はじめに
ファントムブラッドからジョジョリオンまでの
ジョジョ本編はもちろんのこと、
「岸辺露伴は動かない」をはじめとする外伝作品や
ジョジョ以前の荒木飛呂彦作品まで余さず読み込んでいる私が、
「個人的に友達になりたいジョジョのキャラクター・ベスト15」
をランク付けしてみました。
それではどうぞ!
友達になりたいジョジョのキャラクターベスト15!
第十五位 岸辺露伴
十五位には第四部に登場した漫画家の岸辺露伴先生をセレクトしました。
漫画のネタ集めとして日頃から世界中を旅行している露伴先生は面白い話を沢山知っていそうですし、本物の漫画家の作業風景を一度見学してみたいと言う気持ちもあります。
また、人を本に変えてその記憶を読んだり命令を書き込むことのでできるスタンド能力「ヘブンズ・ドアー」の存在も露伴先生の魅力を考える上で見逃せないポイントでしょう。
なぜなら、第五部でイタリアを訪れていた康一が「露伴先生にイタリア語を話せるようにしてもらった」と明かしていたことから、ヘブンズドアーに「○○語が話せるようになる」と書き込んでもらうことで、何の苦労もなく外国語を習得できることが判明したからです。
さらにその会話力は現地で育ったジョルノが「ペラペラですね」と認めるほどの流暢さ。時間もお金もかけず、一瞬でネイティブ並みの語学力が手に入る。これはもう、言葉の壁で悩むあらゆる人にとって喉から手が出るような話ではないでしょうか。
ただ、それらを踏まえてなお、露伴先生の順位がこの位置に留まったのは、そのあまりに癖の強い性格にあります。
面白い漫画を描くためなら他人がどれだけ迷惑しようがお構い無し。その上合わない人間(仗助など)とは徹底的に合わないタイプなので、まず友人と認めてもらうまでが大変そうです。
また、ヘブンズ・ドアーの能力と好奇心の塊のような露伴先生の性格上、深く付き合えば知られたくない個人情報まで根こそぎ掘られるのは火を見るより明らか。よって、誰にも知られたくない秘密や後ろ暗い過去を抱えている人は、露伴先生と友達になるのは無理そうですね…
第十四位 ダニエル・J・ダービー
友達になりたいキャラという括りの都合上、ここまでは主役側のキャラが多かったですが、ここら辺であえて敵側からも人物をセレクトしてみます。
ダニエル・J・ダービー(ダービー兄)は、第三部に登場したDIOの刺客で、ギャンブルで負かした相手の魂を奪う「オシリス神」のスタンド使いです。
その能力からもわかるように、ダービー兄自身が凄腕のギャンブラーであり、作中ではポルナレフ、ジョセフ、アヴドゥル、承太郎の四人を相手に、暴力を一切使わず全滅ギリギリまで追い詰めるほどの強さを見せていました。
また、ダービー兄といえばそのギャンブラーとしての誇り高い性格も好印象です。中でも承太郎戦で放った名言「私はDIO様のために闘いに来たのではない、生まれついての『ギャンブラー』だから闘いに来たのだッ!」は道中の的とは思えない気迫を感じさせるものでした。
もしダービー兄と友達になれたら、その素晴らしいイカサマテクニックの数々をぜひ目の前で見せてもらいたいものですね。
第十三位 花京院典明
花京院は第三部に登場したスタンド使いの高校生。初登場時はDIOの刺客として学校の医務室で承太郎を襲撃し、承太郎に倒された後は肉の芽を抜かれて洗脳が解け、その後ホリィさんに一目惚れしてDIOの恐怖を克服するためにジョースター一行の旅に加わりました。
その性格は礼儀正しく仲間想いであり、さらに頭の回転も非常に早く、道中では花京院の機転で全滅の危機を免れることもたびたびでした。(デス13戦など)
しかし、私が今回花京院をランクインさせた最大の理由はそちらではなく、彼が筋金入りのゲーマーであることにあります。
第三部終盤にて、花京院はDIOの執事である凄腕ゲーマーダービー弟とのゲーム対決に挑みました。
そしてその際、「TVゲームはぼくも御多分にもれずくわしいですからね…」「それにそこにあるゲームソフトは日本の若者なら「もうあきたよ」というものばかりです」と自信たっぷりに発言。
さらにレースゲーム「F-MEGA」での対戦が開始すると、真っ暗なトンネルを体で覚えた経験のみで突破したり、わざと相手に先手を取らせてスピン攻撃での場外作戦を狙うなどのハイレベルなプレイを次々魅せ、ダービー弟を後一歩のところまで追い詰めるほどの実力を発揮していたのです(最終的には負けてしまいましたが)
思えば私は学生時代、友人たちと対戦ゲームをする際はこの二人の「きさまこのゲームやり込んでいるなッ!」「答える必要はない」のやりとりをよく真似していたものです。
そしてもし、その伝説(?)のやりとりを本人と再現できたなら…もう言うことなしでしょうね。
第十二位 東方憲助(第八部)
第八部ジョジョリオンに登場し、記憶を失った東方定助を引き取った東方家の長。年齢は59歳。100年前にSBRに出場した初代東方憲助の曾孫にあたる人物で、フルーツ専門店東方ふるうつ屋の経営者でもあります。
物語の序盤こそ「何か裏があるのでは」と思わせる描写がされていましたが、実際には根っからの善人であり、定助を引き取ったのも一族に代々受け継がれている「体が石になる病気」を治療するヒントがあるかもと考えてのこと。
性格は明るく寛大で子供達には偉ぶらず常に気さくに接し、初対面の定助にも自分から積極的に話し掛けて緊張を解こうとする姿勢を見せています。
このように憲助さんは癖の強いジョジョリオンの面々の中でも屈指の常識人であり、またバイクやカメラなど趣味も広く、ジョジョリオンの中でも特に友達になってみたいと思える人物の一人でした。
第十一位 F・F(フー・ファイターズ)
F・Fは第六部に登場したスタンド使いで、その正体はプッチ神父のホワイトスネイクによって知性を与えられた、湿地帯に住むプランクトンの集合体です。
プッチ神父の命令でDISCの番人を任されていたところを徐倫&エルメェスと遭遇し対決。激闘の末、徐倫の判断で命を救われた後はプッチ神父を裏切って徐倫のために命をかける道を選びました。
徐倫の仲間となった後は爆死した囚人「エートロ」の肉体を借りて行動し、その記憶と知性も受け継いでいます。
しかしその性格は根暗だったエートロとは正反対に好奇心旺盛で非常にアクティブなもので、物語の中でもキャッチボールや「豚の反対は何か?」といった疑問など、様々なことに強い興味を示していました。
刑務所内という殺伐とした環境を舞台とする六部において、その性格とリアクションの良さで絶妙なムードメーカーとなっていた感があり、グループに一人いればく空気を一気に明るくしてくれるタイプのキャラクターだと思います。
第十位 東方仗助
歴代ジョジョの中でも最も親しみやすい性格の持ち主が高いのがこの仗助ではないでしょうか。
ジョセフ・ジョースターの実子である仗助は父親譲りの人の良さと礼儀正しさを持ち、初対面の承太郎をして「人間ができたやつ」と言わしめたほどでした。
おまけにそのスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」の能力は触れたものの怪我や破損を一瞬で直すと言う素晴らしいもので、もし仗助と友人になったなら切り傷や骨折程度なら医者いらずになりますし、割れたコップやほつれた服を買い直す必要も無くなるでしょう。
ただ、そんな仗助にもただ一点「自慢のリーゼントヘアを貶されると相手が誰だろうと見境なくキレる」という無視し難い大きな性格上の欠点があります。
自分が髪の毛の話題に触れないように気をつけることはできても、仗助の性格を知らない第三者がうっかり髪型を貶してしまう可能性は十分に考えられます。そう考えると、作中で仗助とよくつるんでいた億泰や康一は内心ヒヤヒヤすることが多かったのではないでしょうか。
第九位 豆銑 礼(まめずく らい)
ジョジョリオンに登場した植物鑑定人の男性。東方ふるうつ店の専属果樹栽培師で、憲助がロカカカの接木を見分けられる人物として定助に紹介しました。
その性格は何かとドヤ顔をしたがったり、定助を試す為に康穂を囮にしようとするなど少々癖はありますが基本的にはいい人であり、また作中で定助たちにふるまった礼が育てたイチゴを使った絶品デザート(ロマノフ)は、礼の語る蘊蓄の巧みさもあって、読んでいていてぜひ一度味わってみたいと思わされるもの。
とにかく植物の知識については右に出るものがないと言う人なので、観葉植物育成のアドバイスなどもしてくれそうですね。
第八位 ジャン・ピエール・ポルナレフ
ポルナレフは第三部に登場したフランス人のスタンド使い。最初はDIOの刺客として登場するも、承太郎たちに洗脳を解かれてからは妹の仇を討つという目的のためにその旅に同行することになりました。
感情表現豊かで思ったことがそのまま口に出るタイプ。特にインドのトイレでカルチャーショックを体験した時や、アヴドゥルの死が演技だった事を知った時のリアクション(しかも知らなかったのは自分だけだった)などは芸人顔負けのナイスなもので、比較的真面目な人間の多いジョースター一行において、チームのムードメーカーとしてなくてはならない存在でした。
しかし、そんな明るく魅力的なポルナレフの人生はなかなかに過酷なもので、「妹がJ・ガイルに殺害される→長年剣の修行に励み敵討ちを果たすも、DIO討伐の旅で親友となった花京院、アヴドゥル、イギーと死に別れる→第五部にてディアボロに敗北し下半身付随→ブチャラティに希望を託す為ディアボロと再度対決し死亡→かと思いきや魂だけ亀のスタンドに収容されて以後そこで暮らすことに」と、かなり悲惨(?)な境遇を歩んでいます。
第五部以降の様子は不明ですが、願わくばジョルノの良き相談役として充実した余生を送っていて貰いたいものですね…。
第七位 グイード・ミスタ
グイード・ミスタは第五部黄金の風に登場したブチャラティ・チームの一員で、ギャング組織パッショーネに所属するスタンド使いです。
スタンド能力はそれぞれが自我を持つ6体の小型スタンドで構成される「セックス・ピストルズ」。彼らの専門は弾丸操作で、銃使いであるミスタにはまさにうってつけの能力となっています。
その性格は基本的に陽気でフレンドリーであり、ブチャラティ以外のメンバーで一番最初にジョルノの提案に賛成したのもこのミスタでした。
また、個人的にはクリント・イーストウッド好きというのも密かな高ポイント。(ミスタのプロフィール欄の好きな映画は「プリティウーマン」と「マディソン郡の橋」)映画談義にも花が咲きそうです。
逆にミスタのマイナスポイントを挙げるとしたら、曲がりなりにもギャングの一員であるということと、ファンの間でまことしやかに囁かれる「ワキガ」疑惑でしょうか。(ちなみにこの疑惑はチャリオッツレクイエムの能力で肉体が入れ替わったボスの娘トリッシュに「ワキガくさいわ!」と罵られた場面に端を発します。しかし発言者はこのトリッシュのみであり、さらに彼女は潔癖症の傾向があるので実際のミスタは言うほど臭くない可能性もあります。)
第六位 支倉 未起隆 / ヌ・ミキタカゾ・ンシ
支倉 未起隆(ミキタカ)は第四部に登場した自称「マゼラン星雲からやってきた宇宙人」。吉良の親父が放った弓と矢をなぜか弾き、その後草むらで気を失っていたところを仗助と億泰に発見される形で登場しました。
自分を宇宙人だと言い張る(が、確固とした祥子は出さない)数々の発言、エルフのような耳、とんでもない改造学ランと一見とっつきづらい人物のように見えますが、実際はジョジョ全体を見渡しても類を見ないほどの善人です。
本編では苦手な救急車のサイレンから自分を助けてくれた仗助のために自分から恩返しを申し出たり、鉄
塔のスタンド「スーパーフライ」を操る鋼田一豊大の戦いでは、自分が最初に鉄塔を発見したことに責任を感じ、仗助と億泰の代わりに鉄塔に残ろうとする自己犠牲の精神を発揮するなど、友人思いの面が多く見受けられました。
またミキタカにはサイコロや靴など様々なものに変身する能力があり、その能力はアイディア次第で様々に活用できる応用性の高さがあります。(ただし、自分以上のパワーがある機械への変身や人の顔真似は不可)
このように非常に友人思いで優れた能力も持つミキタカですが、ただ一点、その並外れた天然ぶりには注意が必要です。特に、何処かの誰かのように変身能力を悪用して小銭を稼ごうとする場合には…
第五位 ロバート・E・O・スピードワゴン
第一部序盤でジョナサンの行く手を阻む貧民街の親玉として登場するも、襲った側である自身の身すら気遣うジョナサンの気高い精神に触れ、それ以降はすっかりジョナサンの良き友人となったスピードワゴン。
自ら「お節介焼き」を自称するその面倒見の良さは筋金入りで、第一部では縁もゆかりもないジョナサンのためにわざわざ危険を冒してまでウィンドナイツロットに同行し、さらにジョナサンとエリナの結婚旅行の際には手下を連れて見送りに駆けつけていました。
しかも彼の「お節介焼き」ぶりはそこで途切れることがなく、第二部では年を重ね石油王として大成したスピードワゴンが今度はジョナサンの孫ジョセフのを見守り、さらにスピードワゴン死後が舞台である第三部、第四部においても、彼の設立したSPW財団がジョースター家を財政面と情報面の両面で強力にバックアップしています。
結局その縁は2011年が舞台の第六部ストーンオーシャンまで続き、最終的にプッチ神父が宇宙を一巡させてしまうまでスピードワゴンとジョースター家の友情が途切れることはありませんでした。
スピードワゴンの凄いところは、自分が金銭的に成功した後もかつて受けた恩や友情を忘れず、自分の死後もジョナサンの子孫を助ける巨大な組織をたった一人で作り上げたこと。漫画界広しと言えど、ここまで友達がいのある男もそうそういたものではないでしょうね。
第四位 トニオ・トラサルディー
第四部に登場した杜王町に店を持つイタリア人の料理人。スタンドを混ぜた料理を食べさせることで食べた人間の虫歯や腹痛といった体の不調を治すスタンド「パール・ジャム」を持つスタンド使いでもあります。
性格は礼儀正しく真面目で、何より世界中を旅して極めたというその料理の腕はあの岸辺露伴も認めるほどの一級品(『岸辺露伴は動かない 密漁海岸』より)。
その分料理に関しては厳しく、手を洗わずに厨房に入ろうものなら鬼の形相で包丁を投げつけるような極端さは玉に瑕ですが、もしトニオさんと友達になれるならそれ位の欠点など些細なものでしょうね。
第三位 ジャイロ・ツェペリ
第七部「スティール・ボール・ラン」に登場し、主人公ジョニィの相棒として過酷なレースを共に駆け抜けたジャイロ・ツェペリ。
その魅力は、常にユーモアを忘れない明るい性格と、やるときはやる男らしさにあります。
例えば作中では、ジャイロがへんてこな歌を歌って聞かせ、それをジョニィが真面目に寸評した上で「バンド組む?」と答える微笑ましいやりとりがあったり、大統領との決戦前にお互いの恥ずかしい秘密を言い合う提案をする(ちなみにジャイロの秘密はユリウス・カエサル・ツェペリという偉人そのまんまな本名)といった愉快な場面がある一方で、大統領の強力な刺客を次々に打ち倒す強さと機転を持ち、加えて無駄な争いを好まず義理友情にも厚いという、まさにジョジョきってのナイスガイなわけです。
しかしながらそれらに増してジャイロと友達になりたいと私に思わせたのが、6th STAGEのゴール直前で二人が飲んでいた、ジャイロお手製のイタリアンコーヒーです。
ジャイロの淹れるイタリアン・コーヒーは、
こんな旅において格別の楽しみだ。
コールタールみたいに真っ黒でドロドロで、
同じ量の砂糖を入れて飲む。これをダブルで飲むと、
今までの疲れが全部吹っ飛んで、
驚くほどの元気が体の芯から湧いてくる。信じられないくらいいい香りで、
さらに新しい旅に
出向いて行こうという気持ちになる。まさに大地の恵みだ。
ジョニィのこの寸評を読んだだけでもうたまりませんね。私もコーヒーは好きなので、もしジャイロと友達になれたらきっと頼み込んででも淹れ方を教えてもらうことでしょう(笑)
第二位 ジョセフ・ジョースター
第二位は第二部主人公のジョセフ・ジョースターです。
真面目で寡黙な人間の多いジョースター一族の中でも例外と呼べるほど陽気な人物であり、第二部ではスモーキーやシーザー(最初は犬猿の仲でしたが)、シュトロハイムらと友情を結び、老年になって再登場した第三部では陽気な性格はそのままにNYの不動産王となって、ジョースター一行を精神的にも金銭的にも大きく支える存在となっていました。
映画やスキューバ、旅行など趣味も幅広く、ジョースター家の中で誰か一人友人にするならジョセフを選ぶという方はきっと少なくないのではないでしょうか。
第一位 広瀬康一
私が友達になりたいジョジョのキャラは誰だろうと考えて一番最初に思い浮かんだのが、第四部に登場したスタンド使いの高校生、広瀬康一君でした。
康一君は仗助の腰くらいしかないほど身長が低く、普段は争いを嫌う温和な性格の持ち主ですが、いざ自分の家族や友人がピンチになると勇気を振り絞って立ち向かうことのできる人物でもあります。
そしてそんな康一君の活躍の中でも特に印象深いものといえば、やはり作中中盤での吉良吉影との一騎打ちの場面ではないでしょうか。
この対決で康一君は結果的に吉良に敗北こそしたものの、とどめを刺される直前に免許証から暴いた吉良の本名を告げ、「こんなちっぽけなクソガキに簡単に名前がバレてしまったんだぜ…」「なおまえは馬鹿丸出しだ!あの世でお前が来るのを楽しみに待っててやるぞ!」と啖呵を切ってそれまで勝ち誇っていた吉良の鼻をへし折って見せ、さらに康一君の奮闘は後に吉良を追い詰めるきっかけにもなりました。
また一方で康一君には「変人に好かれやすい」という不思議な特性もあり、その中にはチンピラの小林玉美、陰湿な間田敏和、美人だが思い込みの激しい山岸由花子、気難しい漫画家の岸辺露伴などかつて康一君と敵対していた人物達も多く含まれています。
中でも山岸由花子と岸辺露伴の惚れ込みようは尋常でなく、例えば由花子は初登場時から熱烈な(時には拉致監禁を行うほどの(笑))アプローチを続けて最終的に康一君の彼女となっていますし、一方の岸辺露伴は初対面ですっかりその人柄を気に入った康一君を、事あるごとに康一君を自分の取材に連れ回し、チープトリック戦で康一君が助太刀に来てくれた際など「やっぱり君は親友だった」という人付き合いの悪い露伴としては異例とも言える格別の賛辞を贈ったほどです。
ただ、このように誰からも好かれる康一君ですが決して完璧人間ということはなく、作中では玉美の子供騙しのトリックを見抜けなかったり、英語のテストで16点という億泰以下の点をとってしまったり、年輩者である承太郎の忠告を反抗心から無視してピンチを招いたりと、ちょっと抜けている面もしばしば見受けられます。
しかし一方でそうした弱さは人間味と捉えることもでき、むしろ康一君の親しみやすい魅力を後押ししているようにも思えます。(例えば承太郎やジョルノは逆に滅多にミスを犯さない完璧タイプですが、その分ちょっと近づきがたい雰囲気がありますよね)
おわりに
ジョジョの友達になりたいキャラクターベスト15、いかがでしたでしょうか。
こうした魅力的なキャラクターが次々登場する点もジョジョの素晴らしい魅力ですよね。
ついでに触れておくと、今年10月から始まるジョジョ五部のアニメも非常に楽しみです。それでは、またの機会に。