俺たちのリーダー!リゾット・ネエロの名言10選【ジョジョ五部】

リゾット・ネエロ(アニメ版)ジョジョの奇妙な冒険

暗殺チームのリーダー、リゾット・ネエロ

数えきれないほどの
魅力的なキャラクターが登場する
ジョジョの奇妙な冒険シリーズ。

その中でも私的TOP5に入るくらい
格好いいと思うキャラクターが
第五部「黄金の風」に登場した
リゾット・ネエロです。

曲者揃いの暗殺チームのリーダーという
立ち位置も格好良ければ
黒尽くめのファッションに
白眼と黒目が反転しているという
ビジュアルも不気味で格好いいし
ラスボス(ディアボロ)を
ギリギリまで追い詰めた実力も
もちろん格好いい。

しかしながら、
それらにも増して圧倒的なのが
誇り高く、ストイックで
一度狙った相手には死んでも喰らいつくという
暗殺チームのスピリットを体現したかのような
内面的な魅力です。

本日はそんな
冷たさと熱さの両面を兼ね備えた
リゾットの魅力を共有すべく、
劇中で彼が発した
10の名言をご紹介したいと思います。

リーダーシップに悩む人も、
計画を確実に達成するクレバーさが欲しい人も、
困難に立ち向かう強い覚悟が欲しい人も、
イタリアンマフィアの暗殺者になりたい人も
これを読めば
何かしらヒントを得られるはず。

それではいってみましょう。

リゾット・ネエロの名言集

オレは おまえに………… 近づかない

オレは
おまえに
…………

近づかない

JC58巻 『ぼくの名前はドッピオ その②』より。

記念すべき
作中での初セリフ。

リゾットの性格を象徴するような
極端なまでにシンプルなこのセリフは、
直後のジョジョ立ちと
暗殺チームのリーダーが
主人公チームを差し置いて
ラスボスと接触するという展開と合わせて
読者に大きなインパクトを与えました。

おまえは やはり スタンド使いだ

確かにその
『おびえ』は
演技ではないし
ウソもつけない
小心者で

ある事も
わかった
…………

だが……
そのため逆に
おまえの事がますます
興味がわいて来た
!!

おまえは やはり
スタンド使いだ

おまえも
あの音が
聞こえたな?

自転車の音
なんかではない…
今おまえは あの「音の方」
をチラリと見た。

JC58巻 『ぼくの名前はドッピオ その②』より。

僅かな違和感から
ドッピオがスタンド使いである事を
見抜いた場面でのリゾットのセリフ。

リゾットの洞察力の高さを示す名台詞ですが、
ここで「あの音」と指摘されているのは
エアロスミスのエンジン音のことなので
自転車の音というセリフには違和感があります。

これはおそらく、
「自動車の音」の誤植だったのでしょう。

すでに おまえはな………… 出来あがって いるのだからな!

「当たり」
だ…
だが

我がメタリカの
正体を知った
ところで…

もう
遅いんだぞ

すでに
おまえはな
…………

出来あがって
いるのだからな!

JC59巻 『キング・クリムゾンv.s. メタリカ その③』より。

ドッピオにメタリカが
「鉄」を操るスタンドであることを見破られた場面でのセリフ。

ここでリゾット自身が述べているように
能力がバレたところで
さほど弱みにならないところが
メタリカの恐ろしい点です。

簡単にいうと… 血がおぞましい 黄色になって死ぬ…

「鉄」とは…
ホウレン草のような
野菜やレバー肉などに
多く含まれる
栄養だが…

血液に密着している
重要な物質…

その「鉄分」が
体内から一気に
外に出ちまったら
どうなるのか?

カミソリや
針やハサミに
なってな…

簡単にいうと…
血がおぞましい
黄色になって死ぬ…

JC59巻 『キング・クリムゾンv.s. メタリカ その③』より。

メタリカの能力で体内の鉄分が急速に失われ、
激しく息切れし出したドッピオに
その理由を解説するリゾットのセリフ。

緊迫した場面でのたとえ話に
ホウレン草やレバーを持ってくるのが
実にジョジョらしいセンスですね。

死ぬ前に体は「死人」になって 死ぬ

つまりすでに
「鉄分」を大量に体内から
奪われた者は
息が荒くとも…

酸素が
まったく体内に
とり込まれて
いないのだ!!

死ぬ前に体は
「死人」になって
死ぬ

JC59巻 『キング・クリムゾンv.s. メタリカ その③』より。

先のセリフの続き。

体内にいきなり針やハサミを
出現させられるだけでも恐ろしいのに、
長期戦にも連れ込んでも強いという隙のなさは
さすが一流の暗殺者の能力といったところ。

攻撃ビジュアルの「痛そう感」も含めて
個人的には絶対に敵対したくないスタンドの筆頭ですね。

失敗は… 反省して その事を前向きに 利用しなくてはな……

さっき おまえに
右足を切断された
失敗は…

反省して
その事を前向きに
利用しなくてはな
……

JC59巻 『キング・クリムゾンv.s. メタリカ その④』より。

切断された足を囮にして
ドッピオの決死の反撃を空振らせた直後のセリフ。

失敗から学ぶ姿勢を持ち、
それを即実行できる
リゾットの人間力の高さが伺えますね。

楽しみだぞッ! おまえがこのまま死んだ後! どんな顔になって 死ぬかが楽しみだッ!

楽しみだぞッ!
おまえがこのまま死んだ後!
どんな顔になって
死ぬかが楽しみだッ!

勝った!!
頭を切り飛ばすッ!

とどめだ
くらえ
『メタリカ』ッ!

JC59巻 『キング・クリムゾンv.s. メタリカ その④』より。

あらゆる反撃の目を潰し、
勝利は目前といった場面でのリゾットのセリフ。

このまま勝っていれば
宿願だったボスの正体に辿り着けていたわけですが、
しかしジョジョの世界で
「勝ち誇る」こと以上の死亡フラグはないわけでして…

ひとり では… 死なねえっ……

はレ

なな

ひとり
では…

死なねえっ
……

JC59巻 『キング・クリムゾンv.s. メタリカ その⑤』より。

ナランチャのエアロスミスに
リゾットを探知させる策略によって
致命傷を負ったリゾットが
それでも最後の力を振り絞って
エアロスミスの制御を奪い、
ボスを道連れにしようとした場面でのセリフ。

この辺りの一連の展開は
プロシュート兄貴から受け継がれる
暗殺チームのスピリットが現れていて
何度読み返しても胸が熱くなる場面です。

ちなみに、
最初の方の「はレ」に違和感がありますが、
これは後の「ひとりで"はし"なねえ」の発言を踏まえると
レ=しの誤植である可能性が濃厚です。(見た目似てますからね)

今度は オレが… 利用する番だ

今度は
オレが…
利用する番だ

『エアロスミス』を…
くらえ……!!

JC59巻 『キング・クリムゾンv.s. メタリカ その⑤』より。

先のセリフの続きにして
作中におけるリゾット最期のセリフ。

結果的に敗北したとはいえ、
「あとちょっとでノドに食らいつけるって
「スタンド」を決して解除したりはしねえッ!」
というプロシュート兄貴のセリフを体現したその散り様は
多くのジョジョファンの心に深く刻まれました。

二年だ…

二年だ…
恐怖に首輪を付けられた
犬ころ同然となっていた俺たちが…

お前は俺たちが探し求めた以上の
何かに違いないと確信した…ッ!!

テレビアニメ ジョジョの奇妙な冒険黄金の風 27話 『キング・クリムゾンvsメタリカ』より。

原作にはないアニメオリジナルのセリフ。

暗殺というリスクの高い仕事を請け負いながらも
恐怖によって支配され、
わずかな報酬しか与えられていなかった
暗殺チームの屈辱感と反逆への希望を感じさせる良いセリフです。

五部アニメはこのほかにも
暗殺チーム関連のアニオリが
色々と追加されていたのが
往年のファンとしてはディ・モールト嬉しかったですね。

最後に

以上、リゾット・ネエロの名言集でした。

短い出番ながらも
圧倒的なキャラの濃さで
多くのファンを獲得したリゾットは
ジョジョ史に残る名キャラクターであったと
改めて思います。

また、ディアボロとの対決自体も
敵vs敵の理想的な例として
今読み返しても新鮮なのがすごいですね。

ちなみに最近発売された
オールスターバトルRでは
部下のプロシュート兄貴やギアッチョが
プレイアブル化したにも関わらず
リーダーであるリゾットは見送りという
悲しみに見舞われたりもしましたが
アーケードのラストサバイバーでは
めでたくプレイアブル化を果たしているので
リーダーのファンはそちらで満足しましょう。

それでは、またの機会に。

『ジョジョの奇妙な冒険』の関連記事

タイトルとURLをコピーしました