯人を殺さず逮捕することを優先するか、
人質の確保を優先するか」といったものや、
「子供を守るために盗みを働くか、
働かないか」といったもの、
あるいは「アンドロイドの
自由のために人類と戦うか、
あくまで人類とアンドロイドの
平和的な和解を目指すか」といった
非常に重く、悩ましい決断も多く含まれます
そして本作は、プレイヤーが
どのような決断をしてもそれを尊重し、
自然にストーリーが繋がるように
構成されているのです。
それはまるで、自分でシナリオを変えられる
映画を見ているかのようであり、
プレイヤーはゲームを始めて間もないうちに、
作中の登場位人物に
深く感情移入している自分に気付くのです。
分岐のやり直しもできるけど…?
本作は、スキルやレベルを
上げて攻略するゲームではなく、
巧みなストーリーを通じて
プレイヤーに深い没入感と問題提起を
提供するタイプの作品です。
よって、本作をこれからプレイする方には
攻略サイトなどの前情報は一切なしで、
かつ、なるべく分岐をやり直さずに
プレイすることをおすすめします。
私も最初のプレイは
一切分岐のやり直しをせず、
エンディングまで進めました。
プレイ中は、自分の決断で
キャラクターが窮地に追い込まれたり、
登場人物が死ぬような場面も多々あり、
そんな時は選択をやり直したい誘惑に
何度もかられました。
ですがその度にグッとこらえて
たとえ望まない結果でも
受け入れて先に進むことで
キャラクターとの一体感が高まり、
そうしてこそ本作を
100%楽しむことができるのです 。
【総評】心震えるという表現がピッタリ。没入感あるゲームをお求めの方に
DETROITは、作り手側の
「これを伝えたい」という
思いが非常に明確な作品です。
本作には派手なアクションも、
レベルアップの楽しさも、
戦略を立ててボスを
攻略するような喜びもありません。
ですが、もしあなたが
ゲームに映画と同じか
それ以上の感動を求めるなら、
この作品はきっと一生心に残る
一本となるでしょう
アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝
人気ADVシリーズ"アンチャーテッド"堂々の完結!
累計出荷数2100万本を突破した
PS4屈指の人気アドベンチャーシリーズ
「アンチャーテッド」の
最新作にして完結作。
開発は「クラッシュ・バンディクー」や
「The Last of Us」などを手がけた
ノーティードッグです。
まるでハリウッド映画。エンターテイメントの王道を行くADVゲーム
私がアンチャーテッドを初めてプレイしたのは
2009年にPS3で発売された
『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』であり、
それ以来本作の大ファンでした。
アンチャーテッドシリーズの魅力は、
なんといってもそのハリウッド映画顔負けの
ド派手なアクションとストーリーにあります。
主人公のトレジャーハンターネイトが、
アメリカやヨーロッパ、南米など
各地を飛び回り、お宝探しの
冒険を繰り広げる姿は、かの
インディー・ジョーンズを彷彿とさせます。
しかもそうした
エンターテイメント性を押し出しながら、
ゲームとしても期待以上に
面白いのだから言うことありません。
各ステージの難易度、操作性、
プレイヤーの工夫が活きるギミックの数々など、
どうすればプレイヤーに楽しんでもらえるかを
きっちり追求しているからこそ、
このシリーズはこれまで
高い支持を得続けることができたのです。
安心感と同時に、確かな進化も感じた
PS4初のアンチャとなった本作は、
前述したシリーズの伝統を守りつつ、
時代に沿った進化もしっかり
遂げていたように思います。
まず、グラフィックの美しさは
さすがPS4クオリティといったところ。
最初の川の描写の時点に感動し、
中盤では海藻やサンゴ、小魚の群れる
海中のリアルな描写に驚かされました。
また、毛穴や血管まで
再現したというキャラクターの
ヴィジュアルや表情も素晴らしく、
物語への没入感をさらに高めています。
それもこれも、内製の
ゲームエンジンを導入するなど
技術面で妥協することのなかった
ノーティードッグの努力の賜物でしょう。
一方でゲーム性については
これまでのアンチャらしさを維持しつつ、
演出の強化や細かい調整で
プレイヤーを楽しませようという
方向性が感じられました。
一つのステージに
複数の攻略ルートを設けて
プレイヤーに選ぶ楽しみを与えたり、
ダイビングやジープでの移動を
取り入れてみたり…。
コンボやスキルといった
複雑なゲーム性こそないものの、
だからこそ誰でも安心して楽しめる
安定した良作アクションに
仕上がっていると思います。
弱点はマンネリ感と周回性の低さか
このようにアンチャーテッドは
どんな世代の方にもオススメできる
本当に良いゲームなのですが、
それでも欠点がないわけではありません。
それは、本作があくまで
ストーリーありきのゲームであることです。
他のゲームと比較して、
サブ要素やキャラ育成といった
やり込み要素に乏しく、
一度クリアしたらそれきりという
シリーズの悪い伝統も
そのまま引き継いでしまっています。
また、ゲーム内に
崖登り(クライムアクション)
をする場面がかなり多く、
これもまた周回の
モチベーションを削いでしまっています。
また、本来であれば
クリア後のお楽しみであった
オンライン対戦が速攻で
過疎ってしまったのも痛いところ。
これから本作を買う方は、
ソロプレイ限定と
割り切っておいた方が良いでしょう。
【総評】。
本作は、シリーズの伝統の上に立つ
安定した面白さのある作品であり、
今回消化したラインナップの中では、
もっともゲーマ以外の人にも
おすすめできる内容となっています。
最後はちょっと欠点を
並べてしまいましたが、
総合的に見れば間違いなく
購入する価値のあるゲームです
ちなみに本作は
名作ゲームを格安で再販する
PlayStation Hitsにも選ばれており、
今なら2000円ちょいで遊ぶことが可能です。
blood borne
ソウルシリーズの外伝的作品
ソウルシリーズを手がけた
SCEジャパンスタジオとフロムソフトウェアが
2015年に発売した新規IP。
ソウルシリーズ伝統の
辛口な難易度とダークソウルとは
また一味違った独自の世界観が
コアなゲーマーの支持を集め、
200万本を超える
スマッシュヒットを記録しました。
死にまくるのに止められない。圧倒的難易度と絶妙なゲームバランス
blood borneの最大の特徴は、
ソウルシリーズの流れを汲む圧倒的難易度と
本作独自のシンプルながら中毒性の高い
戦闘システムにあります。
特にその難易度は
今回ご紹介するゲームの中でも
確実に頭一つずば抜けており、
それなりのゲーム経験を積んできた私ですら
開始直後にプレイを投げ出しそうになったほどでした。
しかし、そこを乗り越えた先に
初めて見える悦びがあるのです。
まず、一見理不尽に見える相手や状況でも
立ち回りの工夫や弱点を見つけることで
必ず切り抜けられる調整がなされています。
そして、 幾度ものリトライを経て、
震える手でコントローラーを握りしめつつ
絶望的な強さを持つ巨大ボスを倒した時の
感動と興奮は、まさに本作でしか
味わえないものなのです。
ゴシックホラー×コズミックホラー
bloodborneを支えるもう一つの魅力が
その血生臭く、ダークな世界観です。
舞台となるヤーナムの街は
19世紀のヴィクトリア朝イギリスを
モチーフにした雰囲気のある造りであり、
そこには獣の病に侵された
異形の住民たちが闊歩しています。
そんないつどこから敵が
襲ってくるかわからないフィールドを
歩くのは恐ろしく、また先述したように
油断すると一瞬で死ぬ高難度もあって
プレイには常に強い緊張感が伴います。
また、敵の外見も
恐怖を煽るようなおぞましいものばかりで、
前半ではゾンビのような獣化者が、
後半ではクトゥルフ神話に出てくるような
異形の怪物たちが狩人たちの行く手を阻みます。
その恐怖感は例えるなら
お化け屋敷の探索に近いものがあり、
少なくとも本作をプレイしている間は
退屈と無縁でいられること間違いなしです。
ビルド、結晶石、キャラビルドなどやり込み要素も豊富
キャラの育成や武器の強化に加えて
本作最大のやり込み要素と言えるのが
聖杯の儀式を行うことで
挑戦できるようになる
聖杯ダンジョンです。
その難易度は深度によって表され、
最高難易度の深度5に
難易度を底上げする追加儀法も含めると、
その難易度は廃人でなければ
手も足も出ないほど高くなります。
ですが、聖杯ダンジョンでしか入手できない
特殊な武器や結晶石が数多くあり、
発売から3年が経過した現在も日々
果てしない聖杯ダンジョンに
潜り続けています。
【総評】個人的ハマり度No1作品。続編を熱望してます!
とにかく戦闘が楽しく、
ついつい時間を忘れて遊んでしまう
このブラッドボーン。
ソウルシリーズのファンの方はもちろん、
バイオハザードのようなホラー系が好きな方や、
クトゥルフ神話に興味がある方にもおすすめです。
今ならPlayStation Hitsで
2000円ほどの廉価版も出てますよ。
(※DLC(2,000円)を収録した完全版、The Old Hunters Editionもありますが、
基本的にはこのPlayStation Hits版を購入して、
後からDLCをダウンロードした方が多少お得になります)
バットマン アーカム・ナイト
伝説が壮絶に終わる。アーカムシリーズの集大成
バットマン愛を感じさせる
徹底したヴィジュアルの作り込みと、
アクションゲームファンを唸らせる
爽快なアクションで人気となった
アーカムシリーズの最新作。
そして同時に
シリーズ完結作でもある本作は、
映画「ダークナイト」でも登場した
バットモービルに焦点が当てられ、
前作以上にド派手な戦闘が
楽しめるようになっています。
バットマンになりきって闘える!
私は前作のアーカムシティを
以前にクリアしていますが、
本作はこれまでにシリーズが
積み重ねてきた経験と伝統を
受け継ぎつつも、それを
さらに一段階進化させてきた
という印象があります。
まず、シリーズを通して
大きな売りとなっている
スタイリッシュで爽快な
バトルアクションについて。
アーカムシリーズの戦闘は、
複数のアクションを組み合わせた
コンボ攻撃をうまく決めることが重要です。
コンボをうまく繋げるには、
敵の種類や行動に常に気を配りつつ、
タイミングよくボタンを押して
攻撃を繰り出さなければなりません。
これが慣れるまではなかなか
難しいのですが、その分
うまくコンボが決まって
大量の敵を一気に殲滅した時の
爽快さと達成感は格別なものがあります。
また、コンボや謎解きに使える
ガジェットの種類も非常に豊富。
おなじみのバットラングや
バットクローはもちろん、
かつて映画でシュワちゃんが演じていた
Mrフリーズのフリーズブラスト
なんかも使えたりして、
ますます自分がバットマンに
なりきった気分が高まるのです。
ストーリーも肉厚。伝説の最後を見届けよ
そしてなにより、
シリーズ最終章を飾る
重厚なストーリーも見逃せません。
前作ラストの展開から、
ジョーカーを殺害したと
世間から誤解を受けたバットマン。
そんなバットマンの弱みに付け込んで、
映画、バットマンビギンズにも登場した、
幻覚ガスを使うヴィランのスケアクロウが
ゴッサムの支配に乗り出します。
さらにそこへ、
執拗にバットマンの命を狙う
正体不明の強敵アーカムナイトや、
キャットウーマン、ロビン、
ポイズン・アイビー、ペニーワースなど
様々なキャラクターも絡んできて、
本作のストーリーは
まさに最終章にふさわしい
大変賑やかな内容となっているのです。
また、ストーリー途中から
バットマンだけでなく
キャットウーマンや元初代ロビンの
ナイトウイングもプレイアブルで操作可能。
どちらもバットマンとはまた
一味違った操作感を持っており、
遊びごたえのあるキャラクターに仕上がっています。
遊びきれないほど充実したサイドミッション
本作のプレイバリューの底上げに
大きく貢献しているのが
シリーズではおなじみの
充実したサブミッションの数々です。
その内容は、
ゴッサムシティを駆け回って
リドラー、ポイズンアイビー、
ラーズ・アズ・グールなどのヴィランの
個別シナリオを進めるものや、
危機に陥った消防士たちを救うもの、
そして箱庭マップ内で
指定された条件をクリアする
チャレンジなどがあります。
なかでもチャレンジは、
時間制限や敵の配置が
シビアなものも多く、
ゲーム内で可能なアクションを
最大限駆使することが求められるため、
非常にやりごたえがあります。
加えてチャレンジ終了時には
世界中のプレイヤーと
自分のスコアの比較もできるので、
負けず嫌いな方は余計にハマるでしょう(笑)
肝心のバットモービルが不評!?
本作の目玉とも言える
バットモービルですが、
レビューサイトをのぞいてみると
「バットモービルの操作が難しくてストレス」
「バットモービルの使用をごり押ししすぎ」
という意見も少なくありませんでした。
確かにバットモービルは
ゲーム内で移動時、謎解き、ボス戦など
様々な場面で利用が必須となっいるため、
これの操作に苦手感があると
本作のプレイはかなり厳しいものになります。
私自身はカーアクションが
嫌いではないので、モービルの操作にも
特に苦手意識などは感じませんでしたが、
(むしろ憧れのバットモービルを
操作できて楽しかった思いが強い)
前作アーカムシティのように
純粋に格闘戦を楽しみたいという方にとっては
多少引っかかる部分かもしれませんね。
【総評】バットマンファンもアクションゲームファンも納得の完成度
この作品は、PS3時代から
長く続いてきたシリーズの
完結編ということもあり、
ゲーム性の面では
非常に安定感があります。
反対に注意点としては、
・全体的に雰囲気が暗めであること
・バットモービルを操作する場面がかなり多いこと
・原作ファンでなければわからないネタがいくつかあること
でしょうか。
総じて、バットマンファンの方はもちろん、
良質なアクションゲーをお探しの方には
十分オススメできる良作だと思います。
デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション
超絶スタイリッシュアクション、再び
2008年にPS3で発売され、
世界で200万本のセールスを記録した
DMC4のPS4移植版です。
ハードがPS4になったことで
グラフィックが強化された他、
バージル、トリッシュ、レディの三人が
新たにプレイアブルに加わっています。
ゲーマーとしての腕が試される難易度
デビルメイクライシリーズは
「悪魔も泣き出す」の
キャッチコピーに違わない
非常に高い難易度を誇ることで
有名な作品です。
それは本作も例外ではなく、
従来のノーマルに相当する
難易度DEVIL HUNTERですら、
初見時はなんども
死ぬことになるでしょう。
ですが、その難易度は
ゲームをやりこむたびに
プレイヤーが自分の上達を
感じられる土台にもなっています。
ゲームに慣れ、
ブラッドソウル(ゲーム内通貨)を
消費して得られる様々なコンボ技を
使いこなせるようになってくると
一気にこのゲームは
プレイが楽しくなってくるのです。
主人公は扱いやすいネロと技巧派のダンテの二人
本作の主人公は
悪魔の右手を持つ青年ネロと
前作主人公でゲーム中盤以降から
操作可能になるダンテの二人。
ネロは悪魔の右手を利用した
簡単に出せて威力が高い投げ技と
剣と銃による近接戦を得意としており、
初心者でも比較的扱いやすいキャラ。
一方のダンテは
「3」のスタイルをベースに
戦途中にスタイルを切り替えられる
アレンジが加わっており、
極めれば強いが
慣れるまでは操作がやや難しい
という差別化がなされています。
このように全く性能が
異なる二人なので
操作していて違った面白さがあり、
またダンテを操作できるのは
旧来のシリーズファンからすると
非常に嬉しいことでもあります。
(ダンテはクセが強いので、
交代直後は結構苦労しますが…)
ファン待望の追加要素
冒頭で触れたように、
スペシャルエディション版では
過去作に登場した
バージル、トリッシュ、レディの
3人が新たにプレイアブルに追加されています。
これら3人で遊べるストーリーやステージは
基本的にネロ&ダンテのものと同じですが、
それぞれ戦術やモーションなど
しっかり作り込まれており、
単純にプレイバリューの増加に貢献しています。
特にファンから絶大な人気を誇る
バージルを4で操作できるようになったことは
非常に大きな魅力です。
そして、もうひとつ
PS3版になかった要素として、
日本語ボイスの追加があります。
これについては、外部レビューを見ると
作品の雰囲気を損なうと感じたり、
キャラに声があってないと思った
という意見も散見されますが、
字幕を追うのが億劫な人にとっては
素直にありがたい追加要素ではないでしょうか。
(ちなみに自分は英語派です…)
また、PS3版で不満の出ていた
一部ゲームバランスが改善されているのも
大いに評価したいところ。
具体的には、以前は集めづらかった
レッドオーブ、プラウドソウルの取得量が
倍増しており、より早い段階での
キャラのパワーアップが可能となっています。
また、移動の速度が上昇するスキル、
「スピード」の発生条件が緩和されており、
以前は煩わしかったマップ移動が
大幅に快適になっています。
【総評】アクション好きなら外せない一作。お得なお値段もGOOD
高難易度国産アクションゲームの雄として
長らくファンから愛されて続けてきた
デビルメイクライシリーズ。
その爽快感と絶妙な調整による
クリア時の達成感は、
全てのアクションゲームファンに
遊んで欲しいと思える
本当に素晴らしいものです。
ちなみに、1、2、3が
ワンセットになった
デビル メイ クライ
HDコレクションも
同様にPS4リマスターで発売中。
2019年発売予定の
DMC5に向けて、本作と合わせて
予習してみてはいかがでしょうか。
▲ DMC5がついに発売!当ブログでもレビューしてみました。